1年10ヶ月ランニングをした男はどうなったか【フルマラソン完走】

人間関係

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

先日、千葉アクアラインフルマラソンに参加してきました。

僕の人生では初となる、フルマラソンの参加となりました。

結果は完走することができ、多くの人から「おめでとう!」というコメントをいただきました。

マラソン歴は1年と10ヶ月であり、2021年の1月にスタートしました。

そんなマラソン初心者が、

  • フルマラソンを走るまで
  • 初心者なりに感じたこと

などを書いていきます。

フルマラソンは1人では走れない。経験者や沿道の方々、そして一緒に走る友がいなければ難しいのだ。

応援してもらうことの価値

以前の僕は、何かに挑戦する前に、

これから〇〇をやります

と宣言したことはありませんでした。

それは「失敗することが恥ずかしかったから」です。

なんだよ。あれだけ言っておいてダメだったのかよ

と思われるのが怖かったのです。

もちろん、誰もそんなことを思うはずもなく、ただただ「被害妄想」といいますか、勝手に自分でそんなシチュエーションを考えてしまっていたのでした。

結論から言いましょう。

宣言したほうが成功する

僕はそう思うようになりました。

今回、フルマラソンに出るにあたって「ものすごい人たち」に話を聞いてみました。

するとどうでしょう。

みなさん優しく「フルマラソンの心得」を教えてくださいました。

  • 最初は飛ばすな
  • 帽子とポーチみたいなのを買うといい
  • ゼリーのエネルギー補給は10kmごと
  • 前日と朝食はバナナとおにぎりの高糖質・低脂質

などなど、走るためのノウハウを余すことなく教えてくださいました。

それを受けて、僕が思ったことは1つだけです。

必ず完走してやる

前日から多くのコメントが寄せられ、

頑張って!
せいじならできる!

と言われ、泣きそうになりました。

宣言したおかげで、

それなら応援したるわ!

と、周りのみなさんが呼応してくださったのです。

そのほうが意気込みが全然変わってきます。

  1. 宣言する
  2. 応援してもらう
  3. 必ず成功させようと思う

という好循環が生まれます。

もちろん、失敗したって構いません。

しかし僕は、宣言したほうが圧倒的に成功する確率が高くなると感じています。

挑戦するときには公言しよう。必ず成功させようという意気込みが生まれるからだ。

みんなの声によって走ることができる

走りながら、友人と話しました。

これ、ひとりでやれって言われたらやる?

答えはもちろん「NO」です笑。

いえ、練習で追い込むときには1人でもいいですが、やはり「そこに人がいる」からこそできることもあります。

ダンスもそうですが、「マラソンもそうなんだな」と感じました。

  • 一緒に走ってくれる友人
  • コメントを寄せてくれる人
  • 沿道に立って全力で応援してくれる人

1人で走るには、ツラかったりしんどかったりすることがあります。

それでも、沿道から声援が聞こえてきたとき、

頑張るよ!最後までやり抜いてみせるよ!

と、声援に応えたくなりました。

先ほどの「宣言」にも近いものがありますが、応援してくれる人がいるからこそ、頑張ろうと思えるものなのです。

人間とは面白いもので、1人で何かを成そうとするととても時間がかかったり、うまくいかなかったりする割に、誰かと一緒だと無限大の力が出てくるものなのです。

また一緒に走ってくれた友人も、僕が初心者であるということを理由に、いろいろ準備のお手伝いをしてくれました。

走っている時も鼓舞してもらったので、

絶対に走り切る!

と心に決めて、走り続けることができました。

僕1人では、到底できなかったことだと思っています。

それは当日のことだけでなく、

  • ベテランの方々からのアドバイス
  • 普段から練習に付き合ってくれる友人
  • モチベーションを上げてくれる日々のラン報告

など、当日までにもいろんな人の力が合わさって、僕の足を前に進めてくれたのだと思います。

「みんなの力」というと月並みの表現かもしれませんが、こうして粘り強く最後まで走り抜けることができたのは、僕1人の力ではありません。

そのことをひとたび感じてしまいますと、

また挑戦したい。いい報告をしたい

と思ってしまうものだから、やめられないのですね。

僕1人の力では、マラソンを走り切ることはできなかった。みんなの力があったことを理解し、また挑戦していこう。

終わってみて感じたこと

最後の5kmで足が攣(つ)り始め、2〜3度立ち止まってしまいました。

とても悔しかったものですが、途中で倒れている人は何人もいましたから、別に珍しいことではありませんでした。

それでも「最後までやり抜いた」という結果は、僕に大きな自信を与えてくれました。

足を引きずってでも走り切った42.195kmは、今後の僕の人生において、大きな経験となるでしょう。

まだスタート地点に立っただけでしかありませんが、

自分にもできるものなんだなぁ

と思えたことが大きな収穫でした。

以前だと最高走行距離は、21kmのハーフマラソン

その2倍の距離を走ることは、不可能なのかもしれないと思っていたからです。

それなのに最後の最後で足が攣った程度で、なんだかんだでしっかりと「やり抜くこと」ができました。

学んだことは「人間やればできるもの」ということもありますが、そんなことよりも、

いいからまずやってみろ

ということでした。

それがどんな形で終わるかはわからない。

それでも、とにかく飛び込んでリスクを取らない限り世界なんて広がりはしない。

こことここが不安で…

じゃあ一体いつなら、リスクを取れるのか。

リスクを取らなくていいくらいの、安全圏に行くまでなのか。

そこまでたどり着くのに、一体何年かかるのか。

そうやって考えていけば、

今やるしかない

つまり、行動するしかないという答えにたどり着くのです。

僕は以前に「ハーフマラソン」を走りましたが、とても不甲斐ない結果となりました。

しかし、それがあったからこそ、その次の練習の目処が立ち、結果的に18〜20km走る練習をバンバンするようになりました。

準備ができてないからまだ…

そう言い始めますと、準備ができるのは人生の最後になってしまいます。

いいからやってみる。

そうやって自分に負荷をかけると、人間さまざまな力が目覚めるものです。

それが成長につながり、視野を広げる糧になるのです。

いいから飛び込んでみよう。そうすれば自然と気づかなかった力がつくことになる。

おわりに

友人たちの中には、フルマラソンを何度も走った人もいれば、100kmを走ったりする人もいます笑。

僕なんかヒーヒー言ってなんとかフルを走ることができるような、「大の初心者」です。

それでも、

そんな人たちみたいになりたい

と思えるくらい、それぞれがそれぞれの限界にチャレンジしている姿を見て、自分も頑張ることができるのです。

これからが勝負です。

しっかりと体を休めて、また次に向かって走り始めていきたいと思います。

それではまた!

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