30代になってもできないものはあきらめる【得意を生かそう】

幸せ

こんばんは。

また緊急事態宣言が出されてしまいました…これですずきの活動範囲がまたグッと狭められました。

最近いろんなところに行っておいてよかったというものですはい。

さて今日はすずきの苦手なものとの付き合い方をご紹介していこうかと思います。

できないものはできない

活動的に見えるこの完成されたと思われた生物であるすずきも、何度も挑戦したけれどできなかったものがたくさんあります。

苦手は人それぞれにあり、野球もサッカーもハンドボールもテニスも数学も古典も英語もできるからと言って自慢にはならないし、そもそも全てをこなそうにも時間が足りません

そこですずきは結論づけました。できないことは無理してやる必要はないのだと。

そんなすずきのできないもの・苦手なものに対して頑張ったことをここに報告します。

車・ジェットコースター

すずきは以前車についての記事を書きましたが、車は不要論という立場に立つ理由の一番が「酔い」です。

器械体操やブレイクダンス、トリッキング(空中でひねりまくるやつ)とアクロバティックな面々を得意とするすずきはさぞかし三半規管が発達しているとお思いでしょうが、それは大きな間違いです。

自ら回るならまだしも、あんなに揺られてしまってはもう自分になす術(すべ)はありません。

昔読んだ学研の漫画で、遠足のバスで酔うことをどうにかして防ぎたい登場人物が、ラムネかなんかを酔い止めと思い込んで飲んでバスに乗ったら酔わなかったという、プラシーボ効果の話が載っていました。

すずきも30年以上生きていますから、数々の実験を行いましたが全く効果は出ず。

唯一酔わないのは助手席でもなく「運転している時だけ」という結果に終わりました…

だからこそ公共交通機関をこよなく愛するのだと、改めて合点がいきました。

またジェットコースターなどの絶叫系も苦手です。

あの心臓が浮く感覚がどうしてもダメでして、列に並んでいるときに緊張で大量の汗をかいてしまいます。

ディ○ニーランドで3Dメガネをかけて乗るアトラクションがあったのですが、開始早々極度の酔いに見舞われあえなく撃沈w

結論:何か狭くて小さい乗り物に乗って振り回されると気分が著しく落ち込む

この検証結果から、すずきはこの2つを積極的に回避することを胸に誓いました。

泳げない

「すずきくんってサーフィンしてそうだよね」とよく言われます。

それはある程度の筋肉とある程度の日焼けがその想像を助長しているからなのですが、はっきり言って海にはトラウマがあります。

プールで泳げるのはせいぜい50mかそこいら。海水浴自体もあまり好みません。浜辺でChill Outするのは大好きですが。

学生の時に浮き輪でぷかぷか海面で浮いて遊んでいたら、なんと沖まで流され足がつかなくなりパニックになったことがあります。

あわや海の藻屑となるかと思い、短い人生だったけど楽しかったこともあったなと走馬灯のように今までの大したことのない思い出たちが僕の頭を駆け巡りました。

なんとか自慢の筋肉で浮き輪にしがみついていましたら、浜辺まで流されて戻ることができましたが、そのトラウマはもう払拭されることはないでしょう。

小学生の頃はその「泳げない男」というレッテルに反逆すべく市民プールで泳ぐ練習をしていましたが、いざ授業で自慢の筋肉泳法でものすごいスピードで泳ぎ(妄想)、よし一番だなと思ってゴーグルをとってみれば、他のみんなはすでにあがっていたという経験もございます。

そうです。頑張りましたが無理でした。

結論:水辺には近づかない

ゲーム・楽器・歌・ボードゲーム

すずきは昔から兄と妹という卓越したゲームプレイヤーの間にいましたので、ほぼゲームプレイを見ていることが多かったです。

これもまた酔うんです笑。

笑っちゃいそうなんですけど、3D酔いをしてしまうのです。

車だと運転すれば酔わないはずなのに、ゲームだとプレイしてても気持ち悪くなるという笑。

またすずきは極端にプレイが下手くそですので、周りからのフラストレーションを肌で感じたこともしばしばありました。

そこですずきはゲーム実況プレイという動画を見ることを好みました。めちゃめちゃプレイがうまい人たちの動画は爽快感があり、しゃべりもうまいものですからよく見ていましたね。

さらにすずきは楽器を弾くことがものすごく苦手です。歌も下手くそです。

兄と妹はギター・ドラム・ピアノなど華やかな楽器演奏者であり(2人ともすげぇなw)家で黙々と練習に打ち込んでいました。

そんな環境下で育ったすずきに楽器が弾けないわけがありません。

アコースティックギターを借り、指をセットし、ジャラーンと弾くところまではよかったものの数分後にはやめてました笑。

ピアノも何度かトライしましたし、教員になっても音楽室で試しに弾いてみましたが、少し難しくなっただけで投げ出しました。

カラオケは好きですが、発声方法が異なるからかすぐに喉が潰れてしまうため、一曲歌った後にバックダンサーに徹するという抜け道を見つけてしまいました。

おかげさまでカラオケボックスから出てきた誰よりも滝のような汗を流しています。どうも滝廉太郎です。

さらにすずきは囲碁将棋やチェスも苦手であります。

頭を使うのは好きなのですが、数秒後くらいまでしかイメージできない行き当たりばったり人間をそのままにしたようなゴリラですので、なんかフラストレーションがたまってしまいます。

