こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
寒さが増してくる冬場では、僕の好きなダンスもランニングも、とにかく「始める時」が一番しんどいです笑。
職員室でぬくぬくしていますと、
と若干の「鬱」になります笑。
시작이 반이다(シジャギパニダ)
それでも、上のような「始めてしまえば半分だ」という韓国の言葉があるように、ひとたび始めてしまえば終わったようなものですし、終わった後はやり切った感で満たされるものです。
今日はそんな「始めること」について書いていきます。
始めるまでのマインド
僕が何かを始める時は、気合いやモチベーションに頼ることはありません。
基本的にモチベーションには「波」があり、誰だってやる気を一定の高さで保ったまま毎日を過ごせるわけではありません。
僕は「継続すること」が得意ですが、だからと言って毎日やる気に満ち溢れているわけでもありません。
ただ、「体が欲していること」はありますけどね笑。
こうして寒くなるまでにほぼ毎日運動してきましたので、体を動かさないと異様にムズムズしてしまうのです。
と笑。
そうして去年の2022年1月、雪の中でも「絶対に走る」と決めていた休み明けは、
と思い、走ったものでした。
つまり、「何かをしよう」と決めてしまうことが大切なのです。
など、前日や朝のうちに決めておけばよいのです。
先日、寒い中体育館でダンスの練習をしましたが、僕の場合、長期休暇が続いていましたので、どうしても踊りたくなってしまいました。
そんな時の僕は、「モチベーションに頼る」というよりもどちらかと言えば、
と「取り決め」をしているような感覚です。
別に義務感から練習しているわけでもなく、その日はもう練習すると決めてしまっていますので、やらない理由が見つからないのです。
自分との約束だけは、何があっても破りたくはないですからね。
何かを始めようとする時、「えいやーっ!」と勢いに任せることも大切ですが、前日や当日の朝に「もう今日はやる!」と自分に宣言しておくことが大切です。
すると、体も「今日やるっしょ?」という状態で準備しているはずですから。
逃げたくなったら始めてしまおう
人間誰しも、やりたくない時や逃げたくなる時は往々にしてあります。
体の調子が悪い時に「やめておこうかな?」と思うことは正しいことですが、「頑張れるのに頑張れない日」ほど、罪悪感が残ることはありませんよね。
やると決めたらやる。
簡単なことのようですが、これができないから困っている人が多いのです。
そんな時こそ「小さく始めること」が効果的です。
やらなければ後悔してしまいますが、少しでもやりさえすれば後悔することもありません。
とすら思えます笑。
逃げたくなった時こそ、少しでもやってから帰る。
このマインドを持つことで、
- やると決めた自分との約束を守り、
- かつ実際に「やること」ができた。
という「完璧な結果」を出すことができます。
「始めれば半分だ」という言葉があるように、実際に始めてしまえば人間、ちょっとやそっとで終わることはありません。
と、当初少しだけやるはずの目標が、なんだかんだ言って7〜8割やってから帰ったなんていうこともあります。
冬は体が温まるまでは時間がかかりますが、最初の壁さえ超えてしまえば、むしろもっと動きたくなるものです。
そもそも、やるかやらないかで迷っているくらいの時は、相当「やりたい」という意志が強く出ている証拠なのです。(素晴らしい!)
迷っているのならば、少しでもやってしまえばいいのですね。
先日、着替えた後ですら寒くて「行きたくないなぁ…」と思っていました。
しかし着替えたからにはもう練習するしかありませんので、しぶしぶ体育館に向かいました。
練習を始めて体が温まりさえすれば、その後はいつも通りとなりました。
- まずは「やる」と取り決めをしてしまう。
- 「やる」か「やらないか」で葛藤が生まれる。
- 文句を言いつつも笑、少しずつ準備を始めてしまう。
というように、実は行き当たりばったりではなく、自分に対して前段階から伏線を張っておくことが重要です。
するともう逃げられませんし、結果的に「やってよかった」と思って1日を終えることができます。
この積み重ねが「継続」です笑。
「自分の中での葛藤」なんていくらしたって構わない。
そこで逃げないように、仕組みを作ってしまうこと。
どうやったら自分は1ミリでも始めるのか。
環境でも他人でもいいので、利用して自分を動かしてしまいましょう。
決められたことよりも決めたことをやる
以前にも、
と思ったことがありました。
「自分で決めたこと」であれば、そもそも「やりたくないのにやる」という発想自体がおかしいことになります。
僕は本業の「教職」を嫌っているわけではありませんが笑、
と思ってしまうことがあります。
そんな違和感すら感じているのに、自分で「やりたい!」と思ったことに妥協してしまうということは、もはや「逆の発想を持っている」ということになります。
それは、
「やれと言われなければできない」
ということです。
これがどういうことを意味しているのか。
それは日本の長い教育の歴史の中で、とことん「受け身」の状態で生きてきたことを表しています。
と言われて責任や人の目を気にしてようやく出社するのか、それとも自発的に会社に向かうのか。
両者の間には雲泥の差があります。
様々な理由があるかとは思いますが、自分が今「言われなければできない状態」でいるのならば、それは本来の自分ではありません。
かく言う僕も典型的な「指示待ち人間」でしたから、縛られている中で使われていくことのほうが楽でした。
何も考えなくていいからです。
しかし「やりたくないこと/やりがいのないこと」を無理やりやる人生より、自分で決めてその決断にコミットする人生のほうが楽しいのだと気付き始めました。
そうしますと、自分で決めた筋トレやダンス、ランニングのほうが、やりがいもあるからなのか外さないし外したくないと思うようになります。
自分の決めたことに、しっかりと「コミットできるようになった」ということですね。
確かに、言われたことをきちんとこなせることも素晴らしいことだと思います。
ただそれができるのならば、自分で決めたことのほうをよりいっそうきちんとこなすべきだと思うのです。
この発想を持っていますと、「最初の一歩」も出やすくなります。
だって、もうやると決めているのですから。
これは人生を長い目で見た時の、
- 夢
- 目標
と同じことです。
そのためなら頑張れるじゃないですか。
だから日々の小さなトレーニングやこなすべきタスクも、同じことなのです。
自分の理想に向かう一歩ならば、踏み出したくてワクワクするはず。
自分で決めたことに全力を尽くすための一歩。
そう思って、日々の作業や練習に取り組んでいきましょう。
おわりに
どうしてもやる気が出ない時はありますし、「できなかった時の自分」を責める必要もありません。
ただ僕は、自分にウソをついたら必ず後悔するとわかっています。
そうやって「ムダにしてきた時間」が、今まで数え切れないほどあったからです。
なんとかして、毎日を一所懸命生きること。
人生が一度きりしかないと感じてから、全力で駆け抜けなければならないと思うようになりました。
あとはただ、やるだけです。
自分で自分を戒める毎日です笑。
でも、それでいい。
そのほうが絶対に後悔しないですから。
それではまた!
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