久しぶりに教え子と会って話す意味【先生としてできることを考える】

人間関係

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

先日、元教え子の生徒たちと会ってきました。

彼らももう20代半ば。

10年くらい前にまだ教師の卵だった頃に、彼らに出会ったわけです。

今ですと「黒歴史」と言いますか、当時のことを思い出すと少し恥ずかしい気持ちもありますが笑、あれから10年をかけていろんなことを経験し勉強した結果(今でも継続中)、また新たな形として先生の役割を担っているんだなと感じています。

今日は、生徒たちと会って話したことについて書いていきます。

僕はいつまで経っても先生だ。先を生き、子どもたちに繋いでゆくのだ。

昔の僕ではない

僕が先生を始めた頃は、もうそれはそれは酷かったものでした笑。

いえそれでも、みなさんにも経験があるかと思いますから、

あの時はダメだった…消し去りたい

だなんて思ってはいません。

誰だって若い頃は「そんなもの」だからです。

あれから少し記憶が止まっていましたので、彼らと会うとなりますと、

どんな感じなんだろう?

と思っていましたが、特に彼らも変わりなく、いろんなことについて語らいました。

  • 投資
  • 税金
  • 日本
  • 政治
  • 歴史

などなど。

まだまだ僕も甘いところ、勉強不足のところはありますが、それなりに勉強してきたため、いろんな話題について4時間ノンストップで話すことができました。

特に人生観やこれからのこと、お金や家庭、国のあり方についても議論することができました。

なまじ頭のいいやつらなので、話の聞き方もピカイチであり、

なるほど。そうなんですね

と素直に聞きながらも、自分の意見をしっかりと出してくれました。

僕は彼らの元担任(教科担当)でしたが、だからと言って彼らに持ち上げてもらいたいわけでもありませんし、こちらの意見に全て賛同してほしいわけでもありません。

今の僕は、

自分のできることを淡々とやる

そんな人間になることができました。

彼らはそんな僕を見て、

やっぱりせいじ先生はいつまでも学ぶ人だ

と思ってくれたでしょうかね笑。

以前の僕がいたからこそ、今の自分があるとは思っていますが、もう過去の僕ではありません。

しっかりと「今」を生きて、

  • 人のため
  • 国のため
  • 社会のため

に生きていこうと思えています。

久しぶりに会って、彼らも彼らなりに「彼らの道」を進み、素晴らしい功績を残しているようですね。

それを聞いて、とにかく誇らしく思ったのでした。

僕自身も彼らも、長年の時を経て変わっていた。特に内面的な部分であり、いろんなことについて議論することができたのだ。

勉強し続けて伝えること

僕が最近、

  • 歴史
  • 政治
  • 言語

を勉強しているのは、僕自身の知的欲求があることも確かなのですが、それ以上に「先生気質」があるのだと思っています笑。

学校の中では、学校の中でのルールやあり方などを伝えるに終始していましたが、いざ学校の先生を辞めてしまったら、社会に一人ポツン状態です。

じゃあ、彼らがそうなってもいいように、僕が先陣を切ろう

そうやって、

  • 世界一周
  • 個人事業主

などを達成、スタートさせました。

稼げるか稼げないかも、もしかしたら「先生としての偉大さ」に繋がるのかもしれませんが、僕はハッキリと、

俺は稼げてないよ。でもいつか稼いでいる姿を見せたくて、あるいは自慢したくて、君たちに会うんじゃないんだ

と言いました。

人によっては、先生を辞めた後にめちゃくちゃ有名になり、それを慕って元生徒たちが集まることもあるのかもしれません。

逆に僕の教え子は、YouTuberやインフルエンサーになったりしていて、ちょっと有名になっていましたが笑。

いずれにせよ、僕はどんな地位になろうと、いろんな人とフェアに接していきたい。

それができない人もいるでしょう。

は?誰がお前たちに会ってやってると思ってるんだ?

と言い放つ、しょうもない大人もいるかもしれません。

でもそれではダメなのです。

“ホンモノ” とは、そうした金や地位、名誉を振りかざして、それらを後輩や教え子と会う口実にすることはありません。

僕は僕として、

  • 今どう生きているのか
  • 何に対して幸せを感じているのか
  • どういう人生を歩んでいきたいのか

ということをテーマに話すことができればそれでいいですし、何か彼らが持って帰ることができればそれでいいと思っています。

お金で彼らを買っているわけではありませんし、

会いたい

と言ってくれるからこそ、それに恥じぬ生き方をして、自分のしてきたことを伝えればそれでいいと思うのです。

先生だったからといって、偉そうにしてはいけないですし、学んできたありのままを伝えればいい。

ずっとずっと、生徒とともに学び続けるのです。

僕が教えるべきは自分の人生で学んできたことであり、お金や権威をちらつかせてご飯に行くことではない。どういう経験をして何を想い、何をしているのかを伝えることが義務なのだ。

生徒も成長するからこそ投資する

生徒たちと話していますと、彼らも確実に何かを掴み取りながら、一歩ずつ前進しているように感じました。

お金だけじゃない。何が人生にとって大事なのか

といった問いを、自分たちに問い続けているようでした。

僕はいつでも若い人を贔屓(ひいき)してしまいますが笑、それは何より彼らの未来が輝かしいものだからであり、投資する価値があると思っているからです。

僕にたくさんのお金があるわけではありませんが涙、

いいから全部おごらせろ!

と言って聞かないのは笑、それだけ自分の意志を汲んでくれている子たちなのだと信頼しているからであり、彼らに頑張って欲しいからです。

と言うより、こういった若い人たちと話ができるだけでも、僕がお金を多めに払うのは間違いなく通すべき筋(すじ)なのですけどね。

僕自身が「先生」として、この現代でいろんな経験をし、先を生きてゆくこと。

これが僕のすべきことの一つでもありますが、先述したようにそれを「伝えてゆくこと」もまた僕の仕事でもあります。

なんのために世界を一周したのか。

なんのために事業を始めたのか。

それはこれから「何かしてみたい!」と思う身近な人たち(生徒たち)に、自分の一次的な経験を伝える以外ありません。

自分が勉強し体験しているからこそ伝えられることもありますが、同時に生徒たちだって勉強し続けていることも知りました。

こう言ってはなんですが、彼らの未来のほうがよっぽど明るいのです笑。

だから、

  1. 前提として自分も頑張るが
  2. 若い子たちにより投資をする

これが僕のできる最大限のことなのかなと。

彼らと話せることが貴重でもありますし、その際に「自分の与えられる最大のこと」を与えられればそれでいい。

いつまでも僕の下の世代が繁栄するように、

  • 投資をし続け
  • 彼らと再会し
  • 僕の想いを伝えつつ
  • 彼らの頑張りに励まされる

この繰り返しをしてゆくのですね。

若い人たちに投資をすること。僕が見つけた答えとは、いつまでも自分が中心ではないと言うことだ。彼らと再会して話をし、ともに明るい未来へと向かってゆくのだ。

おわりに

ありがたいことに、こうして元生徒たちと会うことができます。

それはひとえに、僕が発信し続けているからなのかもしれません。

せいじは今何をしていて、どういったマインドで生活しているのか?

これを知りたいのかもしれませんね笑。

僕はもっともっと正しいことを伝えられるよう、勉強を続けて、様々なことを経験していこうと思っています。

みなさんはどうしたいですか。

それではまた!

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