そうなんです。じっとしてられないのです。

将棋はだいぶやり方は分かっていますが、囲碁はルールを覚えるのに必死でコロナ禍で同僚に教えてもらいましたが続かず。

結論:指を使うものやじっと考えるものよりも体を動かしたい

苦手なものを把握する

すずきは基本興味の赴くままに生きている人間ですので、上にあげたものたちには少なくともトライはしています

「周りの人間ができるのに自分ができないのが悔しい」という発想からスタートしていたため、まず自分にできないはずがないという前提で物事を始めたり挑戦します。根拠のない自信ってやつですね笑。

ただ若い頃と違って、大人になってからは「できないものはできない」というよりも興味がなかったりどうやっても改善されないものもあるのだなと視点を変えるようになりました。

車などはできる限り乗らないようにし、無理して海に行ったりプールで泳ぐ練習をしたりせず、指や頭を使うけれどじっとしなければいけないものはやめました。

しかしこれらについては、1回経験したからこそ自分の性分や身体に合わないなと分かったわけです。

続けてみようと思っても続かないものは、そもそも合っていない・フィットしていないものであり、モチベーションがありません。

それでも自分の願う理想像があるのであれば続けなければいけませんが、みんなの前で楽器を披露する自分や伸びやかな歌声を届ける自分は想像できないですし、囲碁将棋が強くなりたい、ゲームがうまくなりたいと思ったことはありません。

自分がうまくイメージできないもの、そもそも自分の人生にフィット感がないものを無理に強くする必要はないのだなと分かったのは大人になってからでした。

良い意味で、選択をして自分の大切なものや伸ばしたいものに時間やお金をかけることが大事なんだなって、そう思ったのです。

友人と話していても「俺にはどうしても美術はわからない」と言われれば、その人が美術館に足を運ぶ必要はありません。

サウナのあの水風呂がどうしても苦手だという人がサウナに無理して行く必要もありません。

それぞれが一度体験した上で判断すればいい。それだけの話なのです。

選択をして時間を有効活用する

人生は一度きりしかありません。

仕事以外のプライベートであれば、どうなろうと自分の本能の赴くままに好きなことや幸せなこと、楽しいことに時間を割くに越したことはありません。

家族できつい状況もありますが(子育てや介護)、それもまた一つの選択、または運命、あるいは流れです。

隙間の時間を見つけて自身が意味あるものと思えるものに没頭してみてはいかがでしょうか。

とにかくなんでもできるスーパーマン・ワンダーウーマン・マッスルゴリラになる必要はありませんし、いくら時間があっても足りません。

好きだな、続けていきたいなと思うものに時間をかけて成長させることがよいでしょう。

(ただし今回の記事ではやらなければいけないもの断たなければならないものについてはフォーカスしませんので悪しからず。本来はそれらとのバランスも大切です)

ちなみにすずきは長距離やマラソン、ランニングが大の苦手でそれこそ上にあげたものたちの1つと言っても過言ではないくらいのものでした。

しかしこれも巡り合わせで、体を動かすことやタイムや距離が測れることから、自分の思想(笑)に合ったものだと、バチバチッと衝撃が走ったわけです。

ですから、このままトライアスロンとか好きになってしまったら最後、泳ぐ練習を始めるかもしれませんね笑。乞うご期待。

以前はブラックコーヒーも苦手でしたが、いまや職場で毎朝ハンドドリップで淹れては飲むという偉業を達成しておりますしね。

こうした例を見てみると、なかなか人生面白いものだなと思います。

どんな巡り合わせがあるかわからないですが、体や脳が反応するタイミングが合わない限りは、無理をする必要はないのかなって思います。

おわりに

すずきは本能に従って生きるスティーブ・ジョブズの生まれ変わりなのではないのかという錯覚を起こしていましたが、なんてことはない。ただの錯覚でした笑。

でも本能に従うことはとても大切なことです。

「好きこそ物の上手なれ」ということわざがありますが、たしかに本能的に好きなものは続けていけるし成長するよなと思います。

僕は以前は変にプライドを前面に出してなんでもできるgeneralistがすごいことなんだって思っていました。

だから嫌なものでも無理してでも苦行でもいいからやるべきなんだ、と。でもそれは勘違いだったようです。

今読んでいる習慣超大全には、小さな習慣を続けて行くと成長し、増殖すると書いてありました。

そんなバカなと思ったのですが、すずきはこうしていろんなことを始めることができました。

最近走り回った各所では、サウナと美術館以外にも念願の目標だったカフェ巡りがランクインしてきました。

個人経営しているようなお店に入る楽しみも見いだすことができました。これが実はコーヒーを好きになったことに影響されていることなんだなと思ったのはつい最近のことです。

何か好きなことを1つでもいいから続けて行くと、それが強固な地盤となり、他にも手を出せる余裕が出てきます。

ほらすずきにとってダンス練なんて呼吸をすることに近いですからね。それが苦でなければ他の物事に自身の時間を使うことができるのです。

だからこそ“今の自分には”必要ないし続かないだろうなと思っていることを続ける必要はありません。(ただし健康や生活改善などはどこかで頑張りが必要です)

すずきも続けられることやできることは継続・成長させていき、さらに余裕があれば増殖を図りたいと思っています。

A lot of gorillas.

それではまた!

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