こんばんは。
すずきは大学時代にダンスサークルに入っていたこともあってか、劇団に所属するという道を選んだ知り合いを数人持っております。(かっこいい!)
それで今日はお誘いいただいたので見にいってきました。
すずきの劇に対する考えを述べていきたいと思います。
全くわからない
正直に言いましょう。
すずきは演劇というものが全くといっていいほどわかりません。
そんな僕が劇を見に行くことは、果たして世のため人のためになるのかというとかなり怪しいのですが、お誘いいただいたからには行くのがスジってもんです。
社会人になってから多分20回以上は行ったんじゃないかなと思います。いちいち覚えていませんが、かなりの回数見に行っております。(ただし専門的なことはわかりません)
なんとかして自分との共通点を見つけようとするならば、演者達は舞台に立つ人間であるということです。
僕も曲がりなりにもブレイクダンスで何十回とステージに立ったことがありますので、そういう意味では同志なのかもしれません。
だからどうしても舞台に立って生(なま)のショーをする人たちを応援したくなっちゃうんですよね。
演劇、ミュージカル、オペラ、創作ダンスとあまり自分には馴染みのないものばかりですが、その歌声や演技の完成度には素人の自分でも驚くほど感動します。
ほら、みなさんもドラマとか映画とか見ますよね。
迫真の演技を見た後に「この俳優/女優さんすげぇな」って思うじゃないですか。まさにそんな感じです。
だから美術と似ていて「まぁよくはわかっていないけどすごい」ものであり、お金を払う価値があるのだなと思っています。
「ライブ」のいいところ
演劇やミュージカル、お笑いや音楽など、すずきからすればその場に行ってまで見たり聞いたりする意欲が全くといっていいほど理解できませんでした。
しかしダンスショーケースに自分が出てみて、そして友人の劇やミュージカル、はたまた有名な人のライブを見に行ったりしてみると、生のライブの良さというものがひしひしと伝わってきました。
どうして人々があんなにもスポーツ観戦やミュージシャンのライブに行きたがったり無理をしてでも行ったりするのか。やっと謎が解けたわけです。
それはライブで感じる熱や一体感、緊張感や爽快感、ストレス発散や推しを応援するなど、多くのメリットがあるということです。
昔、サッカーの代表戦が事件か何かでスタジアムの外でしか応援できなかった時に、サポーターの皆さんはスタジアムの外からでも声を届けていました。
つまりみんな近くで自分の思いや気持ちを伝えたいのです。
僕もダンスショーケースで後輩や先輩が踊っているところを見ては、「コール」と言ってその人たちの名前を大声で叫んでいたものです。
ファンやお客さんも、その思いを届けたいという気持ちから現場に足を運ぶのだと思います。
もちろん逆も然りで、演者やアスリート、アーティストたちからエネルギーをもらうこともあります。
なんとなしに友人に連れて行かれたライブで元気をもらったり、友人が出ている演劇を見て自分も頑張ろうと思えたり、様々な化学反応があると思っています。
かくいうすずきも本日は頑張る後輩と演者の皆さんに圧倒され、帰りは音楽を聴きながらテンションをあげることに成功したほどですからね。
それは画面を通して感じる価値の何倍ものまた違った価値があると思います。
みなさんも機会があったら友達や家族と生のパフォーマンスを見てみるのもいいかもしれません♬
演劇のすごいところ
さてド素人のすずきなりに普段見に行かせていただいているミュージカルのすごいところをまとめてみました。
- 発声が違う
- 表情が違う
- 歌って踊れるって何?!
