誰にでも受け取る時期はある【自己実現も立派なGIVE】

雑談

こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki

以前から、GIVEについての記事はたくさん書いてきました。

それほど自分の中では「革命的な考え方」であり、そのおかげで人生が豊かになったと言っても過言ではありません。

この書籍「GIVE&TAKE」も参考にしましたが、さらに「心が豊かな人たち」の本を読むことで、与えることがいかに大切かを知りました。

しかし今日は、それとは全く逆の方向性で書いていきます。

  1. 時には受け取ることも必要
  2. そのあとにどう行動すべきか

これらについて書いていきます。

人間、必ず一方的に受け取る時期がある。その後どう動けるかで、受け取ったものがどれだけ意味を持つかが変わってくる。

結論:誰にでも受け取る時期は必ずある

人間誰しも、生まれてきてからは「誰かの支え」によって生きていることに気づかされます。

生まれたてはもちろんのこと、幼少期の頃は「親におんぶにだっこ」とは文字通りでして、1人ではなにもできませんでした。

だからと言って、今も誰かに何かを与えられているだろうか?

と考えてみますと、正直なところもらうことのほうが多いのが現状です涙。

自分には与えられるものはないのか?

と、必死に探すのですが、努力及ばず…

あまりにもGIVEにフォーカスすることによって、自己嫌悪に陥ってしまった時期もありました。

しかし、日々自分が受け取っていることを自覚し、そこに感謝することができるようになってからというもの、次第にもらうことへの意識が変わってきました。

受け取ることを当たり前とは思ってはいけない。でもどこかで必ず、受け取る「時期」はあるんだ

この感覚は、僕に取ってとても大切な感覚でした。

受け取ることはあってもいい。でも当たり前ではない

そう思えてから、もらうことに対する考え方も変わってきたのでした。

もらうことをイヤがったり、後ろめたく思う必要はない。もらったら感謝すること。それを忘れないことだ。

もらったら感謝して、またあげればいい。

もらうことに慣れていた自分にとって、与えることはとてもしんどいものでした。

  • やってもらって当たり前
  • 自分のためになればよし

このように生きてきた自分にとっては、与えることがあまりにも「新鮮」過ぎて、なかなか与えることができませんでした。

しかし「受け取ること」への意識が少しずつ変わり、GIVEすることを覚え始めますと、それがだんだんと自信になってきました。

例えば、

  • ありがとうと伝える。
  • 頼まれた書類をコピーしておく。
  • 「やっておきますよ」と自習の監督に行く。

本当に些細なことから始めてみました。

どの行動においても「受け取ることが先」とは言いませんが、やはり誰かのための「感謝」が起点となっています。

いつもお世話になっていますから

このような言葉が出てきたことで、GIVEすることができるようになったのです。

名著「夢をかなえるゾウ」でも、「渇いている人ほど感謝で満たしなさい」というセリフが出て来るシーンがあります。

何も与えられるものなんてないんだ…

と自己嫌悪に陥ってしまうのもわかりますが、一方でそのように不貞腐れることは簡単なことです。

むしろ素直に、そして純粋に、「ありがとう」と言えるかどうか。

これが「豊かな精神を育めるかどうか」を左右します。

人間というのは面白いもので、与えられると返したくなるという「返報性の原理」が働きます。

TAKERは、

やったー!またちょうだいね!

と、いつまでも感謝をせず(表面上は感謝している)、またエサがもらえることを常に待っています。

それでは渇いたままで、豊かになれません。

僕は運良く良い方向に転ぶことができたので、

何かの形で返したい

と思うことができました。

そう思い始めてから少しずつ、

  • 家族に
  • 同僚に
  • 友人たちに

と、様々な場面で「ちょっとした感謝の気持ち」をGIVEするようになりました。

乱暴に聞こえてしまいますが、「形はなんでもいい」のです。

  • 会う時間を作る。
  • 一緒にご飯を食べに行く。
  • 面倒くさいことを買って出る。

些細なことでも、それらは十分なGIVEです。

何もできない時もあります。

そんな時は、心からの「ありがとう」という言葉だけでも良いでしょう。

もらったら、また次に渡せばいい。

そう考えておけば、もらうことに対してイヤな気持ちもなくなりますし、

よし、また次の人に繋げちゃおう!

と、積極的なGIVEに変えることができますよね。

もらったら、また次に渡せばいい。もらうばかりでも、あげるばかりでもダメだ。うまく循環させて、社会を回していこう。

もらったものを、自己投資へと変える。

僕にも、

  • もらうこと
  • あげること

に疲れてしまった時がありました。

いつまでも続くループのようで、確かに幸せにはなれますが、たまに「どうしよう」と悩む時もありました。

そんな時は、「もらったエネルギー」を自分のパワーへと変換してみてください。

僕は、運動や資格試験のパワーに変えてみました笑。

いわゆる「自己投資/自己実現」の類(たぐい)ですね。

そしてそれを、しっかりと「発信」するようになりました。

みんなのおかげで、ここまでくることができた

僕はこの発信について、以前は自慢という捉え方をしていました。

しかし、それは違います。

周りの人の応援やGIVEのおかげで、今の自分がいるのだ

ということを伝えているだけだからです。

  • 「これだけ自分は変われたのだ」
  • 「自分はここまで成長できたのだ」

そうやって、感謝の気持ちを込めて発信すること

意味のある発信をし続けていれば、必ず周りの人も応援のメッセージをくれます。(「価値」のある発信でなくてよい)

もらったエネルギーを、自分を伸ばすための力として使うことも、1つの感謝の形です。

そうして培った自分の「成長(成功)体験」が、長い目で見て未来の誰かのための投資となるはずですからね。

それも立派な「ありがとう」になるのではないかと思っています。

感謝とは「与え返すこと」なのだと意識しがちだ。しかし自分が成長することもまた、1つの立派な感謝の形なのだ。

おわりに

散々、

与えることが大事

と言ってきましたが、その裏には確かな「受け取っていることへの意識」があるということを忘れてはいけません。

「受け取ってばかりだ…」と嘆いている人は、それだけ他の人より一歩も二歩も、人生が豊かな方向へと向かっていると思います。

ただ、嘆くばかりではせっかくの「もらったもの」が意味を成しません。

それなら、

  • またその人に
  • あるいは他の人に
  • それか自分自身のために

使って活かしていくことのほうが、より有意義です。

TAKEすることは決して悪いことではありません。

ほんの少しずつで構いませんので、受け取ったものを様々な形で、ポジティブなエネルギーへと変えていきましょう。

それではまた!

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