自分のペースを守り続けることの大切さ【人生はマラソン】

雑談

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

先日、皇居で仲間たちとマラソンの練習会に参加してきました。

初心者である僕は、最近走り方を少しずつ覚え、

  • 3kmから5km
  • 5kmから8km
  • 8kmから10km

と距離を伸ばし、ここ最近ではフルマラソンに向けて18〜20kmというできる限り長い距離を走ることを心がけています。

練習会では、いつもだったらペースに飲まれるところを、

いや、自分には速すぎるな

と思い、ペースを守って走ってみました。

今日は自分のペースを守ることの大切さについて書いていきます。

人生はマラソンのようなものだ。自分のキャパを超えたペースで走るとどこかで挫折する。

マラソンを続けて成長した話

まずはマラソンという「競技そのもの」についてです。

中学〜高校と器械体操をやってきて、その後ダンスを始めた僕にとって、有酸素運動はとても縁の遠いものでした。

それでも、先生として体育の授業の「長距離走」に出たが最後、その魅力にとりつかれてしまいました。

もちろん「大のド素人」がすぐに走れるわけもなく、

  1. 3kmで足が筋肉痛
  2. 8kmまで距離を伸ばすも足がお釈迦
  3. 18km走った後は足を攣(つ)って終(しま)いには吐く

という惨憺(さんたん)たる結果ばかりを残してきました笑。

距離を伸ばしてきたはいいものの、

とにかく速ければいい!

と、無我夢中かつ乱暴に走り過ぎたおかげで、最終的には肉離れを起こすという悲劇の結末も迎えました笑。

そこで、フルマラソンを経験している人に話を伺ったところ、

途中でエネルギー補給しろ
しっかり食べないとガス欠になる
塩分が足りてないんだ

と、さまざまなアドバイス(忠告と指摘)を受けました。

また、「裸足でフルマラソンを2回走った」猛者とも遭遇し、

そもそも走り方に力が入りすぎているのだと思う

と「走り方の根本から見直すように」という、ありがたいお言葉までいただきました。

それでも、どうやら走り方に正解はないようですし、人それぞれ体の作りや骨格などが違うため、結局は自分で研究して開拓していかなければならないのだそうです。

おかげさまで先日の練習会では、20kmもなんなく走り切ることができました。

これも、

  • 多くの失敗を重ね
  • 多くの人からアドバイスをいただいて

成長してきたからこそでした。

最初は3kmでヒーヒー言ってたのが、ウソのようです笑。

少しずつ慣れさせていけば、人間成長できるものなのですね。

少しずつ距離を伸ばしていけば、長い距離も走れるようになる。一方で、経験者の話にも耳を傾ける必要がある。

ペースを守ることの大切さ

距離が長くなるにつれて、僕は初心者がハマりやすいドツボにハマることとなります。

それが「タイム」でした。

なまじ運動している分、10〜15kmくらいだったらタイムを縮めることができるようになってきました。

これが長距離走だとそうもいきません。

  • 足に疲労が蓄積して攣ってしまう。
  • エネルギーが切れて朦朧(もうろう)とする。

18km以上になりますと、現状のタイムで走ることで明らかに体にダメージがきていることに気づきました。

遅く走ればいいということでもないのですが、

自分のキャパを超えないペースを守ること

を、以前より心がけて走るようになりました。

以前出たハーフマラソンでは、1km5分を切るペースで走ってしまったため、終わったあとのダメージが凄まじかったことを覚えています。

マラソンを走り続けて思ったことは、

タイムという点において、見栄を張っていないだろうか?