です。
発声が違う
僕は歌が苦手でして、聞くのも歌うのも一応は好きですが本当に上手い人のものを聞いてしまうと何か発声方法が違うことに気づきます。
たぶん彼らは常人ではできない特殊能力を秘めているのでしょう。
あまりにもわからなさすぎて解析すらできません。複式呼吸ということくらいです分かることといえば。
演技の途中でいきなり歌い出すことに「え?なになに?」と抵抗のあったすずきですが(ミュージカルってそういうものなのだが)、口の開き方とか体全体の動きとか見ているとちょっとスポーツっぽいなって思い始めて、その魅力に引き込まれてしまいました。
なんかもう「体全体の表現」って感じでした。
劇団の人は20〜30名いたのですが、とにかく誰もかれもが歌がうまい。(当たり前)
プロとしてやっている方のものを見ますと「本当にいいもの」がだんだんとわかってきますし、その毎回の完成度には脱帽してしまいます。
そういえば小中高とともに器械体操をしていた僕の友人も、大学でオペラを始めていましたが、やはり素晴らしいの一言でした。発声法が全然ちゃう。
うん。ダンスと違ってまたかっこいい。そう感じております。
表情が違う
ダンスでも表情を作る練習って部活でやっていたのを顧問で見ていたのですけど、僕からするとダンスの場合は練習してきた自信に比例(付随?)するものだと思っています。
「かましてやる!」と思っているダンサーは自然と自信に満ちてかっこいい表情になるものですからね。
ただ演劇やミュージカル、ドラマや映画などの演技となると明らかに「ダンスのそれ」とは話が変わってきます。
これにもまたそれぞれの演者さんの表情、目線、タイミング、涙など、どうしたらそんなに表情を豊かに作れるのかと感動してしまいます。
ちなみにすずきは顔のパーツを結構な範囲で動かすことができますので、それなりのトレーニングを積めば劇団に入れるかもしれません。いや無理だろ。
歌って踊れるって何?!
いやほんとそれですよ。
ダンス経験者(現役)から厳しく言わせてもらいますね。
はっきりと申し上げますと、ダンスをしながら歌うって無理なんですよ。人体の構造的に。
アイドルの「歌って踊れる」ってあれほんとえげつないんですよ。
アーティストもライブで動き回りながら歌ってますけど、あれほんとエグいんですよ。
ミュージカルも歌うだけ、演技するだけではなくてもちろん踊りますから、つまりそれが意味することは芸術のオールラウンダーなわけです。
それを見ますと、演者として舞台に立つすずきとしてもどれだけの練習を積んできたかほんの少しだけわかります。
ダンスショーケースにはその良さももちろんありますが、やはりミュージカルや演劇で舞台に立たれている方を見るたびに尊敬の眼差しを送らざるを得ないんですよね。
おわりに
なるほど素人でもここまで語ることができました。(内実は伴っていない)
すずきは教員として教壇に立つ際、たまに演技力を試されることがあります。
ボケるときであればお笑いを参考にし、叱るときであれば役者さんを真似ることもあります。
実はこの「演技をする」ということは教師にとって意外と大切なことでもあって「教師は役者でなければならない」っていう言葉も以前に聞いたことがあるほどです。
「演技」って生活に密着しているものなんですよね。
若い頃はドラマでイケメンや美女ばかりをもてはやしていたものですが、大人になるに連れて彼らの実力としての「演技力」も見るようになってきました。
そうです。音楽でボーカルが大事だと思っていたのが、次第にベースやドラムなどに耳を傾けるようになることと一緒です。え?
普段は行き慣れない舞台芸術も、友人や後輩のおかげで定期的に見ることができています。
日本には能や狂言、あるいは笑点の寄席のように独自の文化の舞台芸術もありますよね。
僕は趣味でもなければ知識があるわけではないですけど、新しいことに生で触れられることはとても良い経験になります。
まだまだ自分の知らない世界・文化があると思うとワクワクしますよね。
まぁHipHopも結構マイナーな文化ですから、すずきはなかなかニッチなところを攻めているほうかもしれませんが。
これからもなんでも食わず嫌いにならずに、いろいろチャレンジしたり首を突っ込んでみたりしようと思います。
それではまた!
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