やっぱりいつだって冒険はワクワクするんだ【マチュピチュまでの珍道中】

幸せ

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

先日から、ペルーはクスコに来ています。

せっかくですからマチュピチュは外せません。

どうやって行ったものか?
  1. オンラインではチケットが売り切れ
  2. 行き方には5つくらい組み合わせの方法がある

など、自分の現状から考え、捻り出した答えは「いいから行ってみよう」でした笑。

いつになっても冒険とはワクワクするものです。

今日はトラブルに見舞われながらも、ワクワクしてしまった僕について書いていきます。

いろんなことがあるから旅なのだ。トラブルも楽しめたら本物だ。

マチュピチュへの行き方を考える

数日しかクスコに滞在しない僕は、バックパッカーの端くれとして「スタンドバイミー」ルートに憧れていました。

  1. クスコから早朝出発し、「水力発電所」という場所に6時間かけてバスで行き
  2. そこから10kmほどを古い(?)線路沿いに3時間歩いて、夕方にマチュピチュ村へ着く

という方法でした。(もちろん一泊します)

朝からバスで行くことや、クスコ市内の旅行代理店でバスのチケットを買うのに時間を要することから、

このままじゃ時間がなくなるぞ?

と思ってしまいました。

短い期間で世界を回っている僕は、今すぐにでもマチュピチュへ行きたかったのです。

とはいえまずはリサーチ。

マチュピチュって無料だよな…

と思ってルートを調べてみれば、どうやら「サーキット」と呼ばれる周り方が4つほどあり、値段もそれぞれ違いました。

一番安い6,000円のものをオンラインで購入っと♫

はい。

もちろん前日ですので、3日後まで売り切れていました笑。

おいおい!行けないじゃないか!

と絶望に暮れていますと、どうやらオンラインでのチケット販売は(していますが)あまり主流ではなく、現地(=マチュピチュ村)まで行って、そこの文化センターで購入するのだと、ホステルのお母さんに言われました。

よし。まず明日早速行ってみよう!

バスのチケットを取るとなると、必然的に「翌日」に手配しなければなりません。

また現地(=マチュピチュ村)でチケットをとる時間が遅くなっては、もしかしたら「次の日のマチュピチュのチケット」がとれないかもしれません。

これは電車ルート一択だ

と、すぐに頭を切り替えました。

電車ルートは一番高額ですが一番ラクで速い方法であり、バックパッカーとして悔しい選択となります笑。

その中でも最安値である、往復20,000円で、

  1. オリャンタイタンボ駅まで乗り合い→電車でマチュピチュ村
  2. 帰りはマチュピチュ村からクスコ市内まで、電車とバスを使って夜に帰宅

という方法にしました。

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クスコに泊をとっていましたので、マチュピチュ内での一泊は余分なものでしたが、結果的に1,500円ほど(朝食付き)で一泊することができました。

また、クスコのホテルで悩んでいた時、たまたまマチュピチュから帰ってきた女の子たちがいて、

チケットは現地で並べば取れるよ!今はオフシーズンだからね。一泊は絶対だよ

と丁寧に教えてもらえましたので、それもあって行くことを決定することができましたね。

マチュピチュまでの珍道中

バスやタクシーの場所は、クスコ市内にペルー鉄道の支店があったのでそこで聞きました。

よし。オリャンタイタンボ駅からマチュピチュ村へのチケットも買ったし、駅まではバスかタクシーで…

と、場所を聞いていたはずなのにすっかり忘れてしまい笑、ホステルで聞いていたコレクティーボ(乗合バスのこと。あるいはコンビと言う)のほうの場所に行くことにしました。

そこで早速お兄さんに捕まり、

いいから乗れ!

と言われ押し込まれることに笑。

乗り込んだ時はすでに朝9時半を回っており、電車の発車時間は11時55分。

クスコからオリャンタイタンボ駅までは2時間ほどで着くらしいので、

よし、乗った!

