なぜ僕らは勉強するのか?女王の教室から【社会を知り今を生きる】

人間関係

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

先日、友人たちとドラマ『女王の教室』について話をしました。

このドラマは僕がまだ中高生の時に放送されたドラマで、現在はHuluで見ることができるそうです。

女王の教室 | Hulu(フールー)
女王の教室を今すぐお楽しみいただけます。Huluは様々な動画を配信しており、いつでもどこでもご視聴いただけます。

内容はかなりショッキングなものでして、簡単に言えば、

  1. 先生がめちゃくちゃ厳しいけど
  2. いつも本質をついていて考えさせられる

というものです。

もし見たことがない方がいらっしゃいましたら、ぜひ見ていただきたいドラマですね。

今日は「女王の教室から学べること」について書いていきます。

勉強しなければ僕らは人としての価値を失ってしまう。いつまでも学び続ける人でいること。そして今を生きていこう。

僕ら庶民にできること

このドラマでは、「僕らがコントロールされている」という内容が出てきます。

今の政府やマスメディアが隠したがっていることをドラマで言うのですから、そういう意味では当時のテレビを尊敬しますが笑、それだけ「僕らが知っておくべきこと」が詰まっているということです。

日本という国はそういう特権階級の人たちが

楽しく幸せに暮らせるようにあなたたち凡人が

安い給料で働き高い税金を払うことで成り立っているんです

いやぁ、間違いないセリフですね笑。

今、こうして確定申告をしている身からしますと、よくわかります。

所得税に関しては払えるほど稼いではいませんが笑、

  • 消費税や
  • ガソリン税

など、必ず払わなければならない理不尽な税金については、日本国民もかなり怒っていますからね。

そういう特権階級の人たちがあなたたに何を望んでいるか知ってる?

今のままずっと愚かでいてくれればいいの

世の中の仕組みや不公平なんかに気づかず

テレビや漫画でもボーッと見て何も考えず

会社に入ったら上司の言うことを大人しく聞いて

戦争が始まったら真っ先に危険なところへ行って戦ってくればいいの

グサッときますよね。

僕は昔から自分のことを「凡人中の凡人」だと思っていますが、かと言って勉強してこなかったら、ここまでの人間にはなれていなかったと思っています。

  • 勉強したからこそ
  • 世の中のルールや法則を知り
  • その理不尽さに抗う知識や経験を得られた
凡人でも、知ろうとすればきっと道は開けるのだ

と思い、当時はこのドラマを食い入るように見ていましたね。

  • 勉強しようともせず
  • 文句ばかり言って変わろうとしないこと

これでは既得権益者(特権階級者)たちの思うツボです。

僕は「雑草魂」を持ってここまできました。

まだまだこれから、社会に抗(あらが)っていこうと思っています。

凡人だったからこそ、たくさん学ぼうと思った。そのおかげで世の中のいろんなことを知ることができ、今に至っている。

ずっと学び続けること

女王の教室では、「勉強すること」についても触れられています。

勉強はしなきゃいけないものじゃありません

『したいと思うもの』です

これからあなたたちは知らないものや理解できないものにたくさん出会います

美しいなとか楽しいなとか不思議だなと思うものにもたくさん出会います

その時「もっともっとそのことを知りたい。勉強したい」

と自然に思うから人間なのです

(中略)

勉強は受験のためにするのではありません

立派な大人になるためにするんです

本当に…こんなこと言ってくれる先生なんてかつていたでしょうか。

僕は、

  • 社会における倫理規範
  • しなければならないとされているもの

について、小学生の頃からずっと不思議に思っていました。

勉強ができても、何の役にも立たないのではないか?

と。

でも僕自身が持っていた、

勉強をしたい。もっと学びたい

というこの純粋な気持ちが、まさかドラマをみることで肯定されるとは思ってもいませんでした。

もちろん、これが正しい答えだとは言いません。

ただ、人間として生まれた以上「知りたい」という知的欲求は、止められないということなのです。

このセリフの途中には「何歳からでも勉強はできる」といったセリフも入っていたのですが、僕は三十半(なか)ばを越えた今だって、勉強に明け暮れる毎日です。

  • 世界のことも
  • 日本のことも
  • 言語のことも
  • 人生のことも
  • お金のことも

ずっとずっと学び続けているからこそ、どんどん世界が広がってゆくように感じます。

勉強とは、決して机上だけのものではありません。

実践を通して「学んで」きた方々も、肌でいろんなことを感じては生きてきました。

僕はいつでも「紙とペン」が友達でしたが、どんな形であれ、学ぶ人たちはどんどん成長していきます。

これは子どもたちだけに限ったことではありません。

僕ら大人たちも、日々学んでいかなければならないのです。

勉強はしなければならないものではなく、したいと思うものであり、立派な大人になるためにやることなのだ。

生きることって?

そして最後に、「生きるということ」についても引用しておきます。

(中略)

それより「今」をもっと見つめなさい

私たちの周りには美しいものがいっぱい溢れているの

夜空には無数の星が輝いているし

すぐそばには小さな蝶が懸命に飛んでいるかもしれない

街に出れば初めて耳にするような音楽が流れていたり

素敵な人に出会えるかもしれない

普段何気なく見ている景色の中にも 時の移り変わりで

ハッと驚くようなことがいっぱいあるんです そういう大切なものを

しっかり目を開いて見なさい 耳を澄まして聞きなさい 全身で感じなさい

それが生きているということです

素晴らしい言葉ですよね。

僕がやってきた「マインドフルネス」にも繋がるような、そんな言葉です。

現代の人々は「今」を軽視しているように思えます。

それは以前の僕がそうだったように、

ある程度の給料をもらって、適当に過ごせれば最高!

という、自堕落な生活を推進かつ礼賛するような、そんな人がまだまだいます。

僕はそうならないように、いろいろと行動に移してきました。

上に書いてきた通り、

  1. 世の中を知り
  2. 勉強を続けていく中で
  3. いつも「今」に集中して生きること

『女王の教室』からは、そんな「人としての生き方」を教えてくれるような、そんな愛がたくさん感じられました。

僕の「毎日を頑張れなかった時代」のように、僕らはどこかで長いものに巻かれては、権力に屈し、あきらめて自分を見失っているのかもしれません。

確かに、生きていることそれ自体に意味はないという人もいるでしょう。

しかし、これらの言葉には僕らが諦めていた「生の哲学」に相対する、

  • 生き様
  • 生の美学

を感じられるのです。

僕はこのドラマにとても影響されましたし、この時代の他の学園ドラマからも影響を受けました。

僕がずっと教育者であるのは、

大人だっていつでも学べる

と思っているからこそ。

生きることについて考えることは、大人だって同じです。

もし何か疑問に思うことがあれば、『女王の教室』の名言を読んで、自分の人生観に役立ててみてはいかがでしょうか。

生きるということは、今についてしっかりと向き合うことだ。それを教えてくれたのがこの時代のドラマだった。余計なことなんて考えずに、「今」に集中していこう。

おわりに

子どもたちが思う「なぜ?」に答えてくれたような、そんなドラマ。

僕はこのドラマを鮮明に覚えていますし、今でも十分に見る価値があると思っています。

見られていない方は、繰り返しになりますがぜひ見てみてくださいね。

大人だからこそ響く名言もたくさん隠れていますから。

それではまた!

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