ということでした。

タイムは数字ですので、明確に「速いか遅いか」が出てしまいます。

短い距離なら速く走れていたので、自分としても「速く走りたい」という気持ちが強くなっていたのでしょう。

しかし長い距離になればなるほど、なかなか思うように走ることができなくなってしまったため、止むを得ず、

ゆっくり走ることを心がけよう

と思ったのでした。

それからというもの、最初のほうはゆっくりとしたペースで入り、最後の1〜2kmで飛ばせるようになりました。

最初に周りを気にしてペースに飲まれ、速いスピードで走ってしまっては、後半でバテてしまうのです。

そのことを念頭におきながら練習を重ねることで、長距離も走り切れるようになりました。

マラソンでは人の目やタイムを気にせず、自分のペースや走り方に集中しよう。それが結果的に、最後の爆発的な力を生むからだ。

人生もマラソン:ペースを大切に

ここでの教訓は、

  1. 初心者は先を行っている人に聞け。
  2. 人生も自分のペースを守って進め。

ということでした。

まずは「自分のわかっていないこと」を明確にするために、経験者の意見を仰ぐことで、どんどんうまく走れるようになったこと。

これは非常に大きく、人生においても確かにそうだと思っています。

もし転職を考えていれば、転職をした人に相談してみるのもいいですし、起業したければ、人に聞いたり本を読んだりするに限ります。

そうやって初心者なりにゆっくり始めていくこと。

これがとても大切でした。

しかし、その「自分のゆっくりなペース」とかけ離れているように見えるのが、周りの猛者たちです笑。

毎日を普通に過ごしているつもりでいても、どうしても周りとの差を感じてしまうことがあります。

僕自身も以前は、

  • 周りよりも点数が良いか。
  • 周りよりも貯蓄額が多いか。

などを気にしていたものでした。

人間誰しも、人との「差」を知ることで自分の位置を確認したがります。

僕は他の人と「比べて」どの地点にいるのだろう?

と。

実はそれこそが「見栄(みえ)」であり、人生を悪い方向へと導いてしまうきっかけとなります。

確かに「競争すること」はとても大切なことですが、それで自分のペースが乱されていては元も子もありません。

そうやって結局、僕は浪人し、投資を始めようとしませんでした笑。

挙げ句の果てに、長距離走で体がズタボロとなってしまったわけですね。

人生は長いようであっという間だとは思っていますが、自分に合った適正なペースを守らないと、こういうことになってしまいます。

スピードはどうあれ、終わりに向かって人生は続いていくからです。

周りのペースを気にすることなく、自分ができる精一杯でチャレンジしていきましょう。

自分に集中している時ほど、パフォーマンスや結果はついてくるものですからね。

「人生もマラソンだ」とはよく言われることだ。自分のペースを守りながら、最大のパフォーマンスをしていこう。

おわりに

何においても、ペースというものは重要です。

自分のキャパを超えてしまうと、予想以上の反動がきてしまいます。

マラソンにおいては、僕は初心者ということもあって失敗ばかりを繰り返し重ねてしまいました。

失敗すること自体は悪いことではありませんが、成長せずに同じ失敗を繰り返していては、伸びるものも伸びませんよね。

時に周りの人の意見を取り入れながら、自分のペースを守って行動していきましょう。

それではまた!

コメント

  1. まーさや より:

    以前、ランニング中に公園で休憩をしていた時、犬の散歩をしているおじさんに声をかけられ、しばらく話をしました。
    その方は「フルマラソンは人生そのものだ」と仰ってました。僕は何となく「そうだよね」って思ってましたが、せいじさんの記事を読んで腹落ちしました。

    自分に合った適正なペースを見つけるのも、それはそれで難しいですが、現在は色々な手法で先を行く人たちの経験を見ることができるので、学びながら自分に取り入れて行こうと思います。

    • せいじ より:

      よく例えられますよね✨
      僕もよくわかっていなかった部分は多く、今でも本当かなと思うこともあります。
      それでも、僕の記事でそう思えて頂いて嬉しいです😊

      自分の適正なペースがわかれば、そんなに簡単なことはないですよね💦僕が失敗を多くしてきたように、簡単にはペースを見つけることはできませんよね。
      そのペースを見つけていくこともまた、マラソンの醍醐味なのかもしれませんね✨
      少しずつ強くなっていこうと思います☺️コメントしていただきありがとうございました🙌

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