僕がこうして世界一周をした理由とは?【実は旅することがキラい】

幸せ

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

先日、友人たちと話す機会がありました。

僕は世界一周をしたことについて「すごい!」と言われることがあります。

でも190カ国あるうちの41カ国しか回っていないのですから、実際は大したことありません。

しかも世界一周をしたのに、

実は僕は旅することがあまり好きではない

と言っているのですから、全くもって意味がわからないわけです笑。

今日は「僕が旅をした理由」について、深く掘り下げていこうと思います。

僕は旅が好きではなかった。ただただ経験をしたかっただけなのだ。

実は旅があまり好きではない

え?お前は一体何を言っているのだ?

その反応で間違っていません笑。

だって2022年には、知床とか那智の滝とか、なんなら熊本とか鹿児島まで行ってたじゃん!

それはその通りなのですが、何かこう、

  • 新しい刺激を求めて
  • リラックスするために

という目的はあまりありません。

いわゆる「旅行」みたいなものは、したくてしているのではなくて、

見たかった景色を、見に行っているだけなんだ

ということなのです。

こういうと「屁理屈だ」と言われそうなのですが、でもやはり、特別に旅や旅行が好きなわけではないということは、間違いのないことです。(伝わるかなぁ笑)

見たい景色のために、ただただそこに向かうこと。

その証拠に、

  • ホステルに泊まり
  • 外食なんてほとんどせず
  • ただただいろんな国を回った

というだけですから、

なるほど、確かにちょっと旅行とは違う気がする

とは思ってもらえるかと思います。

もちろん「ワクワク」はしていますから、刺激を求めていることも事実です。

それでも、

行ってみたい!

という思いが一番にあるだけで、そこまでの面倒さはなければないほうがいいに決まっています笑。

だからバックパックを準備する時も億劫でしたし、できればのほほんと生活していたい派です。

しかし当然のことながら、見たい景色とは「どこでもドア」で行けるものではありません。

仕方なく行ったのです笑。(おい)

  • ビーチなんて10分で飽きるし
  • ホテルでゆっくりもできなければ
  • 外食してお買い物して…なんて時間も皆無

こんな人間なのですからね笑。

ただ、ちょっとしたハイキングや山登りとなると「エクササイズができる!」という理由から、テンションはあがりますけどね。

世界2周目はしないの?

と言われますが、そもそも旅があまり好きではないですし、もう見たい景色がだいぶ見られて満足しましたので、

んー別に興味はないかな

となっております笑。

またどうしても見たい景色があったら、行くかもしれませんけどね。

僕はそもそも旅が苦手で、そこまで好きではなかった。それでも見たい景色や体験したいことがあったのだ。

したかったのは「経験」

ではなぜそこまでして?

と聞かれることもありますが、僕が求めていたのは「経験」でした。

  • いろんな国を見て
  • いろんな人と出会って

を繰り返していけば、

たぶんもう、わからないことはほとんどなくなるだろうな

と思ったからです。

もちろん、世界はまだまだ知らないことで溢れていますが、自分なりにたくさん体験をしてきましたので、他の人に比べればある程度「いろんな国について話すこと」はできるようになりました。

「見たい景色があった」ということに加えて、

  • どうやってダウンタウンに行くのか
  • どういう人が街中に溢れているのか
  • どうやって予約をしたりビザを取ったりするのか

など「自分が体験しておくこと」で、それらの体験談を話せるようになりたいという気持ちがあったのです。

だから「旅行が好き」というのは、

ちょっと僕の感覚と違うな

と思ったのですね。

僕が求めているのは、

綺麗な景色を見てゆったりと…

みたいなものではないからです。

もっと「ローカルなもの」であり、その地域そのものを知りたかったのです。(観光地も見ますけど)

さらにその土地や国を知りたければ、何年もそこに住まなければならないのですが、僕が欲しかったのはちょっとした「Hook(=フック)」だけでした。

いわゆる「とっかかり」ってやつですね。

一度でもその国に行っていれば、その国について話すことができますからね。

あ、そこなら行ったことがあるよ

といった感じで。

つまり “旅行” でもいいのですが、

  • ミニマリストだし
  • 普通にスーパーで買い出しでいいし
  • ホテルでゆったりしたいわけではないし

という条件が揃いましたので、結果的に、

バックパッカーが一番いいんじゃない?

となったのでした笑。

僕がしたかったのは「旅」や「旅行」そのものではなく、もっと先にある「体験」だったのだと思います。

行ってみないとわからない

だから旅に出ざるを得なかった。

それだけのことだったのです。

実際の土地で体験をしたかった。その想いで旅に出たのだ。

共有したかっただけ

さらに僕は、YouTubeでも毎日動画を配信していました。

それは何より、自分の体験を共有したかったからです。

そして諸外国の人や日本の人たちと、その「経験」をもとに話すことがしてみたかった。

それだけのことでした。

僕が求めていたのは、本当に小さな「フック」だったのです。

韓国語?少ししゃべれるよ!
南米?別に全然怖くなかったよ

こんな風に、多くの人と共通点を持ってみたかったんですよね。

いや、そんなもののためだけに?

でも僕は、この「ちょっとしたきっかけ」がいかに大切なものなのかを知っていました。

海外を旅していた時に、

日本語なら少し知ってるよ!「おはよう、ありがとう」でしょ!

と言われた時、本当に嬉しかったからです。

なるほど。0と1では全く違うんだな

と。

8ヶ国語しゃべれます
スペインに10年住んでいます

別にそういう人と張り合いたいわけではありません。

僕のほうが「知らない」に決まっているのですから笑。

でも、そこで自分の経験がフックとなり、会話が生まれることのほうが、僕にとっては大切なことでした。

日本なら行ったことあるよ

と言われた方が、明らかに親近感が湧きますよね。

だから僕も、”そっち側” の人間になりたかったのです。

  1. YouTubeをやったことも
  2. 今こうして他言語を勉強していることも

どこかの誰かと繋がるための「布石」です。

「人と何かを共有できる」ということは、ものすごい力を発揮しますからね。

オンラインの授業でも、

  • 音楽
  • サウナ
  • 美術館
  • 世界のこと

などをフックにして、盛り上がることが多々ありました。

サウナ好きに悪いやつなんていない!

と僕が言うように笑、共通点を見つけるだけで、人は人を好きになることができます。

もちろん、嫌いなことや苦手なこと、興味のないことを無理に知ろうとする必要はありません。

ただ、自分の体験を共有することで、人とすぐに仲良くなることができることは間違いのないこと。

僕は旅の先にある「人」を求めて、世界各国を回ったのです。

僕は自分の体験を日本や世界の人々と共有したかっただけだった。それが人と繋がる強い手段だと感じていたからだ。

おわりに

もともとそこまで「旅好き/旅行好き」ではないように笑、もう「次に旅に出よう」とはあまり考えていません笑。

あの一回きりで(とりあえず)終わったのは、

  1. 見たい景色を見に行って
  2. できる体験をたくさんしてきたから

でしょうかね。

また行ってもいいですが、自分を突き動かす「何か」がない限り、なかなか行くことはないでしょう。

今は今で、また新しくやりたいことがあります。

そうやって自分の本能に従っていくことです。

みなさんは次に、何をしたいですか?

それではまた!

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