こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
友人たちと話していますと、
と言われることがあります。
「人から嫌われること」を気にしなければ、自由に意見が言えるのではないかと思っています。
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僕は議論して煮詰めてゆくのも好きですが、イヤなことにはきちんと「イヤだ」とはっきり言う性格です。
もちろん、うまく立ち回らなければならない時は、摩擦を起こさないように柔軟に対応していますけどね。
今日は「はっきりと言うこと」や「自分勝手かどうか」というお題に沿って書いていきます。
はっきりと言うこと
現代社会では、ご自身の意見をはっきりと言えない人がたくさんいます。
かく言う僕自身もそのうちの一人でしたし、

と、発言を控えていた時期だってあります。
でもこれは、なんだかんだ巡り巡って「自分」に返ってきてしまいます。
たったそれだけのことで、その人との関係はずるずると悪くなり、本来の自分ではない自分として生きていかなければならなくなります。
他の記事でも、

と以前にも書きました。
要は、
- 無理な関係を築いていったり
- 周りの人のご機嫌とりをしたり
してしまうからです。
当然、関係性を保っておくために、たまには相手に気を遣わなければならないこともありますが、なかなか本音を打ち明けられない場合は、自然と離れる必要がありますね。
それでも保っておきたい関係とはなんなのでしょうか。
だから僕は、

と言うようにしています。
それは決して、相手との関係を意図的に悪くしたいからではなく、むしろ改善していきたいからこそ言うのです。
はっきりと言えなければモヤモヤしてしまいますしね。
それは、僕に限った話ではないと思っています。
言い方が大事
ただ、

というわけではないとお伝えしている通り、

と言うつもりはありません。
人間関係とは多少なりとも複雑であり、そうそう簡単にはいかないのも事実です。
ゆえに、ここで大事なのが「言い方」になってきます。
先日の「SNSでのやり取りについての記事」にも書きましたが、

という部分がとても大事になってきます。
言い方一つをとって見るだけで、「はっきりと言えばいい」ということにはならないということがわかります。
こんなこと言われたら、さすがに言われたほうだってカチンときてしまいますよね。
「はっきりと言う」ということは、何もケンカを売ることではありませんし、その人との関係性を悪化させるために言うわけではありません。
- 自分の意見を自分らしく
- 相手に丁寧に伝えること
が大事です。
それでも納得してもらえなければ、その関係とは「それまでの関係だった」というだけの話。
そこに固執する理由もないですし、
という状況なわけですから、むしろそんな人とは関係性を保ってはいけないのです。
そういう人とは、常に周りに「イエスマン」を置きたがります。
もちろん、合わない人とやっていく必要はありませんから、それはその人の自由でもあります。
僕だって「この人イヤだな」と思ったら離れますから、お互い様です。
ただ、そうした経験を経ていく中で、最終的にどんな人が周りに残っているのか。
これが大事ですね。
- 言い方も大事だし
- 言われた時にどう対応するかも大事
自分自身で人間関係を適切に切っていくことが大事だとは言え、「自分至上主義」で人との関係を切っていってしまいますと、それではなかなか人格が形成されません。
その按配は、周りにいる人を見れば明らかかと。
どういう人たちが今自分の周りにいて、支えてくれているのか。
それを常に感じておきましょう。
決してわがままではない
ご自身の意見を、
- 丁寧に
- はっきりと
伝えることは、なんの悪でもありません。
しかし先述したように、相手がどう捉えるかはもう「相手次第」ですので、それは相手に任せるしかないでしょう。
「常識的に」丁寧に意見をしているのであれば、ご自身のことを、
なんて思う必要はありません。
- あまりにも傍若無人で
- 自分勝手に関係を切っている
何度も言いますが、こんな人は自分の行動を振り返る必要があります。
しかしそういう人に限って、相手の意見なんて聞き入れませんし振り返りもしません笑。
だからこそ “そういう人” のままであり、周りの人々も離れて行ってしまいます。
ゆえに、

といった疑問を投げ掛けた時点で、ある意味「正解」です。
そもそも、
と考えられる人ほど、ちゃんと謙虚に考えられていると言えるでしょう。
- はっきりと
- かつ丁寧に
相手に伝えることができるということは、別に「わがままであること」とは同値ではありません。
自分の意見を伝えることができるからこそ、人間関係も悪くならないのではないのかなと。
ただ何度も書いている通り、ここにはその「現場感」みたいなものが必ず介入してきます。
- 環境の変化
- その人との関係性
- どれだけ長く付き合っているか
- どんな人たちと関わっているか
などなど、いろんな要素が混ざり合ってのことなので、結果がどうなろうと「それはそれ」として受け入れるしかありません。
ここで大事になってくるのは、「人としてのあり方」を自分の軸としてしっかりと持っておくことです。
複雑な関係性の中で、自分なりの「道徳」に基づいて話ができているのであれば、それは悪手ではないと思っていい。
はっきり丁寧に伝えたけれど、相手に理解されなければそれまで。
あくまで主観的な話になってしまうのかもしれませんが、これ以上は難しいですからね。
そんな時は周りを見てみること。
周りにどんな人がいるかで、その人のあり方が決まってきますから。
おわりに
人にはっきりとモノを言うというのは、ある程度エネルギーの要ることです。
それでも、自分の信念に基づいて言えばいいですし、迷ったら確認すればいい。
周りに素晴らしい人たち(イエスマンではなく)がいれば、人生は豊かになるはずですからね。
それではまた!
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