一度でいいから人生でボーッとしてみよう【何もしないでいる時間】

幸せ

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

先日、ポーランドからドイツに向かうときに、バスの中で6時間ほど揺られていました。

お客さんはほぼいなくて、ゆったりと窓の外の景色を眺めながらボーッとしていました。

  • これまでのこと
  • これからのこと

いろんなことに思いを巡らせることができたのは、「ボーッとする時間」があったからでした。

逆に言えば、何もしない時間はいろいろと考えてしまいますが、僕にとっては必要な時間でした。

今日は「何もしない時間」について書いていきます。

今までの人生で何もしなかった時はあっただろうか。その時間でいろんなことを考えることができるし、何も考えないマインドフルネスの時間にもなる。

日本でも積極的に取り入れていた時間

教員時代は基本、平日は働いてばかりでした。

当然と言えば当然のことですけれどね。

そのルーティンが心地よかったこともありますが、

なんだか忙しい毎日だな

と思ってからというもの、毎晩マインドフルネスを3分間やることにしました。

この場合は、

何も考えないで呼吸に集中する

というものです。

そのおかげで、

  • 気持ちがリセットされたり
  • どこかスッキリしたような気持ちになったり

したものでした。

サウナや美術館、ロカボダイエットなど、全てがうまく噛み合わさって、自分の生活が多幸感で満たされるようになりました。

旅をしていますと、ある意味毎日忙しくてそんな時間を取ることができないのですが笑、そんな時ほどそういう時間がベストタイミングで来てくれるんですよね。

日本では無理やり作っていた時間でしたけど、とてもいい時間でした。

それくらい人間には、

  • 何もしないでボーッとしたり
  • 何かについてしっかり考えたり

する時間が必要なのだと思います。

それらをすることで、人生について整理ができたり、ただただ気持ちがリラックスして落ち着いたりできます。

旅に出る前は、人と会うことが多かったので日本でもなかなかその時間が取れませんでしたが、必要だと思ったときにやればいいのです。

今回の旅の中でも、インドの寝台特急で雨が降る中やってみましたが、本当に大切な時間でしたね。

多忙な世の中だ。一度腰を据えて、ボーッとする時間を取ってみてもいいかもしれない。

過去について考えてみる

インドでもそうだったように、

いろんなことに考えを巡らせること

もまた大切なことです。

僕は今回、「今まで自分がやってきたこと」について思いを巡らせてみました。

教員生活はとても楽しかったですし、今でもダンス部の子たちの顔が浮かびます。

また、

  • 同僚や友人と出かけたこと
  • 自分がダンスのショーケースに出たこと

など、いろんなことに思いを巡らせてみますと、我ながら、

それなりに一所懸命頑張ってきたんだなぁ

と思いました。

時にダラけていた時もありましたが笑、その時は自分なりに考えてベストを尽くしていたと思います。

過去に思いを巡らせて「ネガティブになること」は本意ではありません。

かと言って、

あの時は良かったなぁ…

と過去の栄光に浸っていても意味がありません。

過去の自分と真正面から対峙することで、

自分はどういう道を歩いてきたのだろう?

と考えることができ、

  • あの出会いがあったから
  • あの時自分が行動に移したから

など、自分の運命や行動について考えることができます。

すると「これから」についても考えることができますし、もちろん「」についても考えることができます。

過去を振り返っている場合じゃない

それには僕も同意しますが、今まで自分のやってきたことが、これから繋がってゆく可能性もあります。

「いつまでもウジウジしていること」が悪いことなのであって、時にふと「懐かしいな」と考えることは別に悪いことではありません。

「過去について考えないこと」なんて不可能ですからね。

それから、

あいつ元気にしてるかな?

となりますし、久しぶりに連絡を取って、何かが始まるかもしれません。

大切なのは姿勢や気持ちであり、いつもいつも過去を振り返る必要はなくても、たまに、

  • 自分のした行動
  • 関わった人たち

を思い出すことで、今やこれからの指針について改めて整理をしていきましょう。

そこからまた、新しい一歩を踏み出していけばよいのですから。

過去について、たまにふと積極的に考えてみてもいい。そのことで、今やこれからについて考えることができるからだ。

未来について考えてみる

僕はこれから、日本に帰ってやるべきことがたくさんあります。

僕が今帰ったら…

そんなことを考えてみた時に、

  • どういう形で事業をしようか
  • どこに行ってどれくらいの価格でやろうか

など、具体的なイメージまで思い描くことができました。

いや、やっぱり教員時代のあの時間は青春だったな…

と過去に思いを巡らせれば、「教員に戻ること」もプランに入ってきます笑。

しかし、9年間やってみて「自由の効かなさ」を実感したのですから、やはり選択肢からは除外されます。

それなら、自分が学校を建てて…

と、自分が校長先生になっているような、そんなイメージまですることができました。

「未来について考えを巡らせること」は、一見すると「今」行動していない妄想野郎でしかないのかもしれません笑。

でも「今」と「未来」は繋がっていながらも、切り離して考えることができるものでもあります。

あえて、

こういうことをしてみたい

と、「〜たら、〜れば」といい意味で仮定をしてみて、そんな理想の自分、着地点を描いてみる。

それが、

  • 心躍るようなものなのか
  • イメージの中の自分は幸せなのか

と考えれば、自ずと「そこに向かっていきたい」と思うはずです。

「理想を描く時間」は、妄想ではありません。

どういう風に行動していったら、理想の自分になることができるだろう?

ある意味「計画」と言ってもいいのかもしれません。

そんな時間を取らずして、

毎日をガムシャラに!

というのが、今の僕でしたからね笑。

時に腰を据えて、未来の自分について深く丁寧に考えてみることも悪いことではありません。

その「理想」に向かって、行動をしていけばいいのですから。

この旅もまた、日本でたくさん考え抜いた後にできた行動でもありますからね。

僕はこうしたい

そんな理想を描いていたことが、今の自分に繋がりました。

だからこそ、時間を取って「これからの戦略」について考えることは、とてもいいことなのだと思っています。

未来について妄想するのではなく、理想を描いてそれを実現させていけるように行動していこう。そのために時間を取って、未来を描いていこう。

おわりに

ボーッとする時間。

日本にいる方は、そんな時間が取れていない人が多いのではないでしょうか。

  • 公園でも
  • サウナでも

何でもいいですので、どこかでそんな「ボーッとする時間」を取ってみましょう。

その中で、

  • 過去に
  • 未来に

思いを寄せてみてください。

それが具体化された時に、「」が形作られていくはずですから。

それではまた!

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