学習棄却をして知識を入れる「unlearning」【学び直し】

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こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

先日、オンラインで講師をしていたところ、生徒の方と「unlearning」について話すこととなりました。

僕はこの単語を知らなかったので、調べてみますと、

  • 学習棄却
  • 学びほぐし

と出てきました。

「learn」に「un」がついて、「学ぶこと」を逆に考えるような、そんなイメージを持つ単語です。

既存の価値観を捨てるという意味ではなくて、自身の持っている知識・思考・習慣の見つめ直し、修正することなのだと、ネット上では出てきました。

今の僕は、既存の価値観がぶっ壊れまくり笑、まさに「unlearning」をしている状況なのだと、生徒の方から教えていただきました。

今日は「学び直し」について書いていきます。

既存の価値観なんてすぐにぶっ壊される。そんな環境に飛び込んで、学習棄却をしてみよう。固定化された価値観に柔軟性を持たせるのだ。

まさにしている「unlearning」

生徒の方から教えていただいた通り、僕は今まさに「学びほぐし」をしています笑。

世界を見て回っていますと、自分の価値観がいかに狭かったのかがわかります。

日本にいた時は、当然のことですが、

日本の暮らしやしきたりが全てだ

と思っていました。

また英語に関しても、

  • 伝わらない
  • 聞き取れない

といった経験をたくさんしては、

なんて自分の英語力は低いのだろう

と思ったものでした。

これぞまさに、

「自分が思っていたこと ≠ 実際の現場での肌感覚

という実体験でした。

大人になりますと、良くも悪くも「固定観念」に縛られ、

既存の価値観を変えたくない

という「現状維持バイアス」も働きますよね。

海外に出る前は、

そんなことはないはずだ

と思っていたものの、国内の羽田空港第3ターミナルですら驚いていたレベルです笑。

世界は…なんて広いのだろう

ある意味「学校で習えなかったこと」を学んでいるような、そんな感覚ですね。

この「学び直し」をしたことで、

  • 文化
  • 言語
  • コミュニケーション能力

など、今まで「0」だったものがどんどん「1」となり、いろんな人といろんな会話ができるようになりました。

こんなに、

世界のことについて話せるようになった自分

がいるなんて、4月の頃の僕は予想もしていませんでした。

既存の価値観を崩し、新たにまた作り直していく自分の価値観。

いくつになったって「学び直し」はできますね。

シンプルですが「海外を回ること」は、自分の人生を変えてくれるのだと感じましたね。

海外を回ることで自分の価値観はひっくり返った。いくつになっても自分の価値観を見直し、新たな価値観を足していこう。

日本が外国に見える不思議

そして海外にいる日本の方々とよく話に上がるのは、「海外から見た日本」でした。

僕もよく日本のYouTubeやら、ごくたまに国内のニュースを聞きますが、

おー!なんだか日本のことが、少し遠い存在に思えるようになってきたぞ?

と感じることが増えてきました。

旅を始めた当初なんて、

か、韓国でも普通に時間が流れているんだな

と驚いたものでした。

現在は南アメリカの居心地が良すぎて、

あれ?日本でもちゃんと時間が流れているのか…

と、逆の気持ちになりましたね笑。

これがいわゆる、

  • 海外の人たち
  • 海外にいる日本の人たち

の感覚なんですよね。

僕も世界の周遊にだいぶ慣れてきたからか、

  • 日本のことも
  • 他の国のことも

自分ごと」として感じられるようになりました。

会う人会う人に対して、

  1. どこ出身で
  2. どういう背景を持っているのか

ということに対して、ものすごく興味を持つようになりました。

単純に「僕も〇〇に行ってきたよ!」という報告をしたいわけではありませんが、出会う人と土地や文化の共有ができることが、本当に嬉しいのです。

つまり、

日本もまた、世界の国々の一国に過ぎない

と思えるようになったということです。

もちろん、日本は生きやすいですし話も通じます。

さらに行間まで読めてキレイ好きなのから、もうパーフェクトです笑。

でも「そんな国」を外国として見た場合、どのように映るのか。

この感覚がなんとなくわかってきました。

それもこれも「unlearning」をしてきたからでしょうかね。

日本がどう見えているのかは、日本を出てから初めてわかったことでした。

そうなんです。

日本も、世界中の国のうちの一国でしかないのですよね。

そんな単純な価値観や、見え方すらも知らなかった僕。

今となっては、だいぶ「グローバルな価値観」が身についてきて、出会った人と話す内容が楽しくて仕方ないのです。

日本にいただけでは、日本のことが全てだと思っていた。世界に出てみれば、日本も世界の国々の一国でしかないとわかったのだ。

大人こそ価値観を見直そう

この「unlearning」とは、現代における「大人たち」に対して、とても良い処方箋だと思っています。

「大人たち」と一括(ひとくく)りにすることはよくありませんが、僕自身が感じていた通り、

  1. 価値観は固定化され
  2. 柔軟性は失われていく

というのは、変えられない事実だと思っています。

大人が悪いというわけではありません。

じゃあ若い人はなんでも知っているのか?

と言われますと、それもそれで違うと思います。

僕が若かりし頃もトガっていましたし、視野はとても狭かったものです。

ただ、長い期間同じところにいれば、価値観は広がらないままであるということは、変えようのない事実です。

特に時代が変わってきたことも大きな要因であり、既存の社会体制に疑問を持ち、それに対して発信する人も増えてきました。

先述した通り、現代の大人たちが悪いのではなくて、それだけ社会の進むスピードが速いということです。

もし一昔前の時代に生きていたのであれば、そこで得た「価値観」というものは、もはや通用しない世の中となっています。

そんな世の中のはずなのに、僕はずっと先生をやり続けながら、「既存の価値観」にとらわれていました。

  • お金のことも知らずに
  • ただただ暴飲暴食をし
  • 他責思考で世の中を知ろうともしなかった

という、飛んだクソ野郎でした笑。

価値観を一旦棄却して、新しい価値観を取り入れていくこと。

これは毎日、毎月やればいいということではないとは思っています。

そんなに新しいことばかりが、毎秒毎分、世界で起こっているわけではないからです。

ただし、

  • 自分の知らなかったこと
  • 自分は正しいと思っていたこと

は、アップデートすることができます。

それをできる限りしようと、挑戦してみること。

今の僕は、毎日自分の価値観をアップデートしていると言っても過言ではありませんね笑。

ただ、それが意味することというのは、

日本に帰った後、もうやることなんてない

ということなのでしょうか。

それは違いますよね。

僕はもっと学びたいことがありますし、やったことない起業やビジネス、再びやりたい英語の授業など、早く始めたいことばかりなのです。

大人になったって、初めてのことを体験しては、自分の中に取り入れていけばいいのです。

もうやることなんてない

そう思い込んでいた僕が、34歳になってこのザマです笑。

それくらい「世界(人生)」には、新しいことがいくらでも転がっているということなのです。

大人が悪いというわけではないが、どこかで満足したふりをしてしまうことは否めない。自身の価値観を見直し、新たな価値観を身につけていこう。

おわりに

海外に出たことで、日本という小さな価値観から抜け出せた僕。

毎度ながら、

みんな海外に出るべきだ。日本はこれだから…

と、マウントを取りたいわけではありません笑。

単純に自分が「unlearning」をしたことで、どんどん視野が広がっている実感があるため、みなさんにオススメしているのです。

別に海外にいなくても、自身の価値観のアップデートはできますしね。

現在もこれからも、

柔軟になっていきたいなぁ

と、そう思えている海外生活ですね。

日本に帰ってからが楽しみです。

それではまた!

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