こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
先日、熊本に行ってきました。
それは、
と、同僚が言い始めたことがきっかけでした。
結果的に大変満足のいく熊本旅行となりましたが、とても素晴らしい「出会い」に恵まれました。
今日は旅においての「人との出会い」について書いていこうと思います。
旅は偶然が重なることが多い
僕が旅や旅行をやめられないのは、そこで偶発的に起こる奇跡を大切にしているからかもしれません。
今回の旅は、もともと湯らっくすを求めて熊本に行く予定でした。
しかし同僚の友人と昼過ぎから白川水源に行くことになり、その水質の高さと美味しさに感動するなど、いきなり満足度の高い旅行となりました。
さらに夕方の予定を立てようとWEBを調べていますと、
ということになり、僕も二つ返事で、
と言ってしまいました笑。
やはり「男」として日本一に挑戦しないわけにはいきません。
レンタカーを走らせること1時間半。
そこには絶対に登りたくないであろう石段が待ち構えていました笑。
ノリで来たとは言え、
と一抹の後悔を抱えながら、
- 私服
- サンダル
で登り始める男2人笑。
その石段の数はなんと3,333段。
たぶん、運動をしている人からすると同じ発想になるかと思いますが、
と思ってしまうものです笑。
当然ですが、昇り始めて100段くらいでもう心拍数がすごいことに笑。
それでも引き返そうと思わなかったのは、同僚も僕も普段から運動をして鍛えていたからだと思います。
引き返すなんていう発想はありません。
40〜50分かけて登り切ると、そこには3人ほどの屈強そうな男たちがいました笑。
話をしてみますと、そのうちのお一方はなんと、筋トレ界隈では有名な「ダンベル森田」さんでした。
僕は存じ上げていなかったのですが、話をしていくと、
そう思えた出会いでした。
そのまま話をしながら3,333段をくだり、下の川で一緒に水を浴びて汗を流しました。
旅は道連れ、世は情け。
- ノリで向かった日本一の石段は、
- 登って行くとツラいし、ただしんどいだけ…
- しかし頂上で素晴らしい人たちと出会い、たくさん話すことができた。
途中まで、来たことを後悔したくらいでしたが、やはり来て正解となったのでした。
求めている場所に同じ人は集まる
そう言われてすぐに返事をする僕もなかなかの「変態」ですが、そこで出会った方々もまごうことなき「変態」でした笑。
なんと、
- ダンベル10.5㎏を2つ持ちながら、
- しかも裸足で数往復も石段を昇り降りをしていた。
と聞いて、
と思わされました。
しかしよく考えてみれば「石段を昇る」という行為自体、ちょっとした発想でやるものではありません笑。
それをあえて挑戦しに行った同僚と僕は、頂上にいた彼らと話が合わないわけがないのです。
僕が、
- 英語の勉強会に出席するように
- ブレイクダンスの練習場所に行くように
「鍛えている」という同じ信念のもとに集まる人は、近しいマインドを持っていることになるからです。
鍛えている人に出会えたのは、とても幸運なことでした。
そこで「はい、ではまた」とさっさと帰ることもできました。
しかし、「同志」であるからこそできる話というものはあるようで、話が止まらなくなったのです。
幸運というにはちょっとできすぎた話…
つまり、僕らが「石段を昇りたい」と思った気持ちが、どこかで彼らと通じ合い、引き寄せてくれたのだと思います。
「自分の求める場所」に行けば、自然とそれ相応の人と出会うようになる。
奇跡のように思えることも、実は自分の求めている場所に同じような価値観や人生観を持っている人が、ちゃんと現れて出会えるようになっているのかもしれません。
つまりこれは「約束された未来」だったのかもしれませんね。
- 自分の価値観の合うところへ一歩踏み出してみる。
- なんでもいいから行動して、実際にその場所に行ってみる。
このスタンスがあって始めて、人とめぐり合うことができるのです。
初対面の人と共有した価値観
彼らとの話の中では、様々な共通点がありました。
鍛えることについてはもちろんですが、
- 人生観
- 継続するマインド
などについても、石段を降りながら深い話をしました。
彼らから出てきた言葉の中でも、「継続性」という言葉に惹かれました。
なぜなら、僕は30歳を過ぎて継続をしていますが、彼においては50歳を超えてもこの石段の昇り降りを続けていたからです。
僕もよく聞かれるので、すぐにその真意がわかりました。
こうして鍛えていたり、ダンスや英語、ブログを続けていたりしますと、必ずと言っていいほど、
と聞いてくる人がいます。
もちろん悪意があって聞いているわけではないですし、何か目標や理由がわかっているほうが納得できるからですね。
結論からいいますと、理由なんてありません笑。
彼も同じように、
一緒に石段を降りたもう1人の方も、
と言っていました。
感動してしまいました。
- お金にはならないし、誰かに認められるわけでもない。
- 趣味とも言えないし、鍛えるにしても限度を超えている。
でもそれ以上に、自分と約束したという強い信念がある。
鍛えていない人がダメというわけではないし、鍛えているから偉いというわけでもありません。
でも誰だって、彼らのようにずっと自分を鍛え抜いている姿を見たら、敬意を払うはずです。
それぐらい、彼らのやっていることは実は人生で最も大切なことなのだなと思ったのです。
- 富を築く。
- 影響力のある有名人になる。
- イケメン/美女を手にいれる。
それぞれ別に間違っていないですし、悪く言うつもりはありません。
正解はありませんからね。
ただ人生において本当に大事なことは、実はいつでも自分の中にあります。
それを大切に持ち続けること。
僕がこれから迷った時にも、彼らとの出会いがきっと自分の中の大切なものを思い出させてくれるはずです。
この出会いを大切にし、また前に進んでいこうと思うことができました。
おわりに
この出会いは必然でした。
石段を降りながら話をした時間は幸せ以外の何物でもなく、この記事を書いている時も胸が熱くなってしまいました。
これだから人との出会いはやめられません。
まだまだ僕の旅は始まったばかりです。
多くの人と出会い、その一瞬一瞬を大切にしていきたいと思います。
それではまた!
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