こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
職場では僕があまり炭水化物を摂らないため、周りの先生たちが、
「一体何を目指しているの?」
とよく質問をしてきます笑。
食生活において特に我慢をしているわけでもなかったので、むしろ「なぜそんな質問をするのだろう?」と疑問に思いました。
自分の理想の「食生活や生活リズム」を目指して、何か悪いことがあるのでしょうか。
今日は、「自分の目指すもの」に対して意見を言われた時に感じたことを、書いていきたいと思います。
「普通はしない」という前提条件に疑問
僕は2021年の夏明け頃から、食生活習慣を大幅に変えました。
それはなぜかと言いますと、お昼休みにしっかりとダンスの練習をしたいという理由からでした。(どんな理由笑)
- ご飯を満腹になるまで食べてからだと動けない。
- かと言って空腹だとエネルギーも出ない。
そこで「炭水化物を摂ることをやめよう!」
と、短絡的に考えたのでした笑。
お昼にご飯を減らしますと、豚汁(味噌ではなく白だし)で十分お腹が満たされ、その後の練習のパフォーマンスが向上しました。
そこに巡り合わせもあって、「医者が教える食事術」という本を図書室から借り、多大なる影響を受け、炭水化物を控えるようになりました。
効果は絶大で、体重はみるみるうちに落ち、体の筋もはっきりと見えるようになりました。(2022年3月25日:夕食後)
何より体調が改善され、日中のパフォーマンスがグンと上がったのです。
「これは自分に合っている食生活だ!」
と思い、そこから半年以上継続していて、それ以来ずっと維持しています。
先日受けた質問でも、周りの先生たちは別に「悪気があって」聞いているわけではないのだと、なんとなく分かりました。
しかしやはり、そこに理由はなかったですし、本音は「僕の好きにさせてくれ」という気持ちでした笑。
- 「なんで炭水化物を抜くの?」
- 「何を目指しているの?」
- 「それ以上やせてどうするの?」
と聞かれることは「興味を持ってもらっていること」でもあり、ちょっと嬉しいことではありますが笑、
- 「炭水化物を取らない理由なんて特にないよね?」
- 「君はただの先生でしょ?」
- 「今のままでよくない?」
といったような「裏の意味」を、わずかながら感じ取ってしまいました。
確かに純粋な疑問ではありましたが、僕のやっている食生活が「ヘン」だと言われているような気がしてしまったのです。(実際は変態なのだが)
そういう思いがなければ、そのような質問は出るはずがありませんからね。
- 「普通は白飯を食べるでしょ」
- 「普通の会社員は何も目指さないでしょ」
- 「普通の体型でいいじゃない」
と、言われているような感覚でした。
不愉快ではなかったですし、何度も言うように周りの皆さんは僕を否定したくて質問しているわけではありませんでした。
コミュニケーションの一環として、僕に聞いただけだと思っています。
ただ、
- 純粋に興味を持つことと、
- 「普通の人はやらない」という前提のもとに問いかける
のとでは、わけが違います。
聞かれている側も、なんとなく肌感覚でわかります。
勝手に自分の常識から前提条件を決めずに、相手のやっていることを認めて、聞いてあげられると良いですよね。
僕もついつい自分の考えを押し付けてしまう時がありますので、気をつけようと思いました。
好きなことに理由なんて要らない
学生時代の頃、僕が教わっていた教授からこんな言葉を聞きました。
英語の授業で「なぜそれが好きなのですか?」と聞く先生がいるけど、意味がないよね。
だって、好きなことに理由なんてないんだから。
確かに自分の「好きなこと」を改めて考えてみた時に、特に理由は思い浮かばないですよね。
- 「楽しいから?」
- 「ワクワクするから?」
- 「気持ちいいから?」
と言った「抽象的な答え」くらいしか、言うことができません。
人が好きで続けていることに、理由なんてないのです。
だから僕が続けている食生活や運動、ブログや英語の勉強にも、特に理由があるわけではありません。
- ただただ楽しくて、
- ずっとやっていても飽きないから。
といった理由くらいしか、あげることができないのです笑。
では逆に「あなたが今やっていること」に対して同じ質問をされたら、みなさんならどう返しますか。
「毎日カップラーメンやコンビニ弁当を食べているけど、何か目指しているの?なんで?」
こんな質問をされたら、まるで今自分のやっていることが「ヘンだ/ダメだ」と否定されているような気がしますよね。
- 「満腹になりたいんだ!いいじゃないか!」
- 「だって美味しいんだもん!好きなんだよ!」
- 「病みつきになって、やめられないんだよ!」
- 「これが俺の/私の生きがいなんだ!」
つまるところは、そういうことなのです。
同じように、僕の食生活にも理由なんてないのです。
だから、
「なんで炭水化物を抜かないんですか?健康面から見てもいいですし、抜くべきですよ!」
ということも、僕の口からは絶対に言いません。(本人が痩せたいのなら話は別ですが)
それは自分の常識の「押し付け」だからです。
それぞれが、好きなことを好きなようにやればいい。
人の「好きなこと」に理由はないため、「なんで?」という質問自体がそもそも答えるのに難しい質問なのです。
僕には食生活改善を始めるきっかけがありましたので、「なんで始めることにしたの?」という質問であれば、もちろん答えることができます。
他にも例えば、
- 「なんで炭水化物を抜いているの?ダイエットでも始めたの?」
- 「先生なのになんでそんなに走っているの?大会にでも出るの?」
- 「なんでそんなに続けているの?目標があるの?健康維持?」
のような質問があってもいいです。
だから「好きなことの理由を聞くこと」が、全部ダメだと言いたいわけではないのです。
- 人が好きなことに基本的には理由はないので、
- 理由を聞かれたところで答えづらいけれど、
- 「普通は/私なら、やらない」という言い方さえしなければ、
聞くこと自体は全く問題ありません。
- 相手のやっていることを認めて、
- 相手のやっていることに興味を持って、
話を掘り下げていくことは、悪いことではないですからね。
人には勝手に言わせておけ
以前にもこんな記事を書きました。
「雪の中、周りになんと言われようとも走った」という記事です笑。
僕が体を鍛えたり、食生活改善を続けたりしているのは、楽しいし好きだからと言う理由くらいしかありません。
本人が好きでやっていることや、挑戦していることに対して、
- 「なんでやってるの?意味あるの?」
- 「どうせ続きはしないよ。いつかやめるよ」
- 「そんなことしていても意味ないよ。もっと人生楽しまなきゃ」
こういう言葉を投げてくる人は、必ず一定数います。
でもみなさんは、そんな「心ない言葉」に屈してはいけないのです。
自分が好きで楽しくやっているのであれば、それを続けたらいいですし、人生楽しまなければいけません。
僕にも「世の中に理解できないこと」はたくさんありますが笑、
- 「なんで車に乗ってるの?お金かかるし、乗る価値ないじゃん」
- 「なんでテレビ見てるの?あんなの害悪でしかないじゃん」
- 「なんでスノボ好きなの?寒いし痛いし無理」
このような言い方は、かなり良くないと思っています。
単純に「否定的な意見」だからです。
こんな意見なんて、「それってあなたの感想ですよね?」と言われるのがオチです笑。
たとえ自分にとっては「価値のないもの」だと思えることであっても、他の人にとっては、
- 幸せにもなりうるし、
- 楽しいものの可能性もあるし、
- 続けたいと思えるもの
であったりするかもしれません。
僕にとって、炭水化物を少なめにしたり体を鍛えたりすることは、楽しいし心地がよいだけなのです。
- それを押し付けるのも変な話ですし、
- 否定するのもおかしな話
です。
人には、それぞれの「幸せ」があります。
それを認めることができれば、心ない言葉をかけることもなくなりますし、相手から言われたことにも変に反応しなくなります。
自分のことは、自分が一番よくわかっています。
他人には勝手に言わせておけばいいのです。
みなさんが、
- 目指したいもの
- 心地よいと思うもの
- 幸せを感じられるもの
- 楽しいと思えるもの
- やりがいのあるもの
などを、愚直に続けていきましょう。
それは素晴らしいことですし、自分の人生を楽しく感じられるものであれば、なにをしてもいいのです。
おわりに
この記事を読んでいますと、
「好きなことに対して『なんで好きなの?』って聞いちゃいけないの?」
と捉えられかねませんが、別にそういうことを言いたいのではありません笑。
先日僕は、
「なんでそんなストイックにやってるの?」(なに目指してるのお前?)
というような口調で聞かれましたので笑、この記事を書いてみたのです。
だから相手に悪気があったわけではないですし、ブログのテーマとして僕が切り口にしているだけで、別にカチンと来たわけでもありません。
ただ、相手を否定することで今の自分が間違っていないことを証明しようとする人は、世の中に一定数います。
それは、自分と向き合う上では本質的なことではなく、むしろ「自分から逃げていること」になります。
他人を否定する前に、自分のことに集中する。
今後も、他人のやっていることを否定するのではなく、自分を成長させるために何か好きなことを続けていきましょう。
みなさんも今自分がやっていることに誇りを持って、ぜひ前に進んで行ってくださいね。
それではまた!
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