こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
僕は先生として大事にしていることがあります。
それは「線を引くこと」です。
今はパートナーを作ることに興味がないということもありますが笑、
と生徒さんから聞かれましたので、
と答えました。
今日は、僕が先生時代に大事にしていたことと、今でも大事にしている「線引き」について書いていきます。
教員時代に守っていたこと
僕が先生を始めた当初は、
なんて思っていたものでした笑。(おい)
笑ってしまう人もいるかもしれませんが、実際「若い男性教員」なんて、大体の奴らがそうなんじゃないですかね?(ド偏見)
しかし、
- 授業
- 行事
- 部活動
で女子生徒と関わることが多くなっていく中で、だんだんと、
と思うようになってきました。
- 授業には一所懸命で
- 部活動では厳しくて
みたいな先生であり続けていますと、”先生として” の信頼が貯まっていきました。
「先生としてのあり方」が少しずつ確立していったことで、
と、だんだん頼られるようになりました。
特に女子生徒との関係には気をつけていましたから、二人きりで会う時も必ずそんな素振りは見せませんでした。(あえて周りの人に見られるような場所も選んで話をしていました)
優しくはしてあげますが、「女子生徒だから」という理由ではありません。
すると、男子生徒からも人気が出るようになります。
むしろ、男子生徒と一緒になって熱くなっている男性教員のほうが、僕はとてもかっこいいと思っています。
些細なことで言えば、昇りエスカレーターで誤って女子高校生の後ろに立ってしまった場合、必ず横を向いてスマホをいじっていました。
盗撮されていると疑われる可能性が高いため、顔を背けるようにしていました。
そうした「細かな意識」が、僕を先生たらしめてくれました。
- 適当ではいるけれど
- ちゃんと守るべき線は守る
当然のことのように思えますが、男性なんてちょっとでも隙を見せればあっという間に転落します。
ただ、それは「警戒心」というよりも、教員としてのプライドでもありました。
これを守ることで、信頼を得ることができていたのですね。
今でも大切にしていること
僕は今のオンライン講師でも、大切にしていることがあります。
それは上記のような「線を引くこと」ですね。
ありがたいことに、女性の生徒さん、特にママさんたちが僕の授業を取ってくれますし、時には若い女の子も授業を取ってくれます。
カメラがオフの時もありますが、相手のカメラがオンの時だとドキッとしてしまうものです。
オンラインは「個室」みたいなものではありますが、
- 丁寧に授業をすること
- 下ネタや不愉快に思うことは言わないこと
など、当たり前のことにも気をつけています。
実はこれ、どんな場所においてもとても大切なことなのです。
今でもいろんなコミュニティに所属している僕ですが、そこでも常に「自分」に集中することを大切にしながら、みなさんとお話しさせてもらっています。
例えば(あり得ませんが笑)、僕がちょっと「気がある」みたいな雰囲気でどなたか生徒さんと話をしましょう。
それで生徒が獲得できることもあるかもしれませんが、そもそもそんなことのためのプラットフォームではありません。
学校という現場がそうであったように、目的は先生としての業務を果たすことであって、
- 男としてモテたいとか
- 若い子たちと楽しみたいとか
そういう場所ではないのですね。
そこを履き違えますと、結果的に多くの生徒からの信頼を失うことになります。
もちろん僕自身が、
と思ったら近づいたらいいのでしょうけれど、「それありき」で先生をするのであれば、それは違いますよね。
だから僕は今でも、
を常に考えながら、生徒さんや友人たちと接しています。
果たしてそれが正しいのかどうかは判然としませんが、僕なりのあり方を目指して、僕は僕なりに進んでいきます。
男として、人として
さて、では「イチ男」として、このあり方はいいのでしょうか。
とヤジが飛んできそうなのですが笑、僕はワンピースでいうところの「ルフィやゾロ、サンジ」みたいな “漢” になりたいのです。
自分の夢に向かって、ただただ命を賭けて戦っていく姿には、僕ら「男」たちのロマンがありますよね。
ワンピースに限らず、
- メジャー
- キングダム
- スラムダンク
- ドラゴンボール
など、いわゆる「少年漫画」を読んで育った僕ら日本男児たちは、それなりに、
を学んでいます。
もちろん、「中性的/女性的」な男性もまた魅力的です。
要は、それぞれの信念の旗がしっかりと立っていれば、それでいいのです。
往々にして、人としてしっかりしていることは、「男らしさ」を際立たせることとなります。
だから僕は「男らしさ」みたいな議論をする前に、「その人らしさ」について語るべきなのかなと。
まず “人として” 信頼に足る人であれば、その時点で魅力があるからです。
もちろん、みなさんが思う「男らしさ」の中に、
- モテるとか
- 女性を守るとか
そんな考え方もあると思います。
でも、長い人生をこの社会で生きていくのならば、あまりそうした局所的な部分にこだわるのではなく、もっと広く「人としてのあり方」みたいなほうにフォーカスすべきなのかなと。
その上で、「男としてのあり方」みたいなことを説いていくほうが、順序的に合っているのではないかなと思うのです。
僕は「男性」ですが、女性に優しくするのはもちろんのこと、
- 子どもにも
- 年配の方にも
- 道ゆく人にも
- 店員さんにも
優しくするのです。
人として、それが大事だからです。
それが逆説的に「男らしさ」に磨きをかけてくれます。
だからスタートは、自分自身を磨くことです。
そんな僕も、たまに相容れない人とも出会いますが、
「人として素晴らしいこと ≠ 全ての人と仲良くやれること」
ですからね。
これらは同値ではありません。
この公式はとても大事です。
やたらめったら優しくして、八方美人になっても仕方ないですからね。
だからこそ信念がある、ということでもありますし。
まずは自分を磨くこと。
人としての信念を確立すること。
男らしさの話はその後からですし、そういう人は自然と魅力ある人になっているはずです。
おわりに
僕は教員時代の後半から今にかけて、いろんな本を読みましたし、ワンピースやスラダンを読んで何度も泣きました。
男って不器用ですし、種を残す本能がありますから「それに抗え」ということでもありません。
でも、いつも「人としてのあり方」を問う必要があるということです。
先生という職業も、難しいですが大切なことを守っていると、信頼は貯まっていきます。
僕はこれからも迷うことなく、やるべきことをやっていこうと思っています。
それではまた!
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