こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
僕は年間で数千回の授業をしており、2025年9月時点で8,000回以上の授業をしていました。
そんな僕からしますと、何人かの生徒さんはレギュラーでとってくれているとはいえ、一回か二回会っては「もう二度と会わない」という生徒さんも出てきます。
若かった頃は、

と、かなり落ち込んでいたものでした。
今となっては、「去る者は追わず」のスタイルを貫いていますので、

と思っています。
今日は「他人のことはあまり覚えてなくていい」ということについて書いていきます。
覚えているに越したことはない
僕は先生をやっていた時から、生徒を覚えるのが苦手でした。
という方もいるかもしれませんが、僕はそこまでではなくても、あまりにも多くの人と会うためなかなか覚えられなかったのです。
教員のみなさんならわかってくれるかと。
もちろん、めちゃくちゃ記憶力のいい人もいますけどね。
当然ですが、人の顔や名前を覚えられるのであれば、それに越したことはありません。
一方で、
と言いますと、それは難しい注文なのではないでしょうか。
みなさんは、今まで数回しか会ったことのない人の顔や名前を覚えていますか。
かなり難しいのではないでしょうかね。
僕は結構忘れやすく、

と言ってしまうくらい、顔どころか出来事や思い出まで抜けています笑。(おい)
何回か人と会う回数を重ねないと、なかなか覚えるのが難しいんですよね汗。
こればっかりは申し訳ないです。
ある意味で「ハッピーな脳内」でもありますが。
その一瞬は結構深刻に考えている割に、一週間後にはもう次のことを考えています笑。
人の顔や名前を覚えているに越したことはありませんが、

という前提に立っても良さそうですね。
自分の人生に集中
僕は意図的に覚えていないわけではありません。
みなさんにもご経験がある通り、

なのです笑。
僕は毎日、
- お昼頃に朝の授業を終え
- 深夜手前で夜の授業を終える
という流れがありますが、いちいち、

ということを覚えていません。

と言っているわけではありません。
ただ、もうコロッと忘れてしまうのですから仕方のないこと。
次の仕事、現在であればブログを書いたり人と会ったりすることに、意識が移ってしまっているのです。

と思い出すこともありますが、それはその人と再び出会った時くらいです。
なぜ今、自分のやるべきことをやらなければならないのに、他人のことを思い出すのでしょうか。
それこそ、
と言われても仕方ありませんよね。
ものには程度というものがありますから、一切思い出すなということでもありません。
ただ、自分のことに集中していれば、他人のことなんて思い出している暇なんてないはずなのです。
Xで変な人たちに絡まれた時には、一応反応してあげていましたが笑、今となっては、

と、僕の人生では「ほとんど無かったこと」になっています笑。
僕は昔、これが一種の「悪いこと」だとも思っていました。

と。
しかし、このブログでいくつか記事を書いてきたように、正直「他人のことを考えている時間」が一番ムダだということがわかりました。

こう思い始めたのが、数年前の2021年頃でした。
むしろ「自分のこと」を考えている時間のほうが、自分に集中していていいじゃないですか。
- 他人との関係
- 他人に言われたこと
などをいちいち気にしていたら、もうこの世で生きてゆくのはなかなかしんどくなります。
それよりも自分の人生。
ここに意識を向けていきましょう。
冷酷ではない
先述した通り、僕は忘れっぽいですし、それを失礼だと思っていた時期もあります。
今考えてみますと、無理やりでも人の顔や名前を覚えようとするほうが、なかなかに無理な話です。
逆に僕は、他人から忘れられていても、

と、自分が忘れられていた点にこだわることはありません。
数回会っただけで、その後何年も会っていなければ覚えていないものですし、どんな有名人であっても、
ということはザラにあります。
人間関係において、他人のことを無理して覚えようとする必要はなくて、それこそ対談をする前にリサーチしたり、自らの興味から情報を取りに行くことなら必要だろうなというくらいです。
僕はもっともっと、「自分のやるべきこと」に意識を向けていきたいのです。
これは自分勝手なことでしょうか。
場面場面によって、自分の目の前のことに集中しておくことのほうが、僕はよっぽどいい人生なのではないでしょうかね。
教員をやっていたときは、
- 生徒
- 保護者
- 同僚の先生
などとのトラブルがあり、休みの日もそのことで頭を悩ませていたことがありました。
部活を辞めていった生徒にも、多少なりとも思いを寄せていたものです。
しかし教員人生の後半では、そんなこともなくなり、休日はゆったりと自分のやれることをやりながら、

と考えていたものでした。
逆に、

と、日中に毎秒毎分思い出すことなんてありませんでした。
それぞれがそれぞれの人生を生きており、それらがもう二度と交わることもない可能性だってありますし、どこかで再び交わることもあるかもしれません。
僕らは一人では生きていくことはできませんが、かといって人類全ての人と毎日を一緒に過ごしているわけでもありません。
僕らが寝ている間にも働いている人はいますし、自分が寝ている間にも仕事を動かしておくこともできます。
それぞれが自分のできることに集中して、精一杯やっていくこと。
それができておらず、人のことばかり考えている人のほうが、僕は不誠実だとすら思うのです。
自分にできることをしてゆくことと、自分勝手で傍若無人であることでは、話が全く違いますしね。
ただある「目の前のこと」に集中していきましょう。
おわりに
他人がどうこうするのに意識が向いてしまう人とは、ずっと “そういう人生” を生きてしまうことになります。
他人を無視しろとか、自分には関係ないから何をしてもいいということではありません。
ただ、自分のことより先に他人に意識が行ってしまっているのは、自分の人生を生きられていないことでもあります。
気をつけていきたいですね。
それではまた!
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