あまり観光をしない変な人とは僕のこと【街並みや人を見る】

幸せ

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

こうして世界を回るバックパッカーとなりますと、観光地に赴くことはもちろん多くなります。

ここは見ておけ!

という場所は世界にも数多くありますが、一方で全部回っていたらキリがありません。

僕も旅を始めた当初は、

よーし!いくか!

と思っていたものですが、旅を始めてみますと、意外にもあまり観光に興味がないことがわかりました笑。

んじゃなんのための旅なの?

それがお伝えしているように「人と会う旅」なのですね。

そのことについてはたくさん記事を書いてきましたので、今日は僕が「なぜあまり観光をしないか」について書いていきます。

僕は旅をしている。僕はものを買いにきたり、観光地を訪れたりするために旅をしているわけではないのだ。旅の目的は人それぞれ。それでいいのだ。

物は買わない

インドに来て驚かれたことがありました。

いつも通り彼らのツアー(勝手に巡らされるやつ)に参加していた時、僕はいくつか店に通されたことがありました。

この大理石の置物を買いませんか?
この布は伝統的で…お母さんにでもどうですか?

いえ、彼らがやっていることは全くもって間違いではありません。

せっかくの観光客(カモ)ですからね笑。

ただ僕は、

  1. 旅人であること
  2. 何も要らないこと

という要素がありますので笑、そもそもモノを買う気がありませんでした。

説明だけ延々と受けた後、何も買わずに出てきた僕をみて、

え?!何も買わなかったの?

とドライバーに驚かれたものです笑。

特にインドでは、商人たちがとにかくお金を欲しがることもありますので、

なんとか何かを買ってもらいたい

と思っているようです。

押し売りされたのは初めての経験だったため、彼らの「?」という頭の上のクエスチョンマークに対して、僕のほうが「?」となったのでした笑。

「普通の観光客」だったら、何かしら買っていたと思います。

そこは修行僧のような僕ですから、普通の観光客とは明らかに違ったのです笑。

彼らからすれば、

な、なぜ何も買わない?どこかおかしいのか?

とでも言いたげでした笑。

そもそもミニマリストで、観光目的で来ているわけではない僕からすれば、旅の途中でモノを買うのがナンセンスなのです。(行きたくもないのに、勝手に案内されてますしね)

お金を使うほうがYouTubeの動画も映えるのでしょうけれど笑、僕は「モノを持たない主義」として日本ですらモノを買いませんでしたから、観光地でモノを買うことは「0」ですね。

彼らの驚いた顔を見て、

あぁ、ここまで感覚が違うんだな

と感じました。

でも僕は「かなり変なほう」だと思いますので、彼らの反応もわからないでもないです笑。

それでも、とにかくモノは買わない。

彼らがどんなに押してこようとも、買わないと決めているものに、勢いでお金は払わないのです。

モノを買わないのはケチだからではない。主義として買わないだけなのだ。

何を楽しむのか

いろんな場所のホステルを見ていますと、そこに長く滞在している人たちがゆったりと生活していることに気づかされました。

僕の旅はジェットコースターのようでもあり、いろんなところを巡ってはすぐに次の場所へと移動してしまいます。

それの何が楽しいの?

と言われることもありますが、僕の場合は名所に行くだけ行って、少し見たら他のところに行くことが多いです笑。

この目で見れれば十分

そう思っているからでしょうかね。

僕の旅の当初の目的は「世界を見て回ること」でしたが、今はいろんな人と出会いながら進んでいくことになりつつもあります。

オーストラリアでは少し長くいたりと、ちょっとした柔軟性も持たせていましたが、やはり「次に!次に!」と思っているのは変わりません笑。

観光を楽しむこともしてないわけではありません。

せっかくだから

と名所にも行きますし、「死ぬまでに見ておきたいもの」にはお金を払うようにしています。

でもそれが実は、「第一の目的」ではなかったりもします。

ただただ流れる水のように、ふらーっといろんなところに行ってみたい

そんな気持ちなのかもしれませんね。

だからこそ日本でも、サウナや美術館、滝や絶景などを求めて歩き回っていました。

とにかく、この目に焼き付けたい景色がたくさんあるだけなのです。

たぶん僕は、こうして海外に身を置いている「being(=ある/いるという状態)」の部分に感動しているのです。

もちろん、時に「お金を支払うこと」も大切なことです。

美味しいものや、良いサービスもありましたしね。

ただやはり、周遊していることそれ自体に一番幸せを感じているのだと気づきました。

その中で絶景を見たり街を見たり、時に何かにお金を払ったり。

それぞれが思うように旅をしていけばいいのだと、そう思いましたね。

旅に何を求めるかは人それぞれだ。海外を放浪しているだけでも、僕は満足している。

観光と旅は紙一重

日本でいろんなところを飛び回っていた時も、「観光目的」はあまりなかったような気がします。

もちろん、「見たい景色」を見には行っていました。

ただ、だからと言って「旅だったのか?」と言われれば、そうでもありませんでした。

この線引きはとても難しく、今僕がしている「旅」に関しましても、「観光の要素」が入っているために、「旅行とも言える」と言われればそれまでです。

無理に線引きをする必要はありませんが、

  • 買い物をしたり
  • 名所を回りまくったり

していないので笑、僕は旅なんじゃないかなと勝手に思っています。

特に僕自身が、旅行や観光目的で各地を訪れているわけではなく、

  • 現地での生活
  • 各地の名所巡り
  • そして「人と会う」

これらをバランスよく保っているので、一層「旅」として捉えているのかもしれません。

現地の人(特にインド人笑)からすれば、

一体何をしにきているのだろう?旅行中じゃないのか?

と思うかもしれませんが、人の幸せにも多様性はあるものです。

都心には行きますが、決して「モノを買う」と言った買い物はしないですし、必需品のみです。

都心から田舎までいろんなところを巡ることが、僕にとっての目的であり「したいこと」だからです。

いろんな景色や人を見ては比較し、

こんな都市もあったな
こんな世界もあるのか…

と思うことで、モノや観光を超えた経験を得ることができています。

お店からすればそんな「観光客」は要らないのかもしれません。

でも本当に「モノ」を求めている人なら、どうせまたすぐに短期の旅行でやってきます。

「現地の購買欲を煽るような場所にいるから、モノを買う」

そのようでは、僕の旅はダメになってしまいますからね。

  • 押し売りをされても
  • 何も買わなくて店員が残念がっても

僕は一切モノを買いませんでした。

僕は「そういう人間である」というだけのこと。

海外の空気を感じ、人と接していればそれで良い

たまに観光でもしながら、次へ次へと動き回ることで世界を放浪・周遊していくことが、僕にとっての幸せなのです。

モノを買うことが悪なのではありません。

ただただ自分の生き方にウソをつかずにいること。

これが大切なのですね。

旅にも様々な目的がある。その目的に沿って自分らしく各地を回ればそれでいい。下手に人に流されずに、自分の軸を持って旅を続けよう。

おわりに

観光しているわけではないと言えばウソにもなりますが、僕は街にステイして「ちょちょいと巡る」のが好きです笑。

人と交流もできますし、見たことのない景色も見られます。

そんな繰り返しを、日本でもしていました。

たまの休みに遠出して、また帰って仕事をする。

今は「たまの休み」として1年くらい休むつもりでいますが笑、それでも「幸せ」や「経験」を大切にしながら、僕は歩を進めていこうと思っています。

それではまた!

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