30代が素早く反応するようになった理由【他人を気にする余裕】

幸せ

こんにちは。

昨晩、非常に強い地震がありました。みなさんは無事でしたでしょうか。

「さぁマインドフルネスをして寝よう」といつものルーティンに入る瞬間のできごとでした。

僕の住んでいる地域は一瞬だけでしたが、ものすごい強い揺れを感じました。

その瞬間一気に交感神経が奮い立ち、焦りながらも携帯を片手に玄関に目をやりながら揺れがおさまるのを待ちました。

結果的に本当に何もなくてよかったなとは思いながらも、速攻で家族のグループLINEに連絡を入れ、母に電話しました。

自分でもびっくりするほど、焦ってはいたものの迅速に行動しており、数秒後に家が崩壊するところまでイメージをしていました。

もちろん防災対策としては全然ダメでして、まだまだ危機意識が足りないなと思ってしまいました。

昨日のようにすぐに動くことができるようになったことや感じたこと、今後のことなどについて書いていこうと思います。

即行動は緊急事態でも大切

すずきといえば行動力の化身でもあるのですが、それは日々のルーティンや何か新しい経験への投資以外にも、単純に緊急事態に即対応する行動力も必要だと思っています。

例えば以前すずきは、道端で急におばあさんが倒れた時に救急車を呼んだことがあります。

結論から言いますと、一度や二度そうした危機的状況を経験しているということがとても大切だと言うことです。逆説的かもしれませんが。

今回グラグラッと明らかに異常な揺れがあり、それとほぼ同時にスマホのアラームが鳴り響きました。

その瞬間に「これはやばいやつだ」と本能的に思いました。

以前関東で東日本大震災に直面した時は、揺れが強くて長かったもののどこか「いいからさっさとおさまってくれよ」と思っていました。

昔はそのように「明らかに危なかしい反応」でしたが、今はそのようなことは一切なくなりました。

それは震災の経験があったことや救急車を呼んだことなど、数回だけでもそうした現実に直面したからだと思います。

異常事態や緊急事態が起こった時、交感神経が瞬時に働き始めるような体になったのかもしれません。

すると瞬間的に様々なイメージができるようになりました

ゆっくりと周りを見渡せるようになり、そうした状況でも落ち着けるようになりました。

心臓はバクバクしていましたが、「Aが起こったらこうしてBが起こったらこうしよう」という発想まではすることができました。

とはいえ何か悪いことや予期せぬことが起こった際に、瞬時に判断するのは至難の業だなとも感じました。

日々しっかりとイメージができているのか、準備ができているのかが大切だということを改めて思い知らされました。

思い立ったら即行動も大切ですが、思わぬことが起こっても即行動も大切。

ゾロのように普段から判断が鈍らないように、いつでも身構えておきたいものです。

大切な人に連絡をとること

昔は緊急事態が起こっても「どうせ大したことない」という、危機感の薄さが僕には顕著にありました。

今はちょっとしたことでも「最悪のケース」を想像して行動できるようになりました。

特に自分でもびっくりしたのは、そんな時に家族にすぐに連絡を入れたという行為でした。

みなさんは「えーっと、お前は一体何を言っているんだ?」と思うことでしょう笑。

それくらい当然ですよね。

しかし以前僕はそんなことすらできていなかったんです。

いろんな「緊急事態」を経験してきますと、「本当にこの先何があるかわからない」と思うようになってきました。

コロナでこんな風になるなんて誰も予想していなかったし、僕がまさか離婚してこんなに変態的な生活になるだなんて思ってもいませんでした。

今回はたまたま家族に連絡しましたが、それこそ「大切な人」や「愛する人」に何かあったらすぐに連絡をするようになったのは、考え方が以前と比べてかなり変わったからじゃないかと思っています。

昨晩は夜もかなり遅かったので家族だけに連絡を入れましたが、なんなら職場の同僚たちにも「大丈夫でしたか?」とLINEを入れたかったほどでした笑。

これは最近「GIVEの精神が出てきたこと」が強く影響してるんじゃないのかなって思います。

このように周りを大切にしたり気を使えるようになったのも、1人でいた経験や時間が逆に強く働いたのでしょう。

それくらい、他人を心配する余裕が出てきたんじゃないかなって思います。

これが正義なのかどうなのかはわかりませんが、僕個人としてはとても良い傾向だと思っていますし、そう動けている自分が誇らしいです。

簡単そうで、当たり前に見えて、意外とできていなかった「人を気遣う」ということ。

それに気づけたという意味では、ここ最近で一番驚いたことと言ってもいいのではないかと思います。

即反応できるように臨戦態勢をとる

すずきはそうした「即行動」みたいなものが苦手でした。

高校時代に隣の席の女の子が脱水症状か何かで授業中に痙攣して倒れた時、あるいはサークル活動で踊っている最中に熱中症でよろっと友人が倒れた時。

どちらの事態でもただただぼーっと立ち尽くしていただけで、周りの人が運んだり助けたりしているのを、僕だけ時間が止まったかのような感覚で見ていることしかできませんでした。

結果的に何もなかったからよかったのですが、今でもあの時の無力感を覚えています。

そんな何もできなかった過去の悔しい思いがずっと心のどこかにあって、それを払拭するために体が反応するようになったのかもしれません。

悔しかった過去も少しずつ塗り替えることができていますし、何か起こった時に細胞レベルで反応できるようになりつつあります。

以前は平和な世界にボケていて「実際そんな大ごとにはならないでしょ」とたかをくくっていた部分がありましたが、昨晩のように即行動ができるようになって嬉しかったです。

今後鍛えていくべき点は2つ。

  1. 常にイメージをして準備しておくこと
  2. 判断が鈍らないように冷静さを保つこと

です。

1についてのイメージはできつつあるのですが、実際に備蓄していなかったり防災グッズがなかったりとまだ詰めが甘いです。

また何かあっても時間をかけずにすぐに飛び出せるようにしておきたいところです。

2については、今回で少し課題が残ったことがわかりました。

瞬間的に地震の「ヤバさ」は感じられましたが、焦ってしまいました。

神経が奮い立って緊急事態に反応することは良いのですが、少しばかり冷静さを欠いていたのが反省点です。

神奈川が生んだ冷静沈着マシーンが聞いてあきれます。

今後はマインドフルネスでまた修行です。想像力も養っていく必要がありそうです。

おわりに

目の前で人が倒れて、震災があって、コロナがあって。

その時に感じたのは自身の無力さでした。

でも人間にできることは「それらを食い止めること」ではありません。

起こることは予想できないですし、自然の力や不確定要素があまりにも大きすぎて防ぐことができないからです。

ただ、予想はできなくても「想定」はできます。

これがとても大切なんですね。

最悪のケースをイメージしておけば、何もなかった時に杞憂(きゆう)だったのだと思えるからです。

僕はポジティブで楽観主義、何事もlet it beな人間だったのですが、人生について考え始めたり投資を始めたりしたことが、意外にも少し先の未来を考えるきっかけになっていたのかもしれません。

将来を考えることは「考えすぎ」ということではないですし、ちゃんと「今」と向き合い始めたからこその賜物だと思っています。

あとはそれに反射的に反応する速度や、実際の行動力が大切です。

これは日々鍛えていくしかありません。

ということでカラダを鍛える大義名分を得ることができました笑。

毎日鍛えていきましょう。

それではまた!

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