と、800円で乗り込むことにしました。

すると乗り合いのバンですので、寄り道から途中乗車まで時間がかかるかかる笑。

おいおい、間に合わないぞ?!

と焦り散らかしていますと、オリャンタイタンボの前にウルバンバという街に寄り、そこで乗り換えなければならないことも発覚。

そこで乗り合いの女性が「20ソル(=800円)だよ」と教えてくれて、キャッシュで支払って乗り換えることに。

急げ急げ!

なんとか11時45分にオリャンタイタンボの街に着きますと、そこから駅まで走らなければならない…

すると一緒に乗り合いをしていた女性が、僕の小銭を計算して、

あとはこの小さいバイクに乗っていきな!

と言ってくれました。(超絶ラッキー)

  1. 9時半にクスコ市内を出発
  2. 寄り道をしながらウルバンバへ(800円)
  3. バンの乗り換えをしてオリャンタイタンボ駅へ(120円)
  4. そこからそのままバイクに乗せてもらって駅まで(数十円)

なんとギリギリで電車に乗ることができました。

我ながらすごい道のりを、文字通りギリギリのプランで行ったのです笑。

なんだか疲れた…

と思いつつ、

これだから旅はやめられない

と思いましたね。

電車では優雅に揺られながら、2時間かけてマチュピチュの村へ到着しました。

マチュピチュ村でチケットを購入

さて、早速文化センターなる場所へ行きますと、

整理券をあげるから、17時にまた来な

と言われ、

おいおい明日マチュピチュに行くことはできるのか?

とドキドキしつつ、先にホステルでチェックインして待つことにしました。

17時にもう一度行けば、そこには大量の人が笑。(整理券を持って待っていただけでした)

451番の僕は「クアトロ」というスペイン語の「4」という数字から「400」という言葉を割り出し、なんとかチケットの窓口に行くことができました。(ただスタッフに聞いただけ)

キャッシュのみでしたので、152ソル(約6,000円)を持って購入。

時間帯は、次の日のお昼の12時からで1時間のみ

そしていよいよマチュピチュへ行くというところで、この記事を書いています笑。

僕がやったことはシンプルでしたが、いろんなオプションから死ぬほどリサーチをしました笑。

  1. 時間がないこと
  2. お金もあまりないこと
  3. 現地でチケットが取れる情報を入手
  4. スタンドバイミールートは時間がかかるので不可
  5. 電車でも安く済ませる方法はないかネットで模索
  6. 行きはなんとかクスコからではなく途中から乗車したい

など、頭が溶けるかと思うくらい、

  • いろんなサイトを参考にしつつ
  • 現地のホステルの人や旅人に聞きつつ

マチュピチュへのチケットをゲットしました笑。

「だからすごいだろ?」というわけではありません。

できれば、こんなことせずに悠々とマチュピチュに行きたかったくらいですしね笑。

その時その時によって、「辺境の地」への行き方は違ってきます。

僕の行き方は、何がベストだろう?

そう考えていろんなものを見漁った結果、こうなりました。

行きたいと願い、調べ、行動に移すこと。

僕の旅は、いつもシンプルなのです。

旅先では急に行きたいところが出てくる。その時の状況を鑑み、ネットで調べ人に聞き、行ってみること。大変だがそれが旅の醍醐味なのだ。

おわりに

乗り合いのバンでぎゅうぎゅうになりながらも、ペルーの山々を見て僕は思いました。

なんて…なんてワクワクするんだろう!

仮にうまくいかなくたって構わない。

そうやって「見られなかった景色」もたくさんありました。

ラッキーが重なることもあれば、アンラッキーな日もあります。

それらを全部含めて、「好きだ」と思えるかどうか。

僕はワクワクすれば、それでいいんだと思っています。

やっぱり冒険って楽しい!

この旅を始めて、本当に良かったと思っています。

みなさんもぜひ、どこかを目指して旅をしてみてはいかがでしょうか。

それではまた!

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