一つのコミュニティを過信しないこと【コミュニティの分散】

人間関係

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

コミュニティの友人たちと話していますと、意外にも冷静でいる方が多いものです。

来年にはなくなるかもねー
いつまでも続くわけじゃないからねー

としゃべっています。

僕も以前から、第三の場所(=サード・プレイス)については記事を書いてきました。

社会人になってからは、こうした場所はとても大事ですよね。

一方で、

そこに依存してはいけない

という警鐘も鳴らしてきました。

今日は「コミュニティへの依存」について、改めて書いていきます。

コミュニティはいつか消えるもの。常に自分軸をしっかりと持って、コミュニティに属していこう。

コミュニティとは一定の距離を保つ

コミュニティに属していますと、少なからず「人間関係」が関わってきます。

あまりにも一つのコミュニティに没頭しすぎてしまいますと、そこに依存してしまい、抜け出せなくなってしまいます。

このコミュニティがなければ、俺/私は生きていけない!

こんな状態、みなさんもダメだと思いますよね。

大切なのは自分軸を持っておき、

そのコミュニティはあくまで「サード・プレイス」だ

という認識を持っておくことです。

そのコミュニティも、いずれは消えてなくなってしまいますからね。

前提として、人との交流とは一回で終わるものではありません。

みなさんが小中高と上がってきたように、交友関係も「環境/考え方」によってだんだんと変容していきますし、繰り返されます。

そういえばあの人とは、会わなくなったなぁ…

という、「記憶の彼方にいる人」もいるのではないのでしょうか笑。

また逆に言えば、新しく出会ってゆく人もいます。

だからのめり込みすぎないことですね。

どこかに狂信的にのめり込んでしまいますと、「そこ一択」となってしまい、人間関係においても「感情」が先走ることになってしまいます。

あの人には媚びを売っておこう
ここのコミュニティでは省かれたくない

といったように。

すると他人のレールの上を生きるようになってしまい、結局コミュニティへの依存度が高まります。

ここは気をつけたいところですね。

コミュニティとは一定の距離を保つことだ。それができないと感情的に動くことになってしまうからだ。

何事にも依存しない

コミュニティに限らず、いろんなところで「何かに所属すること」はあります。

一番近いもので言えば「家族」でしょうかね。

コミュニティを大切にすることはもちろんですが、どこにおいても「依存すること」は自分の人生を他人に委(ゆだ)ねることと同義となります。

依存し始めますと、先述したような「感情」が生まれてしまいます。

感情に流された時、人は自分を見失ってしまうのです。

僕も若かりし頃、みなさんも経験があるかと思いますが、

  • 学校
  • クラス
  • サークル

などに依存しているような、そんな感覚がありました。

だからこそ卒業や別れでは思いっきり泣いたものですが、それらからの「卒業」ができたおかげで、徐々に自立もできてきました。

「自立する」とは、一見すると「孤独」なようにも見えます。

しかし本当の意味で「依存」から解き放たれますと、

ちゃんと自分軸を持って、それぞれのコミュニティに参加しよう

と思えるようになってきます。

いろんなコミュニティに参加することでたくさんの経験を得られるため、それはそれでとても素晴らしいことです。

  • そのコミュニティ
  • そこにいる人たち

が、みなさんの人生で大切な意味を帯びてくることもあるでしょう。

でもだからこそ、「それらありき」で生きていてはいけないということ。

もしかしたら、自分の力の及ばないところ、例えば、

  • ホストが解散宣言をした
  • 知らないところで揉め事があった

など全く知らないところで、そのコミュニティが揺らいでしまう可能性があるからです。

ずっと寄りかかっていたら、急に持たれていた壁が取り払われた

なんてこともザラにあるでしょう。

人間関係もまた「水もの」ですから、いつみなさんの友人関係が破綻するかも、予断を許さない状態なのかなと。

だからこそ、“自立” をしておくべきなんですよね。

それは孤独ではなくて、

一人でも、自分の意志を強く持って生きていくこと

を意味します。

依存は禁物です。

いつでもそのコミュニティを離れられるよう、準備しておきましょう。

何においても依存しないことだ。急にもたれていた壁が取っ払われた時に、倒れないように “自立” しておくのだ。

楽しみつつ、分散をさせておく

しかし、そのコミュニティで享受できる部分もまた、多分にあります。

だから、そこにいる間は「目一杯楽しんでおく」ことです。

一方で、僕がよくお伝えしていることは、

ちゃんとコミュニティを分散させておくといいよ

ということです。

多くのコミュニティに所属していれば、投資の原理と一緒で、

どれかがなくなっても、また他のところで楽しむことができる

ということです。

もちろん、「一人で生きていける人」はコミュニティなんてなくてもいいのかもしれませんが笑、人間が社会的な動物である以上は、どこかに所属することはなかなか避けることができません。

報酬をいただいたり働いたりするにせよ、誰かしらと関わりを持つのが普通ですからね。

いろんなところにとりあえず所属しておけ

という意味ではありませんし、交友関係が広ければいいと言いたいわけでもありません。

ただ、自然と「いろんな共同体」と関わりを持つのが人間ですから、依存しないという意味でも、そうした「分散」が自然とできることが望ましいのでしょうね。

これができるためには、やはり「自分軸」を確立しておくことが大事なようです。

もちろん、「コミュニティ・ホッパー」といったように笑、

ここが合わないから次へ!

という前提に立っているわけではありません。

どんなことがあっても、ブレないでおくことが重要です。

合わなければ離れればいいですし、変に気を使うような場所であれば「ただただ精神的にダメージを受けるだけ」の時間となってしまいます。

「コミュニティを転々とする」ということではなく、

  1. 自分の軸を主軸に持ちながら
  2. いろんなコミュニティで自分らしさを出す

のが妥当なのではないかなと。

分散が効いていて自分の軸がしっかりしていれば、何かがあってもちゃんと「自分」に戻ってくることができる。

どこかで所属しているコミュニティが消えることもあるだろうし、何かの行き違いが生まれることもある。

そんな「わからない」状況の中で、どこか一つのコミュニティにだけ所属しておくのは、リスクが高いのかなぁと。

分散を効かせて、いろんな場所で自分の花を咲かせてみましょうね。

多くのコミュニティに属していればいいわけではないが、分散を効かせておくことは大事なことだ。自分を見失うことなく、各コミュニティで楽しんでいこう。

おわりに

コミュニティにいることが心地良くなってきますと、どうしても「依存」するようになってきてしまいます。

そこから離れることができない

と感じていたら危険信号ですね。

いつでも自分の軸を持ち、

このコミュニティがなくなったらどうなるだろうか

と考えておくことですね。

そのためにもまずは「自分軸」です。

それではまた!

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