小さな習慣化が生み出すダイナミクス【毎日少しずつ続けること】

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こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

生徒さんと話していますと、

英語学習を続けることができない。先生はどうやって多言語学習や運動を続けているの?

と聞かれます。

これは誰にでも訪れるものであり、以前の僕だったら続けることはできなかったと思っています。

継続については腐るほど記事を書いてきましたが、改めて「塵も積もれば山となる」理論を提唱していきたいと思います。

小さなことでも毎日続けることが大事だ。必要なら調整して、とことん勉強したりトレーニングしたりすればいい。

ハードルは下げておけ

生徒さんと話していた時に思い出したのは、『習慣超大全』でした。

この書籍では、

いかに習慣を小さくして始められるか

ということから話はスタートします。

言語学習を始めたければ、

  • まず机に向かう
  • 本を1ページ開いてみる
  • 学習アプリを起動させる

といった、「バカにすんなよ笑」と思われるようなレベルの行動から始めさせます。

しかしこの「ハードルを下げること」が、いかに習慣化で大事なのかが説かれているわけですね。

多くの人は、

うわぁ…今日も勉強できなかった…1時間やる予定だったのに
今日こそジムに行く予定だったのに、寒かったから行けなかった…

と、

  1. 後悔して
  2. 自己嫌悪に陥る

という悪いサイクルを作ってしまいがちです。

僕は毎日5言語だけ勉強していますが、一言語5分くらいで終わってしまう日もあれば、たまにDuolingoというアプリだけで終わることもあります。

ただ、僕が批判をしてくる人に対して圧倒的に言えることといえば、

必ず毎日やれている。やらなかったことに比べたら、ずっといいじゃないか

ということです。

どちらかと言えば、

今日は5分でも1ページも触れられたんだから、僕の勝ちだ!

と思える、それだけで自己肯定感が上がるものです。

単純かつバカらしく聞こえるかもしれませんが、そうやって一年(2024年9月〜)続けましたから、

えー?なになに、5言語しゃべれるの?

と急に振られても、一言二言しかしゃべれなくても、なんとなく覚えている文を言うことができます。

英語もダンスもそうですが、ずっと触れていないと「いざという時」に出すことなんてできません。

「一日1時間の英語学習 < 毎日の5分の英語学習

です。

もちろん、前者が毎日できたらそちらの方が素晴らしいですが、それができなくて困っているのならば、後者をオススメします。

時間や量の話をしているのではありません。

ハードルを上げてできなくなるくらいなら、ハードルを下げて毎日やれ

ということですね。

周りの人たちは、僕に比べてハードルが高いような気がする。もっとハードルを下げてでもいいから、毎日やろう。

毎日の習慣化が生きるコツ

先日、豊田真由子さんの講演でも、健康的で習慣的に生きている修道女たちを対象に研究をしたところ、そのほとんどがボケることなく長生きしたそうです。(『Nun Study』と呼ばれる研究)

当たり前のことのように聞こえますが、僕の過去なんて習慣の「しゅ」の字もありませんでしたからね笑。

ある意味、習慣化されていたのは「悪習慣」のほうでして、

  • ジャンクフード
  • スマホやテレビ
  • お酒や夜更かし

などを徹底していました。(おいおい笑)

一方で、ここ数年(2021年〜)で意識していることといえば、

  • 睡眠
  • 運動
  • 食生活
  • 言語や政治などの学習

です。

さらにいえば、人との関わりも大事にしていると思います。(朝活や旅行など)

こうした「習慣」の上に成り立っている生活とは、

  • 身体的にも
  • 精神的にも

人生を豊かにしてくれます。

先述した通り、”毎日(毎週)やっているからこそ” 出せることができるものとは、一定数あるものです。

習慣化の話をしますと、どこかでみなさん否定的(批判的)になりたくなります。

それだったら、どこかでガッと数時間勉強したり、運動したりしたほうがいい!

と。

実は「そうはならない」んですよね。

ここの大きな落とし穴は、「定期的ではない」ということなんですよね。

もちろん、ランダムでもある程度「習慣化」されているのであれば問題はないでしょう。

よく僕が聞き返す質問は(例えば英語に関して言えば)、

じゃあ一週間に一度だけ、勉強をするっていうことですか?それで英語がしゃべれるようになると思いますか?

というもの。

年間に計算したら、365日分の48日だけです。

「その日だけ何時間も勉強する」ということでしょうか。

あまり現実的ではないと思います。(お時間のない方は仕方ありませんが)

できるのであれば、短い時間でも習慣化して、そのスパンをできる限り詰めること。

僕はこっちのほうが、感覚が研ぎ澄まされると思っていますし、豊かな生活になると思っています。

習慣化してしまったほうが生活が豊かになる。一気にドカッとやらなくていいのであれば、毎日少しずつ勉強(運動)していこう。

その都度調整すれば問題ない

習慣化と言っても、

  • 体調
  • スケジュール
  • あるいは気分

などが多少なりとも影響することがあります。

最後にあげた「気分(=モチベーション)」によって、自分の習慣が左右されることはよろしくありませんが、いずれにせよそうした「外的要因」とはあるものです。

僕も最近は、

  • 週一回ダンスの練習
  • 週一回ランニング(8〜10km)

と、教員時代よりかなり運動の頻度が減ってしまい、いいパフォーマンスが出せていません。

「毎日やらなきゃ」ってお前が言ったんじゃん笑。ちゃんとやれよ

と笑われそうですが、まさにそうなのです。

だから僕も、

ここはトランスフォームするっきゃない!

と、毎日やっている腕立てや腹筋に加えて、ちょっとしたプランクやスクワットも加えてみました。

言語学習においても、

今日はまとまった時間が取れるから頑張ろう

という日があってもいいというわけです。

毎日の勉強時間を増やしてもいいわけですしね。

要は「続けること/習慣化すること」が大事なのであって、そこから先の微調整は自分でしていったらいいということ。

毎日5分じゃ少なすぎだろ

と思ったのならば20〜30分、あるいは一時間にでもしたらいい。

厄介なことは、

  1. 続けることはせずに
  2. ランダムにモチベーションに頼ること

なのです。

極端かもしれませんが、

あぁ、これ?まぁ一ヶ月に一回しかやってないかなぁ

と言われましたら、ちょっとした大きなイベントでない限りは、

たぶん、この人にとっては趣味というよりも「楽しみ」の一環なんだろうな

と思われてしまいますし、実質 “そうなってしまっている” ことは事実です。

空いている「スパンの長さ」を否定しているわけではありません。

気の持ちようとして、「継続性や持続性があるかどうか」というだけのこと。

自分にとって心地の良い「間隔」とは、それぞれ違いますからね。

僕も個人事業主になってから、教員とは明らかに生活のスタイルが変わりました。

微調整するためにも、毎日やっているとその変化が見て取れます。

できれば「毎週/毎日」を目指していきましょう。

自分なりの強度は、その都度変えていけばいい。ただしベースとして「続けている習慣」があるかどうかが大事なのだ。

おわりに

  1. とにかくハードルをさげ
  2. 毎日少しずつでも続けて
  3. その都度必要なら微調整をする

こんな感じで続けていけば、人生は少しずつ豊かになっていきます。

僕が実際、肌で感じていることなのです。

妥協してもいいけれど、必ずその「習慣通り」を目指すこと。

僕もどんどん強度を上げていこうと思います。

それではまた!

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