こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
ホスティルを使うのは初めてでして、いろんな経験をさせてもらっています。
シャワーはあったかいし、朝食がついているのにも驚きました。
こんな生活がいつでもできるとは思わずに、感謝して生きていきたいものだなと思う今日この頃です。
ホスティルに滞在していますと、各国から人が来ていることがわかります。
僕と同じ部屋になったのは、バングラデシュにルーツをもつ男性とオランダ出身の方。
他にも、中国系アメリカ人やフランス人など、本当にいろんなところから来ていて、しかもそれが当たり前だということに驚きました。
今日は、そんな人々と話すことについて書いていきます。
それぞれにルーツがあること
まず人と話さなければ、人の中身はわかりません。
ここで役に立ったのは、やはり「英語」でした。
もちろん、
とも思っています。
ただ、やはり話せたほうが楽しく、
と思いながら話をすることもできますし、「自分がなぜバックパッカーになったか」なども伝えることができました。
それぞれのルーツを知ることで、各々がどのような思いを持って旅をしているかがわかります。
- 家族で
- 結婚式で
- 休暇中の人
- 仕事で長期滞在している人
など、さまざまな理由で韓国に来ている人がいました。
僕もなかなか稀有(けう)な経験から韓国に来たのほうだと思ったのですが、現在25歳のルームメイトのオランダ人の男性は、18歳の時に一人で旅に出たことがあると言っていました。
「人の背景を知ること」は、その人のことを知ることになります。
生まれも育ちも違うのは、当然のことながら日本人同士でもありうることであり、まずはそのギャップを埋めることがスタートとなります。
人と話していくことで、お互いの人生がどのように成り立ってきたのかを知ること。
そうして人の背景を知ることで、その人の国の文化を知ること。
こうして韓国に来ただけでいろんな国の人と関われるのは、
「自分も韓国に来ている外国人だ」
という事実があるからです。
お互いに馴れ合うわけではなく、ただ話すだけ。
それだけでいろんなことを知ることができるのです。
コミュニケーションを図ろうとする姿勢が大事
以前の僕であれば、人と関わることが苦手だったため、他人と会話しようとするだけで、尻込みして積極的に話さなかったと思います。
それができるようになったのは、「少しでも英語ができる」おかげでした。
と考えるからです笑。
こうした海外の多くの人が集まるところで一番に感じるのは、「ひとり」であること。
しかし
- 飛行機の中で
- 韓国の駅で
- ホスティルで
いろんな人と出会い、助けられたこと。
それだけで、
と感じることができました。
もちろん、それぞれに家族や母国、気の置けない仲間や友人がいるはずです。
しかし、僕も含めて海外で出会った人たちは、それらを全て捨てて会話をしています。
ただ、僕がこうして旅をすることができるのは、見送ってくれた仲間たちがいたからこそであり、いつも僕の背中を後押ししてくれる人たちがいたからでした。
だからこそ、
と思えているのだと思います。
いえ、気を張る必要はないのですけどね笑。
それに、これだけ新しいことばかりであれば、今までしたことのない経験なんていくらでもしていくことでしょう。
無理をして何かを成し遂げようと思うのではなく、まずは人と会話をして、コミュニケーションをとってから、先に進んでいくことが大切です。
ありのままの自分でいれば、あとは人と関わっていくだけです。
ただ、できる限り自分から積極的に会話をしていくこと。
そうしなければ自分のことも知ってもらえませんし、相手のことを知ることもできませんからね。
積極的に人と関わる旅にしていきたいと思っています。
相手を知ろうとすること
こうして日本を離れますと、
と話したくなってしまうことがあります。
もちろん、それは悪いことではありませんが、やはり僕はいろんな人のいろんな考えを聞いてみたいなと思っています。
自分にも想いがあって母国を離れている分、気持ちがわかるからこそ、相手の話を聞いてみたいと思うのです。
僕には知らないことだらけであり、韓国のことも知りたいですし、それだけでなく様々な人がたくさんいるこのホスティルの生活で、いろんな人の話を聞いてみたいのです。
相手のことを知ろうとすることは、今までの日本の生活ではあまりありませんでした。
知ろうともしなかったですし、知らなくてもいいとすら思っていました。
でもそれでは、僕は前に進むことができません。
留学や海外旅行をされたことのある方であればわかるかと思いますが、自分が本当に何も知らなかったのだなと思わされます。
ALTと話したときも「こちら側(=日本国内)」にいるからこそ、安心して話を聞いていましたが、彼からすれば一人単身で訳もわからない国に乗り込んでくることは、どれだけしんどかったのか計り知れません。
海外生活を2日目に突入した僕でさえ、
と思ってしまうくらいですからね笑。
僕ら日本人からしますと、日本はとても豊かで恵まれた国で、他と比べて過ごしやすいと勝手に思い込んでいます。
ただ、海外の人からすれば、サービスや交通網、食べ物がいくらよくても、英語が通じないだけで疎外感を覚えたり、
と思っている人もいるに違いありません。
そうした「相手の気持ち」に寄り添うことも、今までの僕にはできませんでした。
今は僕も「外国人」としてその立場にいるので、とても貴重な経験をしています。
複雑な気持ちにもなりますし、訳もわからず泣き出したくなるようなこともあります。
それでも、何年後かには何もなかったように思うでしょうし、この経験があるからこそ、世界の国や人のことを知ることができるようになるのだと思います。
今いる環境から、多くの人と関わり、相手のことを知ろうとすること。
まだ一カ国目ですから、少しずついろんな国にいくことで、また新しい感情を知ることができたらと思います。
おわりに
人とのコミュニケーションのためにきた旅。
それなら、たくさんの人と話し、その人たちの背景を知っていきたいですね。
いろんな国の人と出会っていれば、どんどん世界が狭くなるはず。
どの国の人とも仲良くなれるように頑張りますね。
それではまた!
コメント