こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
先日、北海道の知床に旅をしていましたが、そこでもまた「出会い」がありました。
もちろん特別なことではないのですが、自分から話しかけに行ったのでとても新鮮な出会いとなりました。
今日は僕が「旅先の人に話しかけること」で感じた経験をお話ししていきます。
出会った2人のカップル
- 知床五湖
- カムイワッカ湯の滝
の方面に向かおうとしていたところ、同じようにバスのチケットを買おうとしているカップルがいました。
2人とも顔つきが海外の方だろうなと思っていましたが、英語で話していたのでそうだろうと思い、一応「大丈夫かな?」と様子を見ていました。
こういう時、なんでもかんでも口出しをするのはよくないですからね笑。
日本語がしゃべれる可能性もありますから。
結果的には何事もなく、一緒の方面に向かいましたが特に話すこともありませんでした。
彼らからすると僕は旅人の1人でしかありませんが、僕からすると海外から来た人は何か「特別な人」のように見えます。
そして北海道知床滞在2日目の夕方、天気も晴れてきたので「オロンコ岩」という大きな岩に登って見ますと、例の2人のカップルが上から下りてきたところでした。
少し勇気を出して、
と声をかけてみました。
すると英語でしゃべりかけられたのに驚いたらしく、戸惑っていましたが、その後いろいろとお話しすることができました。
クリスとエミリーという2人のカップルは、山梨で英語教師をしており、ほんの少しだけ日本語がしゃべれました。
とお話をしたところ、喜んでいました。
また、僕の兄がアメリカのボストンにいることを伝えますと、
とさらに喜んでいました。
なんとか共通点が見つかったのでお話を楽しめましたが、2人がフロリダ出身であることを聞きますと、
と謎に悔しくもありました笑。
一応アメリカ西海岸に行った話をして盛り上がり、2人に別れを告げました。
勇気を出して少し話しましたが、知らない土地で出会う人でも、当然のことながらやはり「人」でした。
- 少しでも英語をしゃべることができたこと
- 共通点を見つけようとして話をローカルにできたこと
この2点が、グッと距離を近づけました。
いつどこで会っても、話すことはいたってシンプルです。
- 知らない土地で
- 知らない者同士が
- 偶然にも話をすること
こんな奇跡、なかなかないのです。
人に話しかけることの意味
「話しかける」という選択は、実は「しない」と決めていればしなくても良いものです。
それでも僕が話しかけたのは、何度か顔を合わせた偶然があったからかもしれません。
話しかけると言っても、たいそうなことではありません。
- お店の人と
- バス待ちの人と
- 偶然出会った人と
こんなシチュエーションで話すだけでも、ホワッと心が温かくなります。
結果、別に連絡先を交換するわけでもありませんでしたし、
と言ったわけでもありません。
それでも、彼らと「話した情景」や「話の内容」は鮮明に残っています。
日本に30年以上住んでいる僕の肌感覚では、「知らない人に話しかけること」はなんとなくNGと言いますか、誰もが好きこのんでやることではありません。
むしろ周りから冷めた目で見られますし、日本に住んでいる限り、積極的に誰かに話しかけることはなかなかありません。
しかし僕は、できる限り「偶然に感謝」して、いろんな人と話をしようと決めました。
一応言及しておきますが、
「秒単位で人と会っても、人生のうちで地球上の全員と会うことはできない」
という言葉があります。
直感でわかりますし、
- 人との関係は時間をかけて醸成されるもの
- 多くの人と会うことが目的になっても意味がないこと
などの理由から「手当たりしだいに声をかけてみる」という行為は、本質ではないことは明らかです。
それでも、せっかくなら話をしたい。
言ってもせいぜい5〜10分程度ですから。
- そこで生まれる偶然や心が温かくなる時間
- そして忘れられない思い出や経験が残ること
これらが得られると思うので、僕はいつでも「話しかけることができる」というスタンスを持っておこうと思っています。
今後旅をする中で、そういう場面が多くなってくるからです。
一緒に働いているALTも言ってくれました。
と。
人と話しながら世界を回る旅。
なんともワクワクしますよね。
そのために、様々な言語の勉強をしておくべきだとも感じました。
余談:人に話しかけられたら対応する
実は知床で、同じ方から2度も話しかけられました笑。
ある3人組のお兄さんたちの中に、積極的に話しかけてくれた方がいたのです。
と、知床五湖で話しかけられました。
特にコミュニケーションに抵抗のない僕は、
と、情報をシェアしました。
その後も自分の行程で旅をしていますと、帰りの女満別空港で再び話しかけられました。
と声をかけられてから、帰りの便が出るまでいろんな話をしました。
- サウナ好きであること
- 神奈川に住んでいたことがあること
など、日本は狭いからか、いろんな共通点がありました笑。
最後はインスタまで交換しましたが、とても人懐こい方で話しやすかったですね。
基本的に僕は「性善説」に基づいて生きていますので笑、どんな人でも話すことに抵抗がありません。
- そこからビジネスチャンスが生まれる
- 巡り巡ってなにか自分の得になることがある
と考えているわけではありません。
損得勘定をしながら動くと、基本コミュニケーションはうまくいかないものです。
損得ではなく、純粋に人との会話を楽しむこと。
これが大事なのです。
こうした出会いは、長く続くものもあれば、その場で終わることもあります。
しかし出会いを大切にしていたことで、今年(2022年)は多くの人と再会することができました。
それこそが旅の醍醐味です。
旅というのは「人生」とも置き換えられますね。
結果的にただの友人で終わることもあれば、ひょんなことから自分の人生を変える出会いとなるかもしれません。
「出会い」を軽んじずに、1つ1つを大切にしていきましょう。
おわりに
知床への旅の前に、熊本で素晴らしい出会いをしましたが、やはり旅は人との出会いが醍醐味です。
ちょっとした会話だけでも十分ですし、道ゆく人と挨拶をするだけでも、驚くほど温かな気持ちになります。
お店の人なんかであれば、その土地に根付いた人である可能性大です。
ぜひ一言二言、話してみましょう。
それがマストではありませんが、旅の「スパイス」になることは間違いありませんから。
それではまた!
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