こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
僕はダンスを始めて15年が経ちましたが、ショーケースに出るときはいつも緊張するものです。
基本的に「出たとこ勝負」が好きな性格だったのですが、
- 受験
- 授業
- ダンス
- プレゼン
などを経験してきますと、
「ちょっとやそっとの準備で、どうにかなるようなこと」
というものは、生きていてもなかなかないものだと気付きました。
それからというもの、
だと思うようになりました笑。
今日は「少し先をイメージすること」について書いていきます。
イメージトレーニングの方法
「イメージトレーニング」と聞きますと、どうしても「トップアスリート」をイメージしてしまいますが、僕は素人ですしそんな大層なことはしていません。
高校生のみなさんはこれから大学受験が控えていると思いますが、「会場を下調べすること」くらいまでできれば、
とイメージを持つことができます。
僕は最近ですと去年(2022年)に「英語検定1級」や「TOEIC」を受けましたが、さすがに事前に会場に行くことはできませんでした。
事前の準備としまして、
- 水分補給
- 文房具の確認
- 電車の乗り換え
など「気を配れるところ」だけでも、できる限り気を使ってみました。
受験期の時は冬ですので、当日だけでなく毎日必ず手袋をして、学校についたらすぐにペンを動かせるようにと、ほぼ本番の感覚を持って毎日を過ごしていました。
ダンスに関しましては、
- 衣装の踊りやすさ
- 舞台で踊っている感覚
- 照明を当てられている感覚
など、事前にできることは本番に近づけて練習していました。
特に食事に関しては、必ずルーティンを守るようにしていました。
現在とは違い、「本番のみ」でしたけどね汗。
大学時代のショーケースの日の朝は、
- おにぎり
- リンゴとゼリー
のように決めていました。
ダンスショーケースですと、
- リハーサル
- ゲネプロ(本番の衣装や照明で踊る)
という順序で、事前にイメトレすることができます。
受験であれば、
- 普段の自分の勉強
- 定期的な模試
で、いくらでもイメトレすることが可能です。
本番に近づくにつれ、できる限り本番を想定した形で勉強や練習を行なうことが、不安や緊張を和らげます。
ある程度イメージができていれば、緊張感は高揚感へと変わるからです。
当日だけでなく普段からルーティンを守ることができていれば、なお良いかと思います。
イメージトレーニングがもたらす効果
どんなにたくさんイメージトレーニングをしたところで、本番は本番の空気があり、状況は変わってくるものです。
とはいえ、当然のことですが「準備していたかしていなかったか」で結果は大きく変わってきます。
特に「自分の感じ方」は大きく違ってくることでしょう。
と思えたらシメたものです。
基本的に「緊張する」ということは、それだけ自分が準備してきたからに他なりません。
それは自然な生理現象であり、誰もが感じるものですから、正常なことなのです。
極度の緊張状態の中で最大限のパフォーマンスをしなければなりませんから、やはりイメージトレーニングはとても大切だということがわかります。
他の例としては、僕の場合ですと「旅」がそれに当てはまります。
事前準備として、
- 時間の配分
- 電車の乗り換え
- 画像検索して予習
- Google Mapで下調べ
- 新幹線/飛行機/ホテルなどの予約
など、たとえその地域に行ったことはなくても、「イメージを膨らますこと」はいくらでもできますよね。
その上でハプニングが起こったとしても、イメージの範囲内であることが多く、仮に思いがけないトラブルが起こっても対処できるようになります。
未来は読めないものですし、本番は違うものであることは誰もがわかっていることです。
- 受験会場は人が多かった
- バスが時間通りに来なかった
- 人が入るとステージはものすごく暑い
など、その時その場でイメージと違うことなんてザラにあります。
ただ「イメージをある程度持っておくこと」は、本当に大切なことです。
「無謀であること」も、時には人生で必要かもしれませんが、ただただ大きなリスクをとる必要はありませんからね。
イメージトレーニングは、事前にリハーサルを行なうことができる一番のトレーニングだと思っています。
もちろん、細かいところまでイメージをしていても良いですし、大まかなアウトラインだけでも良いです。
何度もイメージで確認をしておけば、「それだけ練習をした」ということになりますからね。
ハプニングが起こったっていい
事前に準備をしていれば、ある程度の「小さなミス」はカバーできます。
それでもハプニングが起こるのが「本番」です。
僕もダンス部顧問の時は、生徒たちによく伝えていたものでした。
これはダンスサークル時代に、同じ代で共有していた姿勢でした。
どんなに準備してきても、トラブルは起こっていたからです。
その「程度」は本番にならないとわかりませんが、
- 準備をしていれば
- 想定をしていれば
その範囲内はカバーすることができます。
もしイメージをしていなければ、「大きなトラブル」になっていたことはたくさんあったことでしょう。
だからこそ、事前に「不確定要素」をできる限り減らしておくことが大切なのですね。
ただ、僕は基本的にトラブルが起こることを「想定」していますので、それはあってしかるべきことだとも思っています。
「即興でやるもの」(準備もしますが)をたくさん経験してきますと、そのハプニングすら面白く感じることができるものです。
- 旅
- ダンス
- プレゼン
これらは、ハプニングのオンパレードですしね笑。
しかしその経験をすればするほど、自分の経験値も上がっていきました。
逆に、
と「本番」を避け続けていますと、いざという時に体が動くことがなくなってしまいます。
最初は誰でも失敗したり、ハプニングを経験したりするものです。
大切なのは、ハプニングやトラブルを避けることではなく(できれば避けたいものですが)、経験を重ねていく上で対処する力を養うことです。
「ハプニングを受け入れることができるレベル」まで持っていくことが大切ですね。
僕も「急なトラブルでテンパること」なんてたくさんありますが笑、それも「起こるもの」として想定してからというもの、人生が楽しくなりました。
と構えられるくらい、イメージトレーニングをしたり経験を積んだりしていきましょう。
おわりに
「即興」と言われるものであっても、実は事前準備がとても大切です。
イメージを膨らませることは僕にとって「楽しい準備」であり、想定と違えば違うほどワクワクしてしまいます。(変態)
いい意味で「裏切られること」はよくありますし、
- 期待以上か
- 期待以下か
は、その時の感じ方に任せれば良いのです。
どちらであっても、それが人生。
全て受け入れられるようになれば、人生そのものが面白くなっていくことは間違いないでしょう。
みなさんも「明日あることをイメージする」などから始めてみて、イメトレをしてみてください。
大舞台を迎える時のために、普段から心がけてみましょう。
それではまた!
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