目の前の人に全力を捧げよう【結果的に仕事になる】

人間関係

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

人に尽くすことを大切にするようになってから、さらに意識するようになったことは、

目の前の人に与えること

でした。

みなさんにも、友人や仲間、同僚や家族といったいろんな人と過ごす時間があると思います。

以前の僕は、

できる限り広く…

を間違えて意識しすぎており、なかなかうまく信頼関係を築けなかったものでした。

まずは、目の前にいる人に集中すること。

これは僕の今後の人生においても、とても大切なことだと思いました・

以前にも書きましたが、再び深く掘り下げながらシェアしたいと思います。

目の前の人を笑わせたり、喜ばせたりすること。それが信頼関係において大切なことだ。

与える八百屋さん

先日、サウナに入っていつも通りととのっていますと、ご飯処でふとテレビに目がいきました。

その番組内では一所懸命働くママさんや、気さくな八百屋さんが紹介されていました。

その八百屋さんはとてもエネルギッシュな男性であり、何かと道ゆく人とじゃんけんをしては、勝とうが負けようが野菜を渡していました。

ギターも弾けるようでして、車で近くまできたおばあちゃんに「歩いて来れないから」と言われ、自らギターを引っさげて車まで向かい、音楽を奏でていました。

おばあちゃんは大泣きしていました。

その姿を見た僕は、もうガッツリ涙腺にきてしまったものです笑。

なんというGIVEの精神の塊なんだ…

その八百屋さんは幼い頃に親を亡くし、貧乏だった過去があったようです。

その分、人に与えたくなってしまうのだそうです。

そういえば僕がまだ小さかった頃は、八百屋さんもありましたし、近所の人たちとの交流が盛んでした。

もちろん、

  • だから昔は良かったとか
  • 現代社会は個人主義だとか

そうやって「今」を否定したいわけではありません。

しかし、その小さな社会での「人の温もり」は確かに温かく、

生身のコミュニケーション

という感覚がありました。

小さな社会でもみんなの心が豊かな時代が、確かに存在していたことは間違いありません。

その時間を切り取って「いいもの」としてしまうことは悪(あく)

だという人もいますが、それを現代社会に生かしていくことは、僕は悪いことだとは思っていません。

いつの時代でも、幸せを求めることは正しいことだと思うからです。

この八百屋さんがやっていることは、むしろいつの時代にも必要なことだと思っています。

以前の小さなコミュニティで感じていた「人の温もり」は、いつの時代でも必要な要素なのだ。

目の前の人を幸せにしよう

この八百屋さんの行動を見ていて感じたことは、

  • どんなに小さくても、
  • 目の前のお客さんを、
  • 幸せにすること。

このことに集中していることでした。

乱暴に言ってしまえば、「気さくなおじさん」なのかもしれません。

でもそこには、いっさい迷いのない「GIVE」がありました。

実は彼のやっていることは、地元に根ざした「とても小さなGIVE」でした。

しかしそこに生まれるのは、お客さんとの「強固な信頼関係」なのだと思いました。

こんな八百屋さんだったらつい来ちゃうよなぁ

結局「ビジネスをしよう」と思っても、その人の奥にある「人柄」がすさんでいては、お話になりません。

もちろん、人の悩みに的確にアプローチしてくれる人もまた素晴らしいことでしょう。

ただ最終的なところは、

  • その人
  • その会社

中身だったりもします。

その内実の伝え方は、とても遠回りに見えますが、

目の前の人に全力を尽くすこと

だと思っています。

僕が映像を見ている限り、

この人のお店には、たぶんたくさんリピーターが来るんだろうな

と思いました。

彼にとって、全国から人を引っ張ってくる必要はないのです。

やるべきことは、ただ目の前の人に「全力の愛」を与え、また来てもらうこと。

それは商品を買って欲しいからではなく、また笑顔にしてあげたいという純粋な気持ちからなのだと思いました。

キレイごとに聞こえるかもしれませんが、僕の周りの友人を見ていても、

「シンプルに、一所懸命仕事をこなすこと」

が、結果的にビジネスや収入UPに繋がっているという発信を目にします。

僕自身まだ走り始めてすらいませんが、個人でやっていくとなった場合はそうやって全力で仕事をしていこうと決めていますね。

小さくてもいいから、目の前の人に全力のGIVEをしてみよう。そこから信頼関係が生まれ、副次的にビジネスが始まるのだ。

人と一緒に幸せになろう

その八百屋さんはこうも言っていました。

人と一緒に幸せになる。周りが幸せなら、自分も幸せになる

若かりし頃の僕は、この感覚がイマイチなかったんですよね。

周りの人が幸せになると、自分の幸せが奪われてしまう

といった「ゼロサムゲーム」なのだと、世の中を見ていたからです。

そういう人は得てして、

  • 人も
  • お金も

集まって来ないのだということに気づきました。

サウナでその方のドキュメンタリーを見ていても、

この人には地元の人も集まって来るだろうし、得たお金は誰かのために使うのだろうなぁ。そしてまた人が寄って来るんだろうなぁ

と、キレイなお金の循環をイメージすることは容易でした。

それくらい、その人のやっている「目の前の人の幸せを願うこと」は、結果的に自分自身の幸せに直結するのだということがわかりました。

人の幸せを願う人ほど、満たされていく。

この「プラスサムゲーム」の感覚は、以前の僕には全くと言っていいほどなかった感覚でした。

しかし考えてみれば簡単なことで、人柄のいい人に人は集まってきますよね。

その人に信頼が集まれば集まるほど、評判が評判を呼ぶ。

なるほど。

そうして人を集めることもまた、「マーケティング」と呼ばれるのかもしれません。

僕は自分の資産を増やすことにはあまり興味がないため、周りに人やお金を増やすことができたら、もっと社会に貢献できる何かを提供できるようになります。

マーケティングの「マ」の字も知らない僕ですが笑、

  • 人の気持ちに誠実に応えていくこと
  • 真摯に向き合って、いいサービスを提供すること

ならできそうです。

果たしてキレイごとだけで、僕は稼げるようになるのか笑。

来年の2023年が見ものですね。

人の幸せを願うことができる人ほど、自分の幸せに近づこうとしている人だ。まずは目の前の人を幸せにすること。これだけでグンと信頼関係が深まるのだ。

おわりに

小さく始める。

これは、ビジネスにおいての基本だと言われています。

僕はいろんな書籍を読んできましたが、どの起業家/実業家も、最初は本当に友人や家族からスタートしているようです。

僕自身にビジネスのノウハウはないですが、その八百屋さんのように、誠意でお客さんに応えたいという気持ちはあります。

まだ実働がないのですが、そうして「自分という人柄」を大切にしながら、これからも歩んでいくつもりです。

様々な情報から、今後に向けてのヒントを拾っていきたいと思います。

それではまた!

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