議論をしつつ自分なりの意見を構築する【0か100かにしないこと】

雑談

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

先日、こんな動画を見ました。

公明党の伊佐さんは、以前Abema TVに出ていたところを見かけていましたので、存じ上げていました。

とてもいい対談で、特に編集がよく、

わかりづらい言葉にも、しっかりと解説を入れてくれてる!

と思い、ストレスなく見られました。

とても勉強になる内容でしたので、今日は内容というよりはざっくりと感想を書いていきます。

日本はもう待ったなしだ。悠長なことは言っていられいないから、どんどん積極財政を押し進めていこう。議論し、0か100かに偏らずに意見を構築しよう。

議論できることが大事

動画を見ていて思った第一印象としては、

対話することって大事なんだなぁ

ということでした。

僕もできる限り対話をしたいですが、先日(7月くらい)にXで意見交換をした時も、

なんだ。全然根拠もない、ただの言いがかりだけかよ…

という状態でして、残念ながら生産性のないコメントしか来ませんでした。

要は「自分は正しい!」としか思っておらず、ただただ相手の意見を否定するだけで、

これについてはどう思いますか?違うんじゃないんですか?

という「対話」を目指しているものだとは、到底思えるものではありませんでした。

正義は人の数だけありますし、僕が100%合っているというわけでもありません。

みなさんもいろんな人の意見を聞いた上で、

なるほど。そういう考え方もあるのね。ま、俺/私はそう思わないけど

となりますものね。

だからまずは「聞くこと」が、大事なのではないでしょうか。

伊佐さんも神谷さんも、

  1. 互いに自分の意見を主張しつつも
  2. 事実ベースで話し合いながら解決策を見出す

ということをしていました。

後述しますが、どちらの意見も聞くに値(あたい)するものであり、学のない僕からすれば非常に勉強になりました。

議論とは見ていて楽しいものですが、Abema TVでたまに見かける「リンチ」みたいなものは残念です。

うわぁ…ダセぇ…

と思ってしまいますね。

議論するとは、相手を論破したり打ち負かしたりするものではありません。

相手の揚げ足を取ってみたり、言葉尻やちょっとした行動を取り上げて、

ほら!お前はこんなことした(言った)じゃないか!

とやっている人を見ますと、悲しくなってきます。(主題からズレているため)

お互いに正義があり、自分こそが正しいと思っていることもあるかもしれません。

ただ、相手の話を聞いて、

  • じゃあここは?
  • その場合はどうなる?

と議論できれば、日本はより良い方向へと進んでいくと思っています。

まずは議論することだ。それができなければ話が始まらない。

今はそんなこと言ってられない

さて、内容については多岐に渡りますので、割愛させていただきます。

ただ、お二人のやり取りを見ていて、特に気になったのがその「姿勢」でした。

特に「税」の話に関しては、移民問題とも大きく関わってきます。

消費税さえ下がれば、今の日本はだいぶ良くなると思っています。

これは「プロの庶民」だからこそわかるのです笑。

「財源論」だの「貯蓄に回す論」だの持ち出す人もいますが、もはやそんなことを言ってられないのです。

それにそうやって増税してきたからこそ、30年間も日本が発展しなかったのではないですか。

これについてはかなり明確に分析がされていて、

消費税は悪税であり、中小企業潰しだ

という議論は、多くの有識者(教授や専門家だけでなく、一般の人々)も認識しています。

財源確保か負担軽減か…消費税を廃止したらどうなるのかまとめてみた | 税理士.ch
平成になって導入され、賛否両論の中その税率が上がり続けてきた消費税。消費税の廃止は、一部の政治団体や識者の間で議論の絶えないテーマの一つです。景気刺激策や低所得者層の負担軽減を目的として廃止論が唱えられることが多く、その実現可能性や影響について関心が集まっています。しかし、消費税は日本の税収の大きな柱となっており、単純...

要はどこを見ているかであって、政府が大企業のほうに目を向けるのであれば「減税」に反対するでしょうね。(法人税などの引き上げがあるため)

ただ、庶民である僕からすれば、

消費税さえなければいいのに!

と思うのは普通であって、友人たちの中にも「減税されると困る」と言っている人は一人もいません。(当然でしょう笑)

伊佐さんのように「財源がどうのこうの」と言うこともできますが、現実問題、30年ダメだったわけですよね。

だったらもう、リスクだの何だの言っている場合ではないのです。

むしろリスクを取ってでも検証しなければ、

こいつらはただ、企業や外資を入れたいだけで、消費税増税してその代わりに法人税を下げているだけだ!

と言われても仕方がありません。

今は悠長なことを言っている場合ではないということ。

議論して「〜たら/〜れば」を語ることも大事ですが、あまりにもリスクを怖がっていて何もしなければ、今の日本が不況から脱出することはできないでしょう。

投資と似ていますね。

議論は大事だ。しかし今の日本は悠長なことを言っている場合でもない。しっかりと議論をしつつも行動に移して実験検証をしていこう。

0か100かにしない

議論をしていますと、どうもみなさん「0か100か」という点に落ち着きたがります。

これはAbema TVでひろゆきさんが大学生たちに質問した時に、

0か100かではないんですよ

と保守系の学生が返したように、そういう極端な話で世界は回っていないということです。

  • 減税も
  • 移民も
  • ワクチンも

ありか/なしか」の議論だけではなく、そこに対する検証と実現可能性、そして民意や庶民感覚も考慮して判断すべきですよね。

いろんな意見があるのもわかりますが、

多様性を認めたい人こそ、人の話をもっと聞いたらいいのに…

と思ってしまいますね。

「多様性」という “100” を推し進めたい場合、それはれっきとした「排外主義/差別」です。

だって「他の人の意見(「多様性はちょっと…」という意見)は認めない!」と言っているのですからね。(これを自己矛盾、あるいはダブルスタンダードと言います)

0か100かではないからこそ、いろんな意見を聞いて自分の意見を自分なりにオリジナルの「100」として作ればいい。

その上で、このお二人のように意見をぶつけ合えば、それでいいのです。

そしてあとは、民意を聞けばいいのではないかと。

民主主義とは、言ってしまえば多数決ですし、選挙も得票数で決まるわけですからね。

乱暴に言ってしまえば、

僕が何と言おうと(反論しようと)、日本国民全体の向いている方向性には抗えない

ということです。

だから、議論して政党や政策への興味を深めたり選挙に行ったりすれば、それだけで国は住んでいる人たちの意向に沿うようになります。

現在は、民意に反対して政治が動いてしまっているということ。

先ほど提示した税の議論のように、もう悠長なことは言っていられません。

移民や税、米の問題だけでなく、言論統制も行われてしまったら、もはや独裁国家です。

むしろ今、日本はそうなりつつあるんじゃないですかね。

政府に都合の悪いポストは消される。

そんな時代になってきているのではないでしょうか。

そのために僕らは、

0から100まであるけど、その間のことについても議論しよう

と、政治に興味/関心を持たなければならないんですよね。

何事も極論はよろしくない。しっかりと議論ができる国家にしていこう。その上で自分なりの意見を100として作ったらいい。しかし国家は民意で動くのもまた事実。意見は意見として持ちつつ、議論をやめないことだ。

おわりに

この対談はどの方からも好評でして、僕自身もとても学びになりました。

どちらが正しいというわけではないにしても、今の日本が急を要する状態ということは間違いのないこと。

僕自身も知識を深めるために、もっと多角的に勉強を進めていきたいと思っています。

それではまた!

タイトルとURLをコピーしました