こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
初めてバックパッカーをやらせていただいていますが笑、旅程をどうしようかと適当に考えながら旅をするのもまた、バックパッカーの醍醐味であります。
最初こそ、
と思ったものですが、意外にも数日いればその辺りの空気感もわかるものでして、
と思うようになりました。
同じ国内を回ろうと思うのであればなおさら、そこまで1つの街に定住する必要はありません。
今日は僕が感じる「旅」について書いていきます。
旅を長く続けることはできないから
日本国内を転々と旅行した時は、仕事をしていたこともあって、宿泊ができても2泊~3泊が限界でした。
ゆえに、いろんな場所を巡ろうと決めたこの旅では、長く停泊することも考えていたものです。
しかし多くのバックパッカーと出会って話す中で、彼らのほとんどが僕の考え方と同じように、次から次へと進んでいることに気づきました。
確かに国内を旅行した時も、その土地に数泊して帰ってきただけで、どこかその土地のことがとても印象に残っていて、なかなか忘れなかったものです。
そんな思いを抱いていたものでしたが、確かに1年という期間の中で世界を見て回ろうと思いますと、そんなに1つの国に長くいることは賢明ではありません。
「放浪すること」こそがこの旅の醍醐味であり、
と思うのなら、飛行機で飛んでいってその土地に1週間でもいればいいのです。
僕は神奈川に長くいましたが、「神奈川がずっと住んでいたいところか」と言われれば、今はそうでもないですね。(嫌いなわけではありません笑)
何度でも行きたいと思った場所は意外にもあまりなく、
と思うことのほうが多いです。
人と会う目的があれば、同じ土地だとしても何度でも飛んで行きますけどね笑。
30歳を超えてから、冒険することが好きになったのかもしれません。
旅の期間はとりあえず1年と決めていますが、とはいえ短いものです。
多くの場所を巡ることは、「その土地を感じたことにならない」と思う人もいますが、僕自身は各土地に定住する必要はないと感じたので、どんどん先に進んでいこうと思っています。
遠くにいるほど日本を思い出す
30年以上も日本にいましたし、去年の2022年にはいろんなところを回りましたから、僕の頭の中にある記憶なんて、ほとんど日本の景色ばかりです。
最初の1週間こそツラい思いもしましたが、
と思いますと、容易に想像ができるのですから不思議なものです。
今までたくさん話してきた友人たちや生徒たちの顔が思い浮かぶようになりましたし、一緒に旅をしているような感覚にもなってきました。
もちろん会うことはできませんし、オンラインで繋ぐこともなくなりましたので、昨年ほどコミュニケーションが取れているわけではありません。
それでも、
と想像しては、ワクワクしています。(帰って来れればの話ですが笑)
また、日本のことを思い出せば出すほど、
と思わされます。
この感覚になってきますと、
「日本からどれだけの期間、離れているかどうか」
が問題なだけであり、
と思っています。
少しの間でも日本から離れてみることで、改めて感じることのできる日本。
そんな風に、今頃学校で授業をしている様子を思い浮かべることもあります。
それもまた一つの形だったのかもしれませんが、それでは僕が9年間続けてきた形と全くもって変わらなくなってしまいます。
ただ同時に、
- 生徒たちが
- 友人たちが
必死に頑張っている光景もまた、思い浮かべることができます。
日本もずっと動き続けていますが、僕は僕で、同じ時間を今までとは違った形で過ごしています。
今の僕は、今まででは感じることのできなかったものを、遠く離れた地で感じているのです。
日本と比べてどこがどうと指摘する必要はありませんが、海外から見る日本は本当に新鮮です。
いえ、今がベストなタイミングなのです。
今感じられることを感じるために、どんどん「日本から離れる時間」を長くして、最終的に日本に持ち帰ってきましょう。
多くの景色を目に焼き付けられるか
自分の人生を大きく方向転換して、始めた旅。
旅が1年しかないこともありますが、人生という短い期間の中では、見られる景色も限られてきます。
日本ですらまだ見たことのない景色が広がっているのに、こうして海外に行くタイミングがなければ、僕は一生後悔することになっていたでしょう。
一方で僕は、この旅を通して、
と、数を競っているわけではありませんでした。
ただただ見たことのない景色を、できる限りたくさん見てきては、目に焼き付けたいのです。
そうして、
- 後悔のない人生を送ること
- やりたいことをやって終われる人生にすること
ここを目指していた。
ただそれだけのことでした。
どんどんいろんな国を見たいのは、この気持ちが一番にあるからです。
- 自分の命の時間も
- 見られる景色の数も
当然のことながら限られています。
それなら、できる限り多く国を回りたい。
もちろんこの1年に限らずに、来年も再来年も、気が済むまでいろんな場所に行けばいいのです。
しかし、先に書いたように「命の時間」は限られており、
「この旅はこの旅でしかない」
という事実は変わりません。
他の何にも代え難い時間。
数に固執はしなくもいいですが、自分が今まで抱くことのなかった感情を、僕は感じてみたいのです。
それなら、多くの土地に行き、多くの人や文化に触れていきましょう。
その経験をするための旅ですからね。
気に入ったら定住してもいいですが、放浪することで限られた時間を目一杯使っていこうと思っています。
人生にはリミットがある。自分の目で見られる景色の数も限られている。それなら、いろんな土地をできる限り回って、多くの感情を抱いてみよう。
おわりに
1つの国に長く定住するのもまた、バックパッカーの1つのやり方かもしれません。
それぞれにいろんな意図があって旅をしていますので、それぞれのやり方で構わないのです。
僕は1年と決めていますが、何年もかけて旅をする人もいます。
日本には僕の大切なコミュニティもありますので、とりあえずは1年間ですね。
しっかりとこの目でいろんなものを見て、帰って来たいと思います。
それではまた!
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