こちらが下手(したて)に出る必要はない理由【僕なりのTAKER対処法】

人間関係

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

会社や学校、普通に過ごしているだけでも、

  • GIVER
  • TAKER
  • MATCHER

がいまして、それぞれがそれぞれの思惑で動いています。

僕は学校の先生を終えたあたりから、かなりの本を読みました。

どうやったら人格を磨くことができるだろうか?

こう考えたものの、「ただ与えればいい」というわけではないのだということに気がつきました。

なぜなら、自分のリソースにも限界があるからですね。

今日も再び「TAKER対処法」を書きますが、あまり与えすぎないことについてお伝えしていきます。

人に与えすぎていてもいけない。しっかりと線引きをして、離れよう。

自分の陣地に入らせない

僕はもともと「鈍い(鈍感な)」人間でした。

しかし、自分の人生について考えてみますと、

やはりTAKERたちに、僕の貴重な時間を奪わせてはいけない

と思うようになりました。

僕が「TAKERだな」と思った相手に対しては、

僕はそこは譲らない

と、頑なに向こうからの申請や要求を拒むようになりました。

ともすれば「頑固/わがまま」にも聞こえますが、こればかりは「主観的に」判断せざるを得ません。

いやいやせいじ、そこは譲ってあげなよ

と、みなさんだったら思うシチュエーションであっても、“僕自身が” イヤだなと思ったのであれば、それ以上引く必要はありません。

それはみなさんにも言えることだと思います。

仮に、僕が好き勝手にいろいろと進めていく中で、人が離れていったとしましょう。

そうしたら、それは単純に「僕の主観」が悪かっただけのこと。

その程度の要求をのめないのならば、お前とは一緒にやっていけない

と、そう思われるだけです。

一方でTAKERとは、実はそんなに多くないと思っています。(とはいえ気をつけてください)

そもそもTAKERとは、「嫌われている人が多い」からです。

僕らは、そんなTAKERの要求に乗ってはいけません。

自分はこうだ

と思う線を、しっかりと引いておくこと。

それでもどうしても人が離れてしまうのであれば、その人の線の「引き方」に問題があるのかもしれません。

でも基本は、自分本位であっていい。

自分を守ることができなければ、人を助けることなんてできないからです。

自分が壊れてからでは、遅いからですね。

自分の超えてはいけない「線」を、しっかりと引いておくことだ。そこを超えるような相手だったら、しっかりと拒否反応を示すことにしよう。

嫌われてもいいと思っておく

「嫌われる」にもいろんな形があります。

僕が、

  • 暴力的で
  • 差別的で
  • 独裁的で
  • 人として終わっている

人間であれば、嫌われて然るべきでしょう。(文句なし笑)

そんな当たり前のことではなくて、今回の僕が出しているケースとは、

  1. 相手の都合で勝手に要求してきて
  2. それをのめなかったことで相手から嫌われること

を意味します。

僕はこの場合、

嫌われてなんぼだろ笑。別にいいよ笑

とすら思っています。

そんな人とは、交友関係を保つ必要もありません。

まず、そもそも無理な要求をしてきているのは「相手のほう」ですからね。

そんなもの、こっちにだって断る権利はあります。(ないわけがない)

もちろん、人間関係とは微妙なバランスで成り立っているものですから、「ちょっと行き過ぎた」だけで相手が不快になることも覚えておかなければなりません。

もしかしたら、僕の言動で人を傷つけているかもしれませんし(気をつけてはいますが)、向こうがそんな気はなくても、僕が傷つくといったパターンもあります。

だから、必要であればお願いすることは悪いことではありませんし、その交渉がうまくいくかはその人との関係値にもよります。

先述した通り、その判断はある程度「主観」でいいのです。

なんかしつこいな
やたらTAKEばっかしてくるな

そう感じたら、もう距離をとる準備に入ってもいいでしょう。

どんなにその人とのいい思い出があっても、常に「是々非々」であるべきです。

僕はそうやって、昔から付き合っていた人間とも縁を切ってきました。

ちょっと優しくされたから…

これがTAKEされやすい人の典型です。

そういう人につけ込んでくるのが、TAKERたるゆえんですからね。

今の僕は、

そっちがその気なら、もう二度と関わらなくていい

という意志を示すようにしています。

それは自分を守るためでもあり、僕の好きな人たちに時間を費やすための「最善の行為」だと思うからです。

相手が無理な要求をしてきたら、それを拒否することも大事だ。自分や自分の好きな人を守るためなら、その人にも嫌われていいと思っておこう。

自分を大切にすること

僕はこのブログで、一貫して「自分を守ること/大事にすること」を伝え続けてきました。

それが意味することとは、当然ですが「他人のために時間を割くな」ということではありません笑。

ただ、

  • 自分が不愉快に感じる
  • 相手が一方的に要求してくる

といった状況になっているのであれば、それは自分の「心的な領域が侵されている」ということを意味します。

何度も書いてきましたが、

自分のことを愛せない、守れないような人は、他人のことなんて愛せないし、守ることはできない

ということ。

別に無償の愛や、ボランティアを否定しているわけではありません。

ただ、世の中には「搾取しようとしている側」の人間がいることも忘れてはならず、そこに対して “のうのうと” お金や時間を渡してはいけないのです。

本来、自分が本当に使いたかったはずのお金や時間が、「自分勝手な人」へと流れてしまったら、たまったものではありませんからね。

これに気づくことができますと、

いかに自分のことを大切にできるか

を意識できるようになってきます。

はっきり言って、

  • 自分を大切にできている人
  • TAKERとの線引きを明確にできている人

は強いですし、人も寄ってくると思っています。

そうなって初めて、僕は「人に優しくすること」ができるのだと信じています。

そうでなかった時とは、

どんな人にも優しくなれる人って、本当にすごいんだな

と勘違いをしていました。

いえ、優しいことは素晴らしいことです。

しかし、しっかりとした芯(しん)もなく、自分のリソース(=資源)を好きなだけ与えてしまっているようであっては、実はその人からどんどん人は離れていってしまいます。

なぜか。

その人の余裕がなくなってくるからです。

極端な話、

では今から、みなさんの持っている全財産を、このAさんとBさんにあげてください!

と言われましたら、

さすがにそれは違うだろ笑。何言ってんだ

となるはずです。

みなさんが稼いで、そして貯金や投資をしているのは、

  1. 自分
  2. 周りの人たち

のため、ですよね。

それは決して、自己中心的な感覚ではなくて、当たり前中の当たり前のことなのです。

それを、

いいから無条件に、お前の資産(資源)をくれ!

という人には、与える必要なんてありません。

みなさんに「できる余裕」があるのならば、そうすればいいでしょう。

でも多くの一般人(←僕)にとって、そんな余裕はありません。

だったら、まずはTAKERに与える前に、自分の生活から豊かにしてみよう

と思うわけですね。

本人が無意識であろうと、「クレクレ星人」にはむやみに資源を与えないこと。

これが自分を守る方法なのです。

まずは自分を大切にすることだ。明確な線引きをして、相手にむやみやたらと奪わせないことが、自分を守ることとなる。

おわりに

生きていれば、みなさんもTAKERと出会うことは避けられないでしょう。

本人の自覚がなくても、そういう人は一定数います。

だから気をつけなければなりませんし、僕もどこかで自然とそうなっているかもしれません。

しっかりと線引きをして、自分を保っておきましょう。

それではまた!

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