地方でゆっくり生きることに慣れた男【スローライフを送るとは?】

人間関係

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

半年以上前から埼玉の小さな町に住み始めましたが、結論、これがなかなかいいんですよね。

実は本日、長野県は上田に後輩に会いに来ていました。

初めて降り立った町でしたが、

いい…いいぞ!

と、相変わらずの「田舎大好きっぷり」を発揮してしまいました。

生まれも育ちも神奈川県川崎市という大都会でしたが笑、今となってはちょっとした田舎町の方が好きですね。

今日は「田舎暮らし」について書いていきます。

どこか小さな町に住み始めると、これがまた快適なのだ。全然予想もしていなかったけど、今の自分ならどこにでも住めるだろう。

若かりし頃は人肌恋しかった

僕は大学も「東京にある大学」でしたから、

  1. 川崎
  2. 西東京

と、不便のない高校〜大学生活を送り、社会人には、

  1. 川崎
  2. 湘南

と、これもまた特に問題なく「都会」のほうで生活をしていました。

両親の実家がともに宮城なので、宮城県の空気や人の優しさも好きでしたが、若かったこともあり、

なんとなく大きい都市に近い方がいい

というマインドはありました。

それはひとえに、若かりし頃、

  • 恋人がいてなんぼ
  • 友人と遊んでなんぼ
  • 同僚と飲みに行ってなんぼ

のものだと、思い込んでいたからですね笑。

でも実際それは、「寂しさ」の裏返しでもありました。

大勢の人に囲まれていれば、自分のポジションがあるかのように錯覚し、安心し切っていたからです。

  • 彼女がいない人
  • 人と繋がれない人

とは、どこかで距離をとっていたかったのだと思います。(そんな自分も惨めでした)

本当は周りからのプレッシャーによって、コントロールされていただけだったのでしょうけれどね。

誰からも省かれたくない

そんな思いが僕の心の奥底に、潜在的にあったのだと思っています。

こうなると、逆に「本当の寂しさ」を覚えることになります。

今の僕からすれば、

別にオンラインでも会えるし、会うならたまにでいいじゃない?

という感覚ですけどね笑。

それぐらい、当時は自分をしっかり持てていなかったんですよね。

恋人や友達と一緒にいることで、

よし、あの子たちの仲間入りだ!

と思い込んでは、寂しさを晴らしていたのでしょう。

人混みの中にいても寂しさを感じるとは、まさにこのことですね。

今は自分の芯が確立されていますから、別にどうってことはないのです。

僕が若かった頃は、とにかく人混みに紛れていればよかった。しかしそれは、全く本質ではなく、人混みを隠れ蓑にしていただけだった。

地方の良さ

一方で、

地方には地方の良さがある

と認識し始めたのは、公務員(教員)のラスト2年ほどでした。

友人に会いに行くということで、いろんな地方に出向いていたからです。

そして何より、2024年の3月から埼玉に移住してからは、

あれ?ちょっと小さな街でも、全然不自由がないぞ?

と思い始めたのですね。

僕の生活水準の低さゆえのことでもあるのですが、仮にもうちょっと “上” の生活水準を求める人だとしても、

  1. 大都会は避けられるし
  2. なんでも宅配で家に送ってもらえる

という時代であることは、間違いのないことです。

  • 図書館
  • コンビニ
  • スーパー

があれば大体よくて、基本的にはオンライン上でいろんな人と出会うことができます。

たまにオフラインで会えれば、もうそれだけで『かけがえのない一日』となりますしね。

その分、今日のように「思い出貯金」も増えていきます。

じゃあメリットは?

と聞かれますと、これは「その人による」とも言えますが、あれだけの「人肌恋しいシティボーイ」だった僕でさえ笑、

なんかいいんだよね

と思えるのです。

具体的には、

  1. 人が少ない
  2. だから混んでない
  3. 地元の人と仲良くなれる
  4. 開放感があって空気が綺麗

など、やはり都会にはない「魅力」がありますよね。

ただ、僕は別に古民家をDIYとか、ガチの「田舎住みたい勢」ではないので(線引きは分かりませんが)、人付き合いという意味では「村社会」に辟易する人はいるかもしれませんね。

それでも、

都会の鬱屈とした生活から抜け出したい

と思っている方には、とてもオススメしたいところです。

朝日を浴びながら起きる毎朝が、今では尊くて、

あぁ、あの人混みの中を、出勤しなくていいのか?

と、個人事業主になってから数ヶ月経って初めて、その事実に気づいたものでした。

時間の流れもなんとなくゆったりしていて、今ではこうした地方のほうが好きになったと思っています。

よく、

島暮らしを始めると、なかなか島から出られなくなる

とは聞きますが、なんとなくその気持ちがわかりました。

今回も長野県の上田にやって来ましたが、とにかく何もなくてただっ広く、大自然(山)に囲まれたこの街に、

あぁ、なんて気持ちがいいのだろう?

と、感謝をしたくらいでした。

地方には、まだまだ都会にない魅力が詰まっているのです。

地方には地方の良さがある。都心で忙しく仕事をしている人は、ゆったりと流れる時間を感じてみてはいかがだろうか。

スローライフのすゝめ

上田で立ち寄ったコーヒー屋さんと話していますと、いろんな人たちが街興(まちおこ)しをしていることがわかりました。

先述した通り、地方には地方の “窮屈さ” や “退屈さ” みたいなものもあるかもしれませんが、やはり聞いていて気持ちの良いものでしたし、

あそこの角のあのお店がね…

としゃべっている姿を見ますと、

あぁ、本当にこの街が好きなんだろうな

とも感じました。

僕も川崎は好きですが、やはり「自分が何か手を加えて作り上げてゆく」という必要がないのは、自明のことです。

街として、もうすでに出来上がっているからですね。

一方で、地方は若者たちが出ていく反面、戻ってきた30〜40代の人たちが再び家族の場所を作り始めていて、何か都会とは違った活気がありました。

スローなんだけど、ある意味スローじゃない

こんな印象を受けましたね。

何かを始めるには、都会だと確かに顧客を取りやすいのかもしれませんが、

地元密着でも、それはそれでエネルギーに溢れているのだなぁ

と思ったわけですね。

僕は埼玉に縁もゆかりもないのですが、小さな街で頑張っていますと、やはりどこか愛着も湧いてきます。

そして何より、都会の群衆の中で孤立しているような、矛盾した孤独感みたいなものを感じなくなるのです。

街が小さい分、

自分の存在感が(なんとなく)大事な気がする!

と、いい意味で “勘違い” もできますしね笑。

僕はどこかで、「都会の人混み」に紛れている自分が好きだったのだと思います。

ただ、教員の時に毎朝乗っていた電車からは、考えてみればストレス以外の何かを感じることはなかったものでした。

たまに人に会いにいくときに乗る電車のほうが、よっぽどワクワクする

今はそんな「スローな人生」を送ることができていて、とにかくストレスフリーなのです。

少し都会から離れて送るスローライフはいい。都会にいることを否定はしないが、何か地域の一部になっているような気もするし、何よりストレスがかからないのだ。

おわりに

  • 埼玉で
  • 長野で

スローライフを感じただけでなく、前々から「地方の良さ」には薄々気づいていました。

これは結果論かもしれませんが、僕は今とてもストレスのない中で生活ができています。

都会の喧騒を悪く言うつもりもありませんが、都会暮らしをしている人はぜひ、少し離れたところに住んでみることをオススメします。

ゆったりとした生活ができますよ。

それではまた!

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