ひとこと目に「できない」と言わない【否定から入らない】

幸せ

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

先日から読んでいます「成しとげる力」には、ともすればかなり「昭和的な考え方」が入っているような気がしています笑。

一方で、その努力があったからこそ、著者の永守さんは成功を収めたのだとわかりますし、とても大切なマインドが散りばめられているなとも思い知らされました。

永守さん自身も「変わり続けること」を大切にしていて、いつまでも古い考え方に固執していないところが、またカッコいい生き方です。

さて、本書では「できないと言わないこと」という章がありました。

今日は「できない」と言わないことのメリットをお伝えしていきます。

できないと言わない。全てが逃げていってしまうからだ。

以前の自分のマインドは?

以前の僕でもさすがに、

できっこない

とは思っていはいませんでした。

ただ、自分が安定を好み、チャレンジしていなかったという自覚は確かにありました。

一生学校の先生でいいし、安定して暮らしていきたい

しかし、なんども経験する「縛り」の数々。

  • 時間
  • 給料
  • 同僚
  • 働き方

安定と自由を比べた時に、いつのまにか圧倒的に「自由」のほうを大切にしている自分がいることに気がつきました。

できないとは思っていなくても、

そんな挑戦なんか、別にしなくていい

とは思っていました。

少しだけかもしれませんが、

  • 「やったって意味がない」
  • 「挑戦する理由なんてない」

というマインドがあったのです。

このマインドのルーツをたどっていきますと、結局は、

自分に何かができるわけがない

と思っていた、ということと一緒だったのです。

この考え方を持っていますと、自分の現状はずっと「維持されたまま」となってしまいます。

自分には何かできる!

こう思っていれば、様々なことに挑戦できるはずだからです。

もちろん、何者かになろうと意気込む必要はありません。

それでも少しでも考え方を変えることで、全く違った世界に足を踏み入れることができます。

「できない」より「できる」

この言葉を口癖にしていきましょう。

何かをやろうともせず、挑戦することを恐れていることは、できないと思い込んでいることと一緒だ。

できないと言ってしまうことによるデメリット

何かを始めようと思った時に、

自分になんてできやしない…

と御託を並べるのはやめにしましょう。

やってもいないのに「できない」は、ありえないことですからね。

とはいえ、自分もどちらかというと「そちら側」の人間でしたので、あまり人のことは言えません笑。

  • 「投資?あんなのギャンブルだよ」
  • 「先生をやめる?ありえないね!」
  • 「資格試験?大事なのは肩書きじゃないから」

と、散々言い訳ばかりをしてきた人生でした。

「できない」という言葉は、多くの可能性を潰すこととなります。

どんなに自分になんてできないと思っていたとしても、挑戦することに価値があり、それが経験として蓄積されていきます。

少しずつ状況は変わっているかと思いますが、以前の日本なら「出る杭」は打たれていたものでした。

お前になんてできっこない

仮にこんな言葉を投げかけなかったとしても、何かに挑戦して一所懸命取り組んでいる人に対して、心のどこかでは蔑んでいた人が多かったと思います。

  • 失敗するのが関の山
  • どうせ続かないだろう

何を隠そう僕自身も、友人の成功を妬み、失敗を待っていた、クソ野郎の一人でした笑。

そういう人には人も集まって来ませんし、何より自分自身で「挑戦すること」に対して「ダサいというラベル」を勝手に貼ってしまうこととなります。

  • 挑戦すること
  • 失敗すること

を恐れ、結局何もないまま現状維持(後退)を続ける毎日となってしまいます。

何かに挑戦する際に、

自分にはなんでもできる!

と、わざわざ強く思う必要はありませんが、それなら「できない」と思う必要だってありませんよね。

まず「なぜそういう言葉が出てくるのか」を考えたほうがいいです。

だって、純粋に「なんで?」って思いますよね。

  • まだやってないのに?
  • まだ始めてもいないのに?

「できない」意味がわからない。

僕自身も、自分にそう言い聞かせています。

失敗したって、間違ったっていいじゃない。

挑戦したことに価値があり、そこからまた学べばいい。

ひとこと目にあえて「できない」という言葉をつけなくていい。

それは人生の可能性を狭めてしまい、人も離れ、つまらない人生となってしまうからです。

ひとこと目の「できない」の意味がわからない。物理的、経済的に実現不可能なら話は別だが、そうだとしてもやってみて努力してみなければ、結果は誰にもわからないからだ。

「できる」と思うために

自分には絶対にできるはずだ

そう思うには、訓練が必要なのでしょうか。

僕は「特別な訓練をする」というよりも、人生をもっと広く大きく、俯瞰することのほうが必要だと思っています。

テクニックや習慣づけなども大切でしょうが、そもそもこの人生に正解はないと思っておくと、だいぶ気を楽に保つことができます。

すると「できない」という感覚から、

とりあえずやってみるか

という感覚に変わります。

できないと決めつけてアクションを起こさないこと。

それもまた1つの選択肢かもしれませんが、そうすると何にも挑戦しない人生でよいということになってしまいます。

それでいいならそれでもいいのですが、今の僕は「そんな人生、まっぴら御免」です。

  • 人生は一度きり
  • 人生に正解はない
  • たくさんのことに挑戦したい
  • もっと多くの経験を積みたい

こういったマインドさえあれば、「できない」という発想すらなくなります。

人生を見つめ直した僕にとって、「できない」は人生が終わっていることと同じです。

自ら先に広がる進路を断ち、そのまま「ステイ」しようとしていることだからです。

この「できない」には安心感を与える作用があります。

そう言い聞かせることによって、

  • 動かなくてもいい自分
  • 失敗して恥をかかない自分

を、肯定することができるからです。

でも実際は、自分の人生の豊かさを自ら取り除いてしまっているということ。

そのことは、本人が一番よくわかっているものです。

特別な習慣や、動機付け、細かなテクニックはちょっとした効果があっても、根本の解決には至りません。

自分の人生がいかにあっけなく、あっという間に終わってしまうのかを考えれば、「できない」という発想を出す必要はないのではないでしょうか。

まずは根本から。

人生をある意味あきらめて「なんとかなるか!」と思えたら、挑戦の日々を迎えることができるでしょう。

まずは自分の人生の選択肢が、「できない」という言葉でどれだけ狭められているかを知ろう。そうすれば何にでも挑戦できるし、「できない」という発想すら出てこない。

おわりに

「できない」と、ひとこと目にいう人というのは、

  • 逃げたいだけ
  • 失敗したくないだけ
  • 恥をかきたくないだけ

などの、

  • 事なかれ主義
  • 現状維持マインド

です。

以前の僕ですね笑。

そんな人生は、豊かだとは思いません。

一方で、無理に「できる!」と思う必要もありません。

とにかくただ「挑戦すること」によって、あるいはやってみることによって、わかってくることがたくさんあるからです。

僕も30代を超えてから、いろんなことに挑戦したり、いろんな場所に行ったりするようになりましたが、「できない」と言うことはめっきりなくなりました。

すると、他人にもそのようなマインドを持って接することができるようになります。

お互い挑戦することを尊重し、一緒に駆け上がっていくことができますので、人生が豊かになっていきます。

ぜひ「できない」という言葉は、使わないことをオススメします。

まずは挑戦して、失敗してから考えましょう。

それではまた!

コメント

  1.  こんばんは。はじめまして。
     突然のコメント失礼いたします。
     昨日のリベグリッシュの楽しいダンスを見てました。どんな方なのかなとプロフィールからブログにたどり着きました。
     ものすごく内容の濃いブログを毎日書いていらっしゃることに本当に本当に驚かされました。
     私も校種は違いますが、教員をしているのでどうやって時間を確保されてるんだろうと思いました。いくつかの記事しか読ませていただいてはいないのですが、毎日頑張ろう!と勇気をもらった気がします。リベシティには本当にすごい方がたくさんいますね。リベグリッシュの300回もすごいなぁと思ったのですが、せいじさんのブログもすごいなと思いました!
     私は何のために仕事してるのか、今の自分はこれでいいのか漠然と考えても答えが出ず、とりあえず現状維持を選んで今に至ります。果たしてそれでよかったのか?でもそうするしかなかったと自分に言い聞かていました。そして行動しないのでただ時間だけが無駄に過ぎる生き方をしていたように思います。何か変えるきっかけが欲しいとリベシティに入会しました。でも公務員だし、副業できないし…と変わらない理由を自分で自分に呪いをかけていたんだなと思いました。
     でもせいじさんのブログを読んで、継続する力のすごさを痛感しました。私もせいじさんのようにはいかないかもしれないけど、何かを変えたいし、行動したい!!自由で豊かに生きていきたい!という意欲に溢れました。こんな気持ちを思い起こさせてくださり、感謝です。これからも頑張って下さい。私も頑張ります。
     またブログ読みに来ます。突然の長文コメント大変失礼しました。
     

    • せいじ より:

      ミルクレープさんこんばんは!
      朝のダンスから始まり、まさかここまでたどり着くとは…笑
      教員なのですね✨僕は高校ですが、部活動が弱くなり、相当時間が確保できるようになりました!
      帰って夕飯を食べて19時〜20時に書き始め、だいたい終わるのが22時頃。
      6月はそこから英検やTOEICの勉強を行ない、今はもう1つのサイトの記事を書いています♫
      リベの人とお会いする時は、かなり時間が取れないので、遠方に向かう時の新幹線や、ホテルの朝の時間で書いて、なんとかここまできました笑。
      修学旅行の時は、4日分の記事を土日に必死で書き溜めて、毎朝生徒と会う前に投稿していました💦

      な、なんて嬉しいお言葉✨
      僕が人生について内省したのは、1年以上にも及びます。
      人生が一度しかなく、この命を社会の誰かのために使いたいと思い、教員をやめる決意をしました。
      安定は安心を生みますが、同時につまらなく「自分の力はこんなことのためにあるんじゃない!」と思うようになりました。

      誰かのために届けばいいと思って書き続け、利益を考えずに書きたいことを書くことにしました。
      いろんな人から読まれるようになり、こうしてミルクレープさんからこんなに熱いコメントをもらえるまでとなりました!嬉しい!

      僕のマインドは包み隠さず、ずっとこのブログに綴っています。
      よろしければまた読みにきてください✨
      僕も書き続けます😊

タイトルとURLをコピーしました