海外で感じた食生活と足るを知ること【変わらない摂生】

幸せ

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

海外に出始めた当初(韓国や台湾あたり)は、

毎日が休みじゃないか!

と思い笑、カフェに行ったり外食したりしていたものでした。

その後はお金も切り詰めたいと思い、節制をし始めますと、

日本の「食」って豊かだったんだな

と改めて感じる毎日となりました。

今日は「海外でも食を意識し、逆になぜ日本で食べなかったのか」について、書いていきます。

日本の食は豊かだった。だから僕はあまり食べなかった。海外でも一緒で、何にお金を割いていくかが大切なのだ。

改めて感じる食について

僕は去年と一昨年あたりから「ローカーボ・ダイエット(=炭水化物を抜くダイエット)」なるものを始めており、基本的に白いもの(ご飯、パン、麺)を摂取しないようになりました。

海外に来てからも、積極的に炭水化物を摂ろうとしていたわけではありませんし、去年からの経験もあって、あまり量を食べなくても大丈夫な体になっていました。

おかげ様で「食」に思いっきり困ったことはなかったのですが、ヨーロッパに来てからは「物価高」に悩まされ、外食はおろか「スーパーを回る」といった状況です笑。

いえ、全くもって日本の生活と変わっていないので安心して欲しいのですが笑、海外のスーパーは日本のように食品が充実しているわけではないのがネックです。

「充実」というより、日本で当たり前に買うことのできる「安いもの」が、こちらでは見かけることすらないということですね。

それは当然のことなのですが、

  • 納豆
  • 生卵
  • キムチ

など(特に発酵食品)がないので、なかなかパワーが出ないのです笑。

安いものはパンやパスタなどの粉物ばかり。

あまり摂取したくはないので、安いもので言えばヨーグルトや乳製品を食生活の中心に取り入れ、バナナを毎日のように食べては食物繊維を摂るようにしています。

日本で当たり前にできた食生活も、こちらではできないことがあるんだなぁ

しかしふと考えてみれば、実は日本での食生活も「お金をかけるところ」では積極的にお金をかけていたものでした。

  • 野菜
  • ハチミツ
  • 無調製豆乳
  • ミックスナッツ

これらは日本でもなかなかの値段がします。

それでも「健康第一だ」と思ってお金をかけていました。

ということは、こちらでも別に「食(野菜やお肉など)にお金をかけていい」のです。

ただし、日本でもバカスカ外食していたわけではありませんから、同じように節制しながら生きていくことが大切です。

やはり「食」とは、「生」と切っても切れないもの。

うまく取捨選択しながら、進んでいこうと思っています。

海外に来れば日本と違う食生活が待っていた。それでも自分なりに取捨選択をしながら食生活に気をつけていこう。それなりにお金をかける必要がある時もあるのだ。

それでも日本で食べ過ぎなかったのはなぜか?

これは先ほどの「海外での食生活」とも繋がりますが、基本的にお金を払えば「いい食生活」ができるようになっています。

野菜と美味しいお肉を食べたいな

そう思うのならば、グリルのお店にでも行ってサラダとお肉を注文すればいい話です。

しかし日本では、基本的に自炊ばかりしていました。

「安く済む」ということもありますが、

外食なんかしなくても、必要な栄養素は摂ることができる

そう感じていたからです。

先述した通り、日本は食の文化が豊かであり、スナックや嗜好品も充実しています。

だからこそ僕は当時、あまり食べないようにしていました。

海外でも一緒でして、お金を出して良いお店に行けば、なんだかんだでいい生活ができます。

しかし僕は、あえてしないようにしていました。

「足るを知る」ではないですが、外食するという行為は、

  • 空間や雰囲気
  • 友人との時間

といった付加価値が生まれるため、「特別感」があるからです。

それを毎日続けることは、

特別を特別じゃなくしてしまうこと

になります。

日本にいた時も、基本は外食せずに(サウナや美術館など土日に出かける時くらい)、毎日仕事と節制を心がけていました。

収入は安定していましたが、高級料理店にもあまりいきませんでした。(行くのが悪いと言っているわけではない)

それくらい、

日本はすでに豊かなのだ

という認識があったのです。

  • 外食をしなくても
  • スナック菓子をたくさん食べなくても

自分を満たすこと」はできると悟りました。

お金にモノを言わせて、何でもかんでも好き勝手やってしまっていた今回の「旅の始まり」には、痛い思い出がありますね笑。

結局は、それが全てではないということです。

海外での生活に慣れてきたこともありますので、今はできる限り「日本で続けていたルーティン」を継続できるようにと、少しずつ以前の生活習慣に寄せてきています。(最初は調子に乗ってました笑)

今は食生活で多少困ることはあっても、工夫して生きていけば大丈夫だとわかりました。

海外ではなかなか食を選ぶことができない分、食べられる時にはできる限り食べるようにしていますが、余裕がある時はバナナやヨーグルトで済ませています。

日本でも海外でも一緒です。

お金で解決できることもありますが、自分を満たす手段は外食だけではないのです。

日本でもたくさん外食ができたのにしなかったのは、足るを知ったからだった。そんなことをしなくても自分を満たすことはいくらでもできるのだ。

どこに行っても食を意識すること

僕は食に興味がないわけではありません。

ただ、

美味しいものをお腹いっぱい食べたい

という欲は、以前よりなくなってしまいました。

一方で海外で変えたことといえば、ホステルで朝食が出る場合はパンだろうが何だろうができる限り食べるようにして、夜まで持たせるようにしているということですかね笑。

日本にいた時ほど、今は生活が安定していないからです。(自炊もなかなかできませんので)

少し貧乏くさいかもしれませんが、長く旅を続けていくためには大切なことだと思っています。

ただし、それ以外の日は基本的にスーパーで安く済ませ、たまに有名なお店で外食するという旅ができるようになってきました。

今の所、旅でお金がかかっているものが、

  1. 交通費
  2. 宿泊費
  3. 食費
  4. 遊興費

の順で高いものです。

遊興費といっても、サウナや美術館、入場料やツアー費だけですけどね。

お?これは日本の生活に戻ってきたのでは?

と思いつつあります笑。

ここで食費を一気に上げてしまうことは、

「海外の食生活に特別感を持ち過ぎている」

という意味として捉えられます。

確かにそこでしか味わえない食べ物もありますが、毎回それを求めてしまうことは違うのかなと。

それは他の出費項目でも同じことです。

どこかで贅沢をしたければ、どれかの項目の費用が高くなるということ。

しかしそれは「たまに」だけでいいのです。

お金があるんだし、贅沢な旅にしたら?

と言われることもありますが、僕は「自分が本当に価値を感じたもの」だけに、お金を使っていこうと思っていますから、それは日本にいた時と変わりません。

それは、

  • 海外に来てからも
  • 日本に戻った時も

変わらないことなのでしょうね。

今回は特に「食/食費」について書きましたが、全体を通して言えることです。

僕が今しているのは旅行ではなく「」。

普段の生活を続けていくことが、僕にとって安心・安定するのでしょうね。

海外にいても食について考えておこう。そうすることで、自身の生活について改めて考え直し、自分にとっての幸せを感じることができるようになるからだ。

おわりに

海外に来て大きなショックを受けるかと思われていた「食」。

確かに納豆やキムチを食べることはできていませんが笑、食を取捨選択することは日本にいた時と変わりません。

1つ1つを吟味して旅を続けることは、なぜか僕自身の精神的に安定させることとなりました。

スーパーに行って何が安いのかを考えて選ぶこともまた、外食より安く済みますし「海外での日常生活」をモロに味わうことができます。

その風土の食べ物も大切なものですが、節制することで見えてくる「旅の仕方」もあります。

僕は僕なりに、また食について気をつけながら旅をしていきますね。

それではまた!

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