ツラい時間も終わってみればいい経験になる【喉元過ぎればなんとやら】

幸せ

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

海外に来て観光名所を訪れようと思いますと、特に辺境の地だと行くこと自体が大変であることが多いです。

  • 日帰り
  • その場に一泊

など、どちらにせよ体力が削られます。

僕の旅もだいぶ短期で移動しているものですから、やはり余裕のない時のほうが多いです笑。

世界を見て回る

これ自体が旅の目的でしたので、その場その場で見たいものに首を突っ込んでは、ものすごい勢いで調べ考え、プランを立てなければならないです笑。(自業自得)

今日はそのように「しんどい時間を過ごすこと」について書いていきます。

行き当たりばったりの旅では、プランを組んだり考えたりと、しんどいことが多い。しかし今となってみれば、それは笑い話になるものなのだ。

誰にでもしんどい時期はある

僕が旅を始めて直観的に思ったことは、

これはきっとしんどい旅になるだろうな

ということでした。

いえ、そんなこと始める前からわかっていたことでしたが笑。

  • 計画して
  • 移動して
  • 泊まって

を繰り返す旅となりますから、どこかである程度落ち着こうと思わない限りは、ジェットコースターのように旅が進んでいきます。

アドレナリンが出ている時はいいかもしれませんが、

少し疲れたぞ?

と思っているときに調べものをしたり、朝早くに出なければならなかったりすると、しんどく感じるものです。

ただこの「しんどい時期」とは、実は誰にでも起こり得るものということを忘れてはなりません。

この旅の最中は、本当にそんなことばかりでした。

移動の際は電車やバスの時間に合わせることで、お金を節約しようとしました。

その代わり、体は悲鳴をあげます笑。

な、なんてしんどい時間帯なんだ…

と。

でもこれは、自分で選んできた道。

その中でできることを最大限にやることが、僕の目的でもあります。

これは日本にいた時もそうでした。

短い休日の中で、

こうしてこうすれば、こういうプランになるのでは?

と、お金と時間と相談しながら、パソコンに向かっていた時間は幾度となくありました。

今となっては、

どうやってそこまで行ったんだっけ?

と、ツラかった時間は忘れてしまっていますけどね笑。

誰にでもしんどい時はあるもの。

それを「当たり前にあるもの」として捉えておけば、惨(みじ)めな気持ちになることもないのです。

誰にだってしんどい時間帯はある。その事実さえ知っておけば、その時間帯も楽しむことができるのだ。

ツラい時期は多いほうがいい?

かといって、

じゃあツラければツラいほど、人間って強くなるの?

と聞かれますと、実はそうでもないのかなとも思います。

しんどい時期を乗り越えた後に、少し休む時間も必要だと思っているからです。

ただ一方で、「筋肉痛のような痛み」は大切なことです。

これはリベラルアーツ大学の両学長の言葉です。

  • 仕事
  • 人間関係

ではストレスがつきものですが、生産性に繋がるものであれば、「しんどい時期」というものは必要だということです。

だから「ただただしんどいだけ」で心も体もすり減ってしまう状況であれば、その状況は変えたほうがいいということになりますね。

僕の場合、旅では長距離を移動したり、早くに起きなければならないタイミングが山ほどありました笑。

でもそれは、

  1. ホステルに長く滞在して
  2. ダラダラと過ごそうとしていた

というわけではなかったからこそでした。

旅の最中でも、選択の連続です。

あぁ、もう何もしない!

と決め込んでしまえば、それはそれでいいということ。

しかし僕が旅を続けていく時に考えなければならなかったことは、

  • 資金面
  • タイミング

でした。

ゆったりしている場合ではないことが多いのです笑。

この「プランを考えて行動に移す」ということは、いわゆる「筋肉痛」に近いしんどさだと思っています。

その時に集中してプランを組み立てることが、だんだんと得意になってきたからです。

これだけ旅を続けていますと、

まぁなんとかなるかな

と思えている自分もいますしね笑。

心身ともにすり減ってしまうような「しんどさ」は、人生において避けてゆく必要があります。

同時に「自分が成長するための痛み」もまた必要なこと。

痛みは多ければ多いほどいいということではありませんが、時に頭を使ったり体を使ったりして自分を追い込むことで、

成長することができた

と感じられます。

僕はもう34歳となかなかの大人ですが、旅人としてはド素人かつド初心者です。

わからないことはまだまだたくさんあります。

そんな困難にたまに直面しながら、成長を続けていくのです。

ただただしんどい時間は、少ないほうがいい。しかし自分が成長するための時間なら、それは必要なことなのだ。

どうせあとで笑い飛ばせる

これが面白いものでして、東南アジアやインドで過ごした時間、ヨーロッパ各国をバスでしんどく回っていた時間などは、

あぁ、そんなこともあったな笑

と思えています笑。

カンボジアに日帰りした時はドキドキものでしたが、今思えば(結果論ですが)「なんとかなったな」とヘラヘラしているのですから、人間とは不思議なものです笑。

これはどんな旅人に聞いても、よく起こる現象ですよね笑。

息をするように旅の話をしてくれますが、僕は今だからこそわかります。

それがいかにしんどかったのかということが笑。

いえ、旅人に限らず、しんどい時期を過ごしていた芸能人、スポーツ選手やアーティストにも言えることなのかもしれません。

あぁ、あの時はしんどかったね〜

と。

しんどい時期とは、誰にでもあるもの。

それは先述したように、

  • 心身ともにすり減るもの
  • 成長に繋がる筋肉痛のようなもの

など、カタチは様々あると思います。

しかし時間が経過するにつれ、「あの時の痛み」として忘れ去られていくものが多いです。

もちろん誰にでも、トラウマになるようなことや、忘れられない痛みがあります。

それを持っているのは、僕もみなさんも一緒ですよね。

ただ僕は、その「トラウマ的痛み」にずっとウジウジしていても、

人生は良くならないのだ

ということを悟りました。

今はしんどいかもしれないけど、これがきっと来年には、5年後10年後には、きっと忘れている

と、ポジティブに捉えるようにしているのです。

みなさんにだって仕事でしんどい時期や、人生について深く考えなければならない時があったはずです。

でも数日後には、あるいは数週間後、数ヶ月後には、また「目の前の新しいこと」に取り組み始め、

そんなこともあったなぁ

と思い返す程度になっています。

悪く言えば、僕の旅もその程度のもの。

良く言えば、しんどいと思っているのはその時だけであって、実は大したことのないものであるということなのです。

喉元過ぎれば熱さを忘れる

こんなことわざもあるくらいですが、僕はこの言葉は「的を射ている」と思っています。

人間とは忘れる生き物です。

100年後には僕らは跡形もなく消え、また次の世代が地球上を生きていきます。

それなら、今のこの苦しみだって大したことのないもの。

命さえあれば、どうとでもなるのです。

ツラくてしんどいことも、少し時間が経てば忘れてしまうものだ。その時はしんどくたっていい。でもどんどん進んでいけば、その時期を忘れるものなのだ。

おわりに

旅の最中で感じるしんどいことの連続。

一方で、旅の途中だったからこそ経験した「数々の感動」もありました。

目的地を設定してそこに向かっていくというのは、旅に限らずしんどいものです。

努力や時間、お金を要するものもあることでしょう。

ただそれを、いい意味で「過去になってしまうものだ」と考えるようにすること。

そう捉えて、どんどん前に進んでいきましょう。

「しんどい経験」という筋トレをしていくのです笑。

それではまた!

コメント

タイトルとURLをコピーしました