ビジネスは統計や数字ではなく肌感覚【ドリルを売るには穴を売る】

読書

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

先日貸していただいた「ドリルを売るには穴を売れ」が、まさに僕のマーケティングの基本を作り上げてくれているようで、感銘を受けております。

このタイトルが意味するところは、

お客さんは穴を掘るためにドリルを買う

ということです。

お客さんのベネフィットを意識することで、モノが売れるというものでした。

僕の場合は英語教育や英会話の場のサービスを売っていますので、

そのサービスを購入(に参加)することで、その先にお客さんは何が得られるだろうか?

と考えることが大事というわけですね。

今日はビジネス1年生(2ヶ月)の僕が、「マーケティング」について書いていきます笑。

お客さんが求めている像はなんだろう。一緒に明るい未来を作っていけるような人になっていこう。

まず考えることはベネフィット

一番最初に考えるべきことは、

僕の授業を受けたり、イベントに参加したりすることで、どんな対価を得ることができるだろうか?

という点でした。

僕の人柄や実績だけでは、人は動きません。

それそれ!それを求めていたんだよ!

そう思われるようなサービス(パック)、そして訴求(=買う気を起こさせること)が必要だということです。

僕はビジネスを始めた2ヶ月前、そんなこともつゆ知らずに笑、ビジネスを始めました。

いろいろやってみたことで得られた結果もありましたから、やって良かったとは思っています。

同時にうまくいかないこともたくさん起きて、

どうしたものか?

と頭を抱えたものでした。

上の記事でも書いた通り、まずはお客さんの「なりたい像」を思い描くことが、僕に必要なことでした。

  • 少しでも英語に触れる
  • 英語アレルギーをなくす
  • 人前で話すことを恐れなくする

など、初心者の方も自信を持って英語を話せる未来、そしてその先にある「ペラペラしゃべる」という未来に向かわせることが、僕の思い描く英語教育でした。

そのベネフィットを全面的に出して広告を打つことと、「とりあえず元教師が英語を教えます」では話がだいぶ違ってきます。

大切なのはお客さん本位になること。

与えることを意識すればするほど、お客さんに訴求することもできるようになってくるというわけです。

ビジネスの基本の「き」の字から勉強中の僕。

毎日成長していて楽しいものです。

まずは、お客さんがどういう利益を享受できるかを考えることだ。ベネフィットから考えよう。

ターゲットを絞るには?

そして僕が大きく間違えていたのは、「万人に受けるサービス」を出していたことでした。

もちろん、ターゲットを絞りすぎることはまたビジネスを難しくしてしまうことでもあるのですが、やはり「絞ること」もまた一番最初に考えるべきことです。

  • どんな年代で
  • どんな家族構成で
  • どんな目的があって
  • どんな働き方をしていて

と、ある程度お客さんのペルソナ(だったかな?)を意識する必要がありました。

この「ターゲッティング」ができなければ、誰にもぶっ刺さらないという残念なことが起きてしまいます。

まさに僕が肌で感じたことでした。

しかし、何も考えずに実際にやってみたこともまた、僕の肌感覚のレベルを上げてくれました。

始めて少しで、完璧なビジネスが成立するわけがない

ある意味そう割り切って動いていたため、間違っていた時やうまくいかなかった時にたくさん考えるようになりました。

大切なのは「継続すること」ではありますが、同時に、

  1. 考えて
  2. 修正して

進んでいかなければ、「ただ続けているだけ」で成長することができません。

僕は自分でお客さんと話してみたり、実際にモノ(サービス)を売ってみたりしたことで、

なるほどなるほど

と、たくさんフィードバックを受けることができました。

僕が目指していることは、英語の事業を通してみんなに「英語を話せるようになってもらう」ことです。

そこに改善が必要なら変えていきますし、「必要な人」がどこにいるのかわかれば、どんどんターゲットを絞ったり変えたりしていきます。

僕が感じたことは、

どんなに最初にターゲットを絞ったところで、そんなにすぐは決定できないんだな

ということ。

現場で肌で感じる部分も多かったからです。

理論やマインドセットも大事ですが、同時に行動や「すぐに売ってみること」も大切。

今まで学んできたことを再度学び直しながら、僕は少しずつビジネスの階段を昇っていっているようです。

ターゲットを絞ることは大事だが、最初からそれらが刺さるわけではない。市場調査(=現場)でわかることも多々あるのだ。

価値提供

僕が一番しなければならないことは、

この価格で、この価値?!

と思わせることでした。

最近、数冊ビジネス書を読んだだけでも、ほとんど同じことが書いてありました。

乱暴に言えば、

いいからそれくらい、GIVEしろ

ということでした笑。

「価値を提供すること」は当然のことのように思えますが、僕にとっては、

一体なんのことだ??

という概念でした。

でも実際に外部委託のオンライン講師をやっていますと、

せいじ先生がここにいるのは、本当はあり得ない笑

と言ってくださる生徒さんもいました。

そこで初めて、

あぁ、僕はかなりの価値提供をしているのだな

という実感をすることができました。

ここで安い給料に合わせて「適当に」授業をしていたら、数字に見えていなくても僕の価値は、どんどん下がっていったことでしょう。

そうした献身的な授業を普段からしているからこそ、プライベートレッスンやオンラインレッスンでの評判が獲得できるようになります。

大切なことは、いつでも獲得した生徒さんに「値段以上の価値を与えること」だったのでした。

確かに理にかなっていないようにも見えますし、

それなら単価を上げたほうがいいのでは?

と思われるかもしれません。

ただ、そこに値段以上の価値を感じた人は、「支払ってくださるお金」以上に感謝をしてくれます。

これは「ありがとう」という気持ちや言葉だけではなくて、

  • 宣伝
  • 口コミ
  • アンケート

など、いろんなことに協力してくれるという意味であり、(お客さん側からの)お金以上の価値を生み出してくれます。

そして何より、

  1. 全力で
  2. わかりやすく

教えることが僕のモットーですから、無理もしていないですし、むしろ「素(す)」です笑。

  1. ベネフィットを考え
  2. ターゲットを絞って
  3. 半端ない価値提供をしていく

まだ「ビジネス始めたてホヤホヤ」のせいじ青年ではありますが笑、これが僕の望んでいた「経験」と「学び/成長」です。

多くの人に、英語をしゃべれるようになってもらうよう、今日も僕は動き回るのです。

お客さんに授業を教えるとなったら、全力で教えることだ。「こんな価値提供をしているの?」と思わせられるような授業をしていこう。

おわりに

少しずつ学び始めたビジネス(マーケティング)。

お客さんに喜んでもらうためには、授業を受けてもらうまでの導線など、ビジネスだけではない部分も考えていかなければなりません。

でもどれも、1つずつ丁寧にやることですね。

やっていく中でうまくいかないことも多々ありますし。

少しずつ学んでいきますので、また気づいたことがあったら記していきます。

それではまた!

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