こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
先日、エストニアのタリンに到着してホステルに着きますと、お二人の日本人と会いました。
お一人は25歳くらいですでに早期退職しており、25年間ずっと世界を放浪しているとのことでした笑。
もう一人は若い女性でしたが、テレビにも出ていて、なんとカヤックで3,000kmの川をくだったり、テント泊をしていたりしていて、とにかくぶっ飛んでいました笑。
最初の一人は経営者(社長)でもありましたので、
と聞いてくれました。
僕は、
と言ったら、
とアドバイスをくださりました。
今日は「30代で何も持っていない僕」について書いていきます。
世界に出て活躍している20代
そんな風に感じていた一方で、僕は旅の途中で日本の若者たちとも出会いました。
すでに日本でも、海外を経験した若者たちと出会っていましたが、確かに彼らは「敏腕/すご腕」と言いますか、とにかく考え方や生き方が何段階か飛び抜けていて、僕なんかでは到底追いつけないところにいます。
僕が偉そうに先生をやっていたのが恥ずかしくなるくらい笑、多くの経験をしている若者たちが日本にすでにいるということでした。
それぞれを比べる必要はなく、あくまで僕は僕のありのままに進んでいけばよいのでしょうが、僕が何かを変えていくとなったら、それだけぶっ飛んでいる必要があるのではないかと思ってしまったのです。
世界一周を始めてみれば、
と言われる一方で、
と僕自身が思ってしまうのですから、なんとも難しいものです笑。
社長さんはとても気さくで面白い方でして、何が偉いとかそういうことを言いたいわけではなく、
とおっしゃっていました。
それでも、
と言ってくださり、
と感じました。
- 後悔しているとか
- だからダメなんだとか
そんなことは微塵も思っていません。
ただ、そういう若者たちがいるという現実を受け止め、
と、そう感じたのでした。
遅すぎることはなかった
漫画ワンピースでは、これから厳しい道のりを進んでいく主人公のルフィに対して、冥王レイリー(海賊王の右腕)がこんな言葉を投げかけます。
キミにこの強固な海を支配できるか?!
と。
ルフィは考えることもせず、
支配なんかしねェよ
この海で一番自由な奴が海賊王だ!!!
と言い切ります。
僕もこうしてまだ若い身分ですから、多くの人から期待を込めて言われることもあります。
と。
その気持ちは涙が出るほど嬉しいのですが、人にはそれぞれ趣味趣向、好き嫌いがあるというものでして、誰かの期待に応えようとした時の僕ほど、
と思ったことはありませんでした。
「何かを手に入れたければ、それなりのリスクを伴う」
それは当たり前のことであり、僕が学んできたことでもあります。
という気持ちがあることもまた、僕自身をダメにしていたこともわかっていました。
しかしルフィが言うように、僕は僕なりに自由にやらせてもらうのが一番だということがわかりました。
幸せの定義が人それぞれ違うように、僕にとっての幸せとは、今までブログで散々書いてきたことです。
先駆者たちのアドバイスも受け入れはしますが、無理をしようとしている時の自分は「偽りの自分」だと感じてしまいました。
言語化しづらいのですが、要はルフィみたいに「縛られることなく生きていきたい」のです。
僕が成功しなくたって、のたれ死んだって、誰も気にしません笑。
僕が「豊かだ/幸せだ」と思えればそれでいい。
それは90万円でハッピーライフを送る、大原扁理さんの著書を読んだ時から感じていたことでした。
もちろん、成功を目指して、豊かな生活を目指して努力しなければならないこともわかっています。
大切なことは、「なんでもかんでも我を通す」ということではないですからね。
意見を聞いた上で、自分に合うかどうかを判断し(あるいは挑戦し)、合わなかったらやめてみればいい。
30代で僕は「世界を旅したい」と思えたのだから、それはそれでいいのです。
何も遅すぎることはありません。
「自分のやりたいこと」に従うことが大切なのであり、誰かの敷いたレールの上を歩く必要はないのです。
バランスが難しいところですが、今の僕は僕なりのベストで進んでいます。
と思えば、リスクを取りにいけばいい。
頑固になり過ぎずに、いろんