自分にできないこととできることの見極めが大事【相手を尊敬すること】

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こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

先日、友人たちがやっている音楽ライブへ足を運びました。

有志たちで集まり、好きなようにバンドを組んで、ほぼ本番当日で合わせるみたいな、そんな感じの流れでしたが、まぁみんな弾ける、叩ける、吹ける笑。

僕は楽器なんて全然やったこともないですし、これからもほぼやらないと思いますが、

なんてすごいのだろう…

と感動しっぱなしでした。

今日は「自分にできることとできないこと」について話をしていきます。

自分のできることとできないことを見極めること。ジェネラリストになることはできないのだ。だから他の人ができることに対して敬意を払おう。

僕にできないことをやる人たち

僕は昔っから楽器が苦手なのですが笑、

  • 兄も
  • 妹も

音楽の才能に長けており、ギターやドラム、合唱やピアノなど、実は音楽環境的には恵まれているほうでした。

えー!せいじさんも何か始めればいいのに!

わかります。

でも僕も何度か、「挑戦」はしているのです笑。

それでもやはり、

なんかこの、細々と指を動かすのがどうもイヤだ

という理由から、「練習をしない」という結論を導き出しました。(おい笑)

「本気でやりたい」と思ったらやる男ですので、それでもやらないと決めたのは、たぶんあまり興味がなかったからなのだと思います。

だからこそ、先日見たライブでは、

な、なぜあんな即興に近い形で、音楽を奏でられるのだ?!

と不思議に思ったものです。

僕が昔から言っていることですが、

音楽ができる人はマジですごい

ということ。

ほんと、誇っていいレベルです。

すると、

せいじさんはダンスができるからいいじゃない

とみなさん返してきますが笑、そういうことを言っているのではありません。

あぁやってゼロから生み出せるなんて、すごいことだよ!僕のことは関係ねぇ!

とにかく、できない僕からしたらどれも「すごい」のです。

そしてとてもかっこいい。

人間、「誰もがなんでもできる」わけではないように、それぞれ「できる範囲」は限られています。

全部をやる時間なんてありませんし、自分の「得意」や「好き」でなければ、それはやらないに越したことはありません。

僕にできないことを、あんなに軽々やってのけてしまうなんて…

いつも音楽関係の人には驚きますが、改めて感動しましたね。

人には、適材適所というものがあります。

先日のライブは、まさにそれを感じた一日でした。

  • 仕事においても
  • バンドにおいても

大切なのは「自分のできること」やることなのですね。

僕にできないことを、平気でやってのけてしまう人たちがいる。だからこそこの世の中は回っているのだ。

敬意を持つこと

自分にできないことはできない。

この自覚があると生まれるのは、「相手への敬意」です。

今回のライブに行って改めて思ったことなのですが、

自分のできないことをやっている人には、尊敬しかない

ということ。

昔の僕は、

いや、自分も頑張ればこれくらいはできるようになるだろ

と、過信にも似た態度を持っていました。

相手へのリスペクトなんて、ほとんどありませんでした。

でもこの世の中が「いろんな仕事」で回っているように、

  • 自分にできること
  • 自分にはできないこと

が必ず存在します。

なんでもかんでもできるのであれば、みんな一人だけで生きていくことでしょう。

  • IT関係の人も
  • 家を建てる人も
  • プロスポーツ選手も
  • 芸術に優れている人も

どんな人であっても、その人にしかできないこと(あるいはその人が好きで仕方のないこと)があります。

それは自分には「決してできないこと」なのです。

いや、せいじだって頑張れば音楽もできるようになるよ

その事実はわかっています。

人間、努力すればある程度のことはできますからね。

でも「あれもやってこれもやって」ということは、”できない” のです。

極端に言えば、「10個のことをプロ並みにできる」なんて人は、この世にはいないでしょう。

ある程度「ジェネラリスト(なんでもできる人)」はいるかもしれませんが、深いところまでやり切るには、

  1. 好きで
  2. 長く続ける

こと以外あり得ないのです。

僕も楽器や音楽が好きだったら、とっくに始めています笑。

それができないのは言い訳とかではなくて、「物理的にできないから」なのです。

みなさんにもやったことのないことって、いくらでもありますよね。

今からラグビーやってみたら?
今からマジシャンになってみたら?

「え?」と思うでしょう笑。

挑戦することはいいですが、本当に好きなものなのかどうかを見極めておく必要はあります。

続かないならやるな

と言っているわけではありません。

やってみて、本気で向き合いたいかどうかということを感じることは、大事なことだということ。

人生は限られた時間しかないですからね。

だから僕は、その限られた時間で「自分の好きなこと」に時間を割いている人を見ては、

すげぇ…

と思ってしまうのです。

自分のできないことをやってくれる人がいるから世の中は回っている。そんな人たちに敬意を示そう。

自分にできることの見極め

先述した通り、

  1. 人生では時間が限られており
  2. 自分にできることとできないことがある

とお伝えしました。

何かに挑戦することは殊勝なことですし、「食わず嫌い」も(あまり)良くありません。

ただ、僕の軸が英語やダンス、ブログや言語学習であるように、「それ以上」を求めすぎていても、

物理的に無理なものは無理

であるということは、先ほどの「人間、10個のものがプロレベルでできる」なんて人がいないことからも明らかに分かることです。

先日見た音楽のライブで、

すげぇ!

と感銘を受けた僕は、どうしたでしょうか。

興奮した勢いでAmazonのページに走り、ギターを購入したでしょうか。

ボイストレーニングに数十万円を突っ込み、毎日カラオケに練習しに行き始めたでしょうか。

こういう人が一番危ないのです笑。

何度も言いますが「やってみること」はとても素晴らしいことですし、否定されるべきことではありません。

ただ、人にはそれぞれ限られた時間がありますから、そうした「衝動」で動いている人とは、結果的に何も成功しないし、身につかないことが多いのです。

  • プロサッカー選手がバスケの練習をしますか
  • 芸術に長けている人がいきなりIT関係のスクールに通いますか

ということ。

これは「副業で」という意味ではありませんからね。

あるいは「複業」という意味を持って挑戦したり、あ趣味としていろんなことを嗜(たしな)んだりすることは良いことです。

それは続くでしょうし「好きだから」という、何にも代え難い “大きな理由” があります。

しかし、

自分が得意であることで頑張っている一方で、なんとなく興味を持ったからあれもこれもやる

と、いろんなところに首を突っ込むことは、その場その場で決めていることと同値です。

確かに、

音楽を奏でられればかっこいいし、そんな舞台に立ちたい!

と思う人は、始めて少しずつつ練習したらいいと思います。

自分の空き時間を趣味に費やし、社会資本(=人との関係性)を築くこともまた、素晴らしいことですからね。(僕のダンスや言語学習のようなもの)

ただし、英語の朝活をやっている僕からしても、

英語に全く興味のない人が、ここに出続けることは不可能だろうな笑

とは思っています。

それは何ごとにおいても一緒なのです。

だから、

  • 自分が本気で好きになれることを探し(選択)
  • 長い年月をかけて突き詰めてゆくこと(集中)

が大事なのですね。

その合間合間に趣味があってもいいですし(僕の場合、サウナやランニングなど)、人と会ったりリラックスしたりする時間があってもいい。

自分にできることを見極め、できないことに対しては敬意を示し、時に挑戦もしてみるくらいの按配が、いいのではないでしょうかね。

いろんなことに挑戦してもいいが、自分にできることをちゃんと見極めてゆくことは大事なことだ。あまりにも衝動で動かないことだ。

おわりに

尊敬することと、羨望(せんぼう)の気持ちから「衝動的に新しいことを始めること」は、全く違います。

僕もよく「行動したほうがいい」とは言いますが、「手当たり次第にやれ」という意味ではありません。

「見極める」という意味では “手当たり次第” という言葉は適切かもしれませんが、同時に「時間は限られている」ということも念頭に置いておくべきでしょう。

いずれにせよ、僕は音楽を奏でる人たちはいつでも「すごい」と思っています。

そんな尊敬をした上で、今自分ができることを改めてやっていきましょう。

それではまた!

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