関東人から見る大阪の良さとは一体?【人との距離感の近さは世界基準】

人間関係

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

先日、大阪に友人たちに会いにいきました。

どうやら僕は大阪が大好きなようでして、なんとか関西弁を使おうと必死に努力していますが、イントネーションがなかなか身に付かず、まだまだ「エセ」関西弁であります涙。

今日はそんな「大阪の良さ」について書いていきます。

大阪はまるで外国のようだ。人々が温かくて距離感も近く、居心地がいいのだ。

最初は大阪が大嫌いだった

僕が大阪に行ったのは、約10年前の大学生の頃でした。

一人で青春18切符を買い、山口県まで行って戻ってきた時のことです。

その途中で寄ったのが「梅田」であり、なぜか「怖いイメージ」しかありませんでした。

今でこそ世界を一周したものですから、国内なんて大したことはないのですけれど、当時は初めての空気に気圧(けお)されてしまいましたね。

それ以来、大阪に対していいイメージを持ったことはなく、

  • 口調の強さ
  • 心的な距離の近さ
  • ツッコミができないと指摘される

といった “偏見” を持っており、オンラインで関西方面の友人と話していますと、

なんか関東の笑いと違うんだよなぁ…

と、勝手に「笑いの文化」の違いを感じては、イヤなイメージを持っていました。

たぶん多くの関東人が持っているイメージは、「距離が近い」というこの一点に尽きるのだと思います。

いや、そんなに入ってこないで

と。

僕も関東に長く住んでいますので、その気持ちはすごくわかりますし、当時はその「距離の近さ」にドギマギしていたものでした。

しかしながら、大阪出張(冗談)の回数を重ねるごとに、

なんだか関西弁っていいなぁ

と思うようになりました。

神奈川生まれ神奈川育ちの僕は、ずっと「方言」に憧れていましたからね。

その人のアイデンティティがすぐにわかって、羨ましかったものでした。

僕は標準語しか話せませんから、悔しくてたまらなかったのです。

それからだんだんと大阪が好きになり、いよいよ「大阪LOVER」となったのでした笑。

関東の人たちが戸惑うのは、関西の人たちの距離の近さが主だ。

大阪の魅力とは?

さて、そんな大阪が大好きになってしまった僕は、たぶん今まで「日本全体に対して」イヤな気持ちをずっと持っていたのだと思います。

  • はっきり言わない
  • なんだか表面上の付き合い

それらの点がイヤになってきますと、

あれ?なんか関西の人たち(特に大阪)って、これらを余裕でクリアしてないか?

と思うようになりました。

それから「海外に行こう」と思い始めていた僕は、いわゆる “日本の文化” とは違った関西の人たちとの交流に、心地よさを覚えるようになりました。

いよいよ世界を一周をして戻ってきますと、より深く、

  1. 日本全体の人間関係の築き方が嫌いになり
  2. 世界各地に似ているような大阪が好きになる

という「顕著な好き嫌い」が表れるようになりました。

僕が世界を一周していた時も、国籍が違うことからかもしれませんが、バスや飛行機で隣に座った人と普通にしゃべることが多かったからです。

日本に戻ってから大阪に行けば、買い物ひとつするだけで、

これ買うたらええで

と、「お節介」が始まります笑。

そこから始まる「会話」が心地よくて、

まさに地元で人を大事にする場所なんだな

と思わされました。

それこそ「関西弁」がなせる業(わざ)なのかもしれませんね。

あの「距離感の近さ」は、言語が影響している可能性も大いにあると思っています。

僕はお笑いが大好きですが、一方で「新喜劇」は1ミリも見たことがありません。

だからわからないことがありますと、

せいじ〜そうやないねん笑

と指摘されます笑。

昔はその「典型的な返し」がわからないことを指摘されたことに、どこか「イヤな気分」がしていました。

「わかってないなぁ〜」と言われているように感じたからですね。

今はそう思っておらず、

そうやって可愛がってくれているんだなぁ

と思うようになりました。

そこも「関西弁マジック」なのだと思っています。

これを関東でやると、「ただ鼻につくだけ」ですからね笑。

関西には独特の空気感があって、その距離の近さはまるで海外にいるかのような感覚です。

「ゼロ距離」で話しかけてくれるあの感覚は、海外で平気で話しまくっていた生活を思い出させてくれました。

この、

  • お笑い
  • コミュニケーション力

が、僕にとって大きな魅力なのです。

関西(大阪)では距離感が近くて、すぐにコミュニケーションを取れることが魅力だ。

もっと交流していい

関東の人を悪く言うつもりもありませんし、先ほど「言語」が影響を与えていると言ったように、「東京」という場所が人々の距離を離しているとも思っています。

東京は日本各地の人々が集まる分、ある意味「村」ではなくなるからです。

個人で生きていくこともできますし、無駄な関わりを持ちたくなければ、ずっと一人でいることも可能です。

僕が関西や世界を知る前は、「そんな生き方」が大好きでした。

人と関わるのってめんどくせぇ

とね。

そんな僕の性格が変わっていったのは、単に本を読んだり、新しいビジネスについて考えたりしただけでなく、いろんな地域の人と交流を深めていっていたからだと思います。

日本全体を見渡せば、

  1. 鬱屈としていて
  2. 他人と交流しようとしない

というイメージがあり、それは今でも続いています。

しかし視野を広げることで、

人との交流こそ、自分の生きていく上で大切なことなのだ

と感じるようになりました。

そこで参考にしたのは、そうした関西の人々や世界の人々の陽気さ人当たりの良さでした。

そうなんだよなぁ。日本人ってもっと交流していいような気がするんだよなぁ

そう思った僕は、日本でも積極的に知らない人に話しかけ…

…ることはありませんでしたが笑、基本的に初対面の人とも問題なくしゃべれるようになりました。

9年間学校の先生をやっていたこともうまく作用して、

  • 英語
  • 教員の経験
  • 世界の経験

などが相互作用し始めました。

たぶんこれも、「関西の交流の仕方」が学びになっているのだと思っています。

関東だの関西だのと言うことはあまりよろしくありませんが、

日本全体として、もっと開かれた態度で人と交流していいんだな

とは思いましたね。

個人で見ればみんなとても優しくて、本当にいい人たちばかりです。

だからこそ、もっともっと交流をしていいし、話をしていい

今後神奈川から引っ越しをしても、そのような態度でローカルの人と交流するつもりです。

僕ができることは、そんなふうに「英語を使って…」というだけにとどまらず、世界の基準を持ちながらいろんな人と関わっていくことです。

もっともっと交流していきましょう。

人との距離感を気にせずに、オープンに交流できる日本であってほしいですからね。

日本は人との交流を面倒くさがる傾向がある。もっと交流して、いつでもお互いに話せるような空気を作っていこう。

おわりに

大阪に行くほど、なぜか心地よさを覚えるようになった僕。

そこには明らかに関東にある空気とは違う、独特の空気が漂っていることに気づきました。

世界を回ったからこそ、僕は「オープンにみんなで語り合える空気」のほうが心地よく感じるのだと思います。

今後は僕もその態度を意識して、いろんな人と交流を深めていきたいと思います。

それではまた!

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