日本は環境を考えているか【海外で感じる環境問題への取り組み】

雑談

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

フランスで後輩と会った時に、

私はプラスチックの製品を買わないようにしているんです

と言っていて、少しびっくりした覚えがあります。

一方で最近のことですが、

プラスチックストローのほうが使いやすい

というツイートをいくつか見かけました。

僕は紙のストローでも構わないのですが、

確かに環境を意識していたら使わないよなぁ…

と、海外と日本との「意識の差」を感じました。

今日は「海外の人たちの意識」について書いていきます。

日本も環境問題について考えていい。海外との差を感じて自分が何を思い、行動に移していくかが大切なことだ。

海外での意識の高さ

海外では「プラスチック包装」が少ないように、日本では「過剰包装」が問題になっています。

キレイなことは確かにいいことなのですが、やはり日本は「やりすぎ感」があるような、そんな印象を受けてしまいます。

僕もキレイな状態は好きですが、毎回出る「プラスチックごみ」には辟易していました。

日本は世界的に見ても相当な量のプラスチックゴミを出しています。

僕も恥ずかしながら、

スクラブの洗顔料を使わないようにしよう

くらいしか、意識ができていません汗。

ただ、キットカットが紙の包装に変えた時は、

すごい取り組みだ

と思ったものです。

海外では基本ビニール袋を使わないですし(野菜や果物を入れるときは使うが笑)、買い物袋が欲しい場合も、基本は紙袋です。

確かに「個包装」されているイメージはあまりなく、道ゆく人たちもビニール袋を持ち運んでいるイメージがありません。

プラごみを出すことを、誰もが極力控えているイメージはありますね。

もちろん、「商品の全てにプラごみが使われていない」ということはありませんが、意識は日本より高いことは間違いないでしょう。

フランスで会った後輩が環境問題を意識をしているのが、ヨーロッパにいるからなのかは判然としません。

しかし、環境を意識している人が多いのは肌感覚でもわかりました。

健康にも意識が向いていますからね。

「海外と日本でどれだけ意識が違うのか」は数字を見なければわかりませんが、日本での「プラごみ問題」は僕らが知らないだけで、かなり深刻な問題なのです。

日本の個包装のレベルはちょっと行き過ぎな気もする。プラごみ問題についてしっかりと考えていこう。

考えていくべきこと

大切なことは、

「どちらかが頑張っていて、どちらかは頑張っていない」

批判しなくていいということです。

国や地域の問題もありますから、一人一人が考えていくしかありません。

僕がインドに行った時も、その深刻なゴミ問題に関しては衝撃を受けました。

日本がとてもキレイなのは、一人一人の意識が高いからでもありますし、それが国としてスタンダードになっているからです。

つまり僕ら日本人としても、プラごみの問題には意識を向けていけば、どんどんプラスチックの使用量も減っていくということですね。

僕は「環境問題」について強い意識があるほうではありませんが、一人暮らしをしていた時も極力モノを買わないようにしたり、無駄な電力は使わないようにしました。

車にも乗りませんし、電気自動車を見た時には、

素晴らしい!

と思いました笑。

一方で、

一人の使用量を変えたって、大した変化にはならないよ

と言われたこともあります。

そうかなぁ

と思っていましたが、実際にいろんな国に来ますと、国民の意識があるかないかだけで、「国の色」が異なってくることがわかりました。

やはり「それぞれが取り組んでいること」もしっかりとあって、各国が少しずつ改善しているのだとは思います。

それなら、僕ら個人個人も意識を変えてゆく必要がありますよね。

忙しい毎日を生きていますと、どうしても環境について意識をしている暇なんてありません。

ゆえに、無意識的に環境に配慮していくことが大切です。

スタバやマックで、しれっと「紙ストロー」が出るのも目にするようになりましたが、それらが自然とスタンダードになればいいのです。

欧米では、コーヒーなどのプラスチック容器にはストローがついていませんし、ついていても紙であることが多いです。

僕は今まであまり意識していませんでしたし、どうしても買わなければならないことも出てきます。

そんな時でも、環境を意識した商品やサービスを見たときに、

いい取り組みをしているな

と礼賛することができたら、その姿勢は続けていくべきなのかなと思っています。

環境問題は大きな問題である一方で、一人一人がしっかりと取り組むべき小さなことでもある。意識を変えて、無意識に環境に配慮できる姿勢を持つようにしよう。

ちょっとした差異にも気づくこと

この旅では、海外のいろんなことに気づくようにもなります。

そこには必ず「違い」があるからです。

今回気づいたのは環境への「小さな気づき」でしたが、僕はこんな差異を感じていくことが、この旅にとって重要なことだと思っています。

  • 文化
  • 考え方
  • 話し方
  • 取り組み方

どれも大なり小なり違いますので、その「違い」を比べていくことはとても面白いことですし、新たな視点をくれます。

環境問題は1つの切り口でしたが、先日書いた運動の記事のように、「海外の人たちが取り組んでいること」は日本と違ってたくさんあります。

日本にいますと、日本が良い国だからなのか、

日本ってまぁ多少なりとも課題はあるけど、最先端を行ってるよなー

と思ってしまいます。

一方で、

  • 政治
  • 麻薬
  • タトゥー
  • ストライキ

など、どうしても「こちらから歩み寄れない文化」もあります。

もちろん、

海外のほうが寛容じゃないか!日本って柔軟性がないなぁ

とも思いません。

いろんな国を見てみますと、各国だってそんなに全てを受け入れているとは思えないからです笑。

それぞれにはそれぞれの歴史や背景があり、海外の人も、

日本って生きにくいよね

と文句を述べる必要はないのです。(言うのは自由ですが)

それはお互い様のこと。

ただ、

違うよね。認め合っていこうね!

で終わらせてはいけません。

そこから融和して、実際に各国の文化に取り入れてみたり、個人として動いてみたりする必要があるということなのです。

これは環境問題に限らず、どんなことでも当てはまります。

僕はこの旅を通して、いろんな文化や考え方があることを知りました。

それまで本当に「知らなかった」のです。

日本国内で諸外国の人と交わったり情報を得たりすることもできるのでしょうが、相手のホームに行ってその「実際」を肌で感じますと、それはそれはダイレクトに文化が伝わってくるものです。

その差異にまず気づき、その上で自分はどうすべきなのかが問われてきます。

だからこそ、この「気づき」をみなさんにも体験していただきたい。

プラごみ問題については、ほんの些細なことかもしれませんが、最近日本の方々の考え方があまりにも違いましたので、こうして記事を書いてみました。

小さなことでもまずは気づくことから。

またいろんなことにアンテナを貼って旅をしていきたいですね。

他国の文化を肌で感じてみよう。そこから小さな気づきが生まれ柔軟性がつく。あとは自分が変えるかどうかにかかっているのだ。

おわりに

こちらに来て気づいたプラごみ問題。

スーパーでは自然とその量が減らされていました。

僕ら日本人は、それらを感じてどうするかだと思います。

日本には日本の素晴らしさがありますが、時に柔軟性を発揮して変化を受け入れる必要もあります。

僕らは小さな一個人でしかありませんが、僕らにできることもありますので、日本が変わらなければ僕らが行動していくしかありませんね。

少しずつ行動に移しながら、変わっていきましょう。

それではまた!

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