こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
以前にも、「早めに投資すること」について書いたことがありました。
今回はいよいよ、あの「ICL」に挑戦することになりました。
ICLとは「Implantable Collamer Lens」の略であり、「眼内コンタクトレンズ」です。
埋め込める「コラマー」のレンズ…
コラマーとは素材の名前らしいですが、専門家ではないのでよくわかりません笑。
僕は勝手に「Inside Contact Lens」だと思ってました笑。
さて今日は、
- メガネ歴 10年(小2〜高3)
- コンタクト歴 16年(高3〜34歳)
の僕が、どうしてICLの手術に踏み切ったのか。
その過程と思うことなどを交えて書いていきます。
遺伝的なド近眼野郎
先ほど書いた通り、僕は遺伝的に「ド近眼」です。
スペックは以下の通り。
- 矯正なしだと10cm離れた文字は見えない。
- メガネの度が強すぎて自分の顔の輪郭の屈折が半端ない。
- コンタクトの度数はー7.50。外すと世界最弱の生き物に。
こんなド近眼野郎は、もう医療に頼るしかなかったので、
「メガネ ▶︎ コンタクト」
と言う変化をたどったということです。
中高生時代に器械体操をやっていた僕は、メガネを外して跳馬(跳び箱)を跳ぶという、なんともスリリングなことをやってのけていました笑。
それから高校時代も「メガネ野郎」でしたが、高校3年生の時の「初恋からの失恋」を機に、
と、コンタクトの世界へ。
病院で1時間くらい粘ってコンタクトを入れるくらい、最初はコンタクトが怖かったものです笑。
ただ運動をしていたこともあってか、コンタクトの世界にとても感動したものでした。
それからは「2 weekのコンタクト」を使った大学、大学院、社会人時代。
そしていざ、世界に出ようと思った時に、
こう思ったのがきっかけでした。
コンタクトの周辺備品を持っていかなければなりませんからね。
以前から、
- コアラマットレス
- ヒゲと手足の脱毛
など人生において「必要な投資」には、ちゃんとお金をかけられるようになってきました。
僕は決断したのでした。
金額が第1のハードル
さて、
- レーシック
- ICL
といえば、言わずと知れた高額な投資ですが、
と言われそうなくらい、必要な投資でした笑。
なにせ、
- 目の衛生的にもGOOD
- 洗浄液やケースなどのモノが減る
- 朝晩のコンタクトの付け外しが不要
と、時間もモノも減らすことができるというメリットが大きいです。
そこに待ったをかけたのは、そう「金額」でした。
聞くところによれば、数十万はくだらないということ…
でも今の僕はそこに「価値」を感じましたので、ある程度の資産もありましたし、「よしいこう」と決断することができました。
結果的に、紹介の3万円の割引で「50万円」。
乱視のひどかった友人は「70万円かかった」と聞いていましたので、
と思いました笑。
いえ、決して安くはありませんけどね。
ただ、長い目で見たときに、果たしてこれが高い買い物なのか。
それは未来の僕のみぞ知ることです。
一応、第2のハードルとして「恐怖心」がありましたが、結果、日本の医療技術のレベルの高さは半端ではなく、手術は一瞬で終わりました。
受ける前は緊張しましたが、実際は20分くらいです。
「恐怖心 < 今後の生活のQOL」
というように、大切なものを獲りに行ったことで、恐怖心に打ち勝つことができました。
レーシックかICLか?
友人から聞いていた感じですと、僕は必ず「ICLのほう」だと思っていました。
と。
結果は、
とのことでした。
目はとても大切ですよね。
ということで、迷わずICLを選択しました。
実際、できるのならばレーシックのほうがいいのだと思います。
その日中に手術も受けられますし、術後もあまり面倒なことはありませんから。
ただそのあたりは、クリニックでカウンセリングをしてくれますので、個人とお医者さんの判断で決めていけばいいと思います。
術前にやること
まず最初に、レーシックやICLを受けられるかという検査があるということで、検査日の3日前からコンタクトを外さなければなりませんでした。
コンタクトに慣れきっていた僕からしますと、少しばかり苦痛な時間でした。
さて、3日後の検査では、
と思っていましたが、角膜が薄すぎてあえなく手術はキャンセルに笑。
ICLの手術日の日取りを決めることとなりました。
手術日だけ確定したら、その3日前から「1日5回、消毒用の点眼」をしなければなりません。
コンタクトの上からでもOKでしたので、これは何とかできました。
やはり目ですので、大切に準備しなければならないということですね。
当日と術後の感想
当日は緊張もしましたが、「あっという間に終わるだろう」と腹を括(くく)っていたら、予想通り大したことはありませんでした。
手術前は何度も点眼して消毒をし、最後に麻酔の点眼をして手術を受けました。
手術中はずっと眩しいライトを見ていなければならないので、かなり力が入ってしまいましたが、そこはさすがの医療技術。
ずっと消毒液やら麻酔やらを目の上からかけられつつ、なんだか目を触られている感はありましたが、片方約5〜10分の間に終わってしまいました。
と言われて立ちますと、なんと景色がクリアに見えるではありませんか。
別室で30分のクールダウンをし、そのまま帰ることに。
瞳孔を開くための点眼をしていましたので、だいぶ眩しい状態で帰ることになりましたが、夜にはすでに正常に見えていました。
術後の面倒な部分
術後当日は1時間に一度、3種類各5分おきの点眼をするため、とても大変でした。
術後はバイ菌が入りやすいからでしょう。(知らんけど)
しかしその後1週間は1日5回(3種類)の点眼でよく、だいぶ楽になりました。
また、プラスチックの保護用メガネも1週間ずっとつけなければなりません。
ただしこれに関しては、一種の「オシャレ」としても使えますので、無問題です。(え?)
さらに寝る時には、目を強くこすらないためのパッドのようなものを、テープで固定して貼らなければなりません。
術後3日間は目に水が入らないようにするため、洗顔&洗髪は禁止。
僕は顔を汗拭きシートで拭き、首から下だけを洗いました。
どうしても気になる人は、美容院などで洗ってもらってもいいそうです。
- 術後当日のみ ▶︎ 1時間ごとに点眼(3種類)
- 術後次の日 ▶︎ 術後検診。ここから点眼は1日5回
- 術後から3日間 ▶︎ 洗顔&洗髪禁止(当日含め計4日間)
- 術後当日〜1週間 ▶︎ ずっと保護用メガネの着用。寝る時はパッド
- 術後1週間 ▶︎ 術後検診。ここからお酒や軽い運動はOK。保護用メガネ不要。ここから点眼は2種類で1日4回。
- 術後1ヶ月 ▶︎ 術後検診。激しい運動や温泉&サウナもOK
ざっとこんなものでしょうか。
「目」のことですし、適当にやっていますと本当に危ないですからね。
僕も言われたことを守りながら、慎重に過ごしています。
一応、頭が痛くなったり体調がすぐれなくなったりした時用の「頓服薬」もいただけました。
術後の検診は、
- 次の日
- 1週間後
- 1ヶ月後
- 半年後
- 1年後
となっていました。
僕の場合は海外に行くため、6ヶ月後(半年後)をスキップしてくれましたが、基本はあるそうです。
世界を旅するために、必要な投資。
ここから、僕の人生が大きく変わることを願っています。
おわりに
やっと受けたICLの手術。
まだ受けたばかりですが、
と思いました。
金額も高いかも知れませんが、お医者さんが手際良く手術をしているのを見て、
と思いました。
- いつまでもEVに乗らずガソリン車に乗る
- いつまでもスマホを使わずにガラケーを使う
- いつまでも洗濯機を使わずに手で揉み洗いをする
こんな人は、探してもなかなかいません。
いずれ技術によって淘汰されていく、不便だったことの数々。
それらがダメだと言い切るつもりはありませんが、
と思う人はいるはずです。
レーシックやICLもそうなりつつあります。
ICLの手術の感想はあくまで僕個人の感想ですが、やって良かったと思ったことは間違いありませんでした。
特に僕は運動をしますしね。
この投資を、
- 高いと思うのか
- 適切な価格と思うのか
は、みなさんの判断に委(ゆだ)ねます。
「世界の旅に出ること」が良い口実になりましたが笑、余力のある人にはオススメします。
気になった人はぜひ参考にしてみてください。
さて、僕はこれから「近眼生活」とはおさらばできるのでしょうか…
乞うご期待。
それではまた!
コメント