日本で最高のおもてなしをするには?【特別感なんていらない】

人間関係

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

先日、韓国から旅行に来てくれた韓国人の友人が、

ぜひ東京を回りたいのだが、旅行っぽくないところに行きたい

と言ってきました。

うーん、東京と言っても東のほうのエリアはどう考えても難しいな…

そう考えた僕は、オーソドックスではありますが高尾山に登ることにしました。

昔登ったのですがあまり覚えてなかったので、自然を体験できるかどうかわかりませんでした。

しかし、ってみるとものすごくきれいでして、

ここに来てよかったな

と思わされました。

今日は僕なりの「最高のおもてなし」について書いていきます。

特別なことは要らない。ただ会って話してあげるのだ。そのGIVEは必ず循環する。

特別にしようとしない

東京で自然なところって言ったら、等々力渓谷とか新宿御苑だけど、なんだかなぁ…

彼が来るという前日までノープランだった僕は、埼玉の西に住んでいるということから、

それなら西東京に来てもらうか!

と考えました。(自己都合)

「高尾山なら簡単に登れるし」と思って決めたものでしたが、1年ぶりにまさかここ日本の「高尾山口駅」で彼と再会するとは思ってもいませんでした笑。

彼と会ってみれば、1年前にホーチミンで会ったことをすぐに思い出させてくれました。

ご飯や自然に素直に反応してくれる姿を見て、

仮に高尾山じゃなくても、彼は喜んでくれただろうな

と思いました。

誰かをおもてなししたい

と思いますとどうしても、

  • 高級レストラン
  • 普段できないアクティビティ

などを意識してしまいます。

でも実は「もてなす側」と会うだけで、来た人は本当に嬉しいものなのです。

僕も大阪や鹿児島、アメリカやドイツ、パリで人と会いましたが、全然特別なことなんかなくても、

その場でその人と会えたことが、すでに特別なんだ

と感じましたね。

結果論ではありましたが、高尾山はケーブルカーを使わないと相当しんどくて笑、いい運動になりました。

  • ふもとで食べたお昼も
  • 山頂から見た景色も
  • 帰りに入ったサウナも
  • 僕の家に泊まってくれたことも

全部「普通」のことでしたが、彼にとっては「特別」になったに違いありません。

なるほど。ちょっと気を張りすぎてたかな

次の日も、お昼に一緒にラーメンを食べて、

ここのラーメンは今までで一番美味しい!

と言ってくれました。

これほどいい日なんて、なかなかありません。

そう。

この日常こそが「特別」になっていくのです。

気を張って無理に特別なものにしないことだ。その人と会えることが特別なのだから。

いつももらっていることを意識する

昔はなかなか「与えられない人」だった僕ですが、後輩におごることはとても好きでした。

「おごっている自分」が好きだったこともありますけどね笑。

世界を回るようになってから、いかに「自分がもらってきたのか」を、より知らされることとなりました。

こうして普通に生活しているだけでも、

  • サービス

などを通して、いろんな人のお世話になっているわけです。

それを意識すれば、「わざわざ日本にきてくれた人」に対してもてなすことは、ごく自然なことだということです。

普段から自分は、何かをいただいて生きている

そう思うからこそ、「いつもありがとう」と思って友人をもてなすわけですね。

これは決して「もてなす」ことに限りません。

人との接し方でも、そうやって「常にもらっていること」を意識しておくことです。

僕はよく地方に行きますが、人に会う時はもてなされることが多いです。

よく来てくれたね!

とは言われますが、それだけその人から「もらっている」ということを意識しているから、遠いところまででも行くのです。

この感覚を持ち合わせていますと、人間関係も良くなってきます。

いつももらいたい

ではなく、

いつも与えてくれてありがとう

と思うこと。

彼が韓国から来ても、

別に彼からもらったわけじゃないし…

と思っていたら、僕はずっと心が貧しいままの人間だったでしょう。

そうした具体性から計算して、

この前これをしてもらったから、今回返してトントンか

というように考えていた頃の僕は、全然心が豊かではありませんでした。

今は、

いつも彼からもらっているから

と、別に特別に何かをしてもらったわけでなくても、「もてなしたい」と思うことができました。

彼とホーチミンで過ごした時間はとても楽しかったですしね。

海外周遊中でも、本当にいろんな人に助けてもらいました。

だから僕は、ただただ日本に来てくれたというその事実だけで、嬉しかったのです。

この気持ちを持っているだけで、もてなす時間のはずなのにこちらも嬉しくなります。

与えたい

と思うポイントは、いつももらっていることを感じること。

これが大切ですね。

普段からもらっていることを意識しよう。すると、もてなすことも楽しくなってくる。

必ず循環するから与えること

「受け取ること」を意識していれば、自然と与えることができるようになります。

先述した通り、必ずしも「この人からこれだけもらった」ということを意識しないことが大切です。

Takerには注意しなければなりませんが、個人的には、

いつもありがとう

と言われれば、それでもう十分なお返しかなぁとも思っています笑。

自分が疲弊しない程度に与えることですね。

こうして僕が「与えたこと」は、必ず循環して他の人へのGIVEとなります。

彼が日本を良く感じてくれればそれでいいですし、いい思い出として残ってくれればそれもまた十分なことです。

そうしたら、

日本のこういうところが良かった!

と伝えてくれるでしょう。(僕のことはどうでもいい)

「与える」とは、別にお金に限った問題でもありません。

  • そばにいてあげたり
  • 話を聞いてあげたり

することもまた、1つのGIVEの形です。

僕がこうしたことが得意なのは、教員時代の経験が大きいのだと思います。

精神的な部分でのGIVEもまた、人に「いい循環」を与えるようになります。

いいことをしてもらった

と思えれば、

次は僕が/私が与えてみよう

と、その経験を活かしてまた次に繋げてくれるからです。

だから僕は、

循環したものが僕のところに来ているし、また与えたものがどこかに繋がっていく

と感じています。

すると、

「与えること」は「失うこと」ではない

ということに気づくようになります。

結局、回り回って自分のところに戻ってくる

と考えるからこそ、与えるのです。

情けは人のためならず。

この循環があるおかげで、今の僕がありますからね。

だから今日もまた与えていきましょう。

毎日与えていることで、それが結局は自分のため、社会のためになるのですから。

自分の与えたことは自分に、あるいは社会に還元される。だから与え続けよう。

おわりに

韓国から来た友人と一緒に過ごした1泊2日。

いろいろ話をしましたし、韓国語もたくさん教えてもらいました。

それもまた彼からもらったものですし、わざわざ韓国から来てくれただけでも1つのGIVEです。

常に次に何を与えることができるのかを考えること。

今日は僕に何ができるでしょうかね。

それではまた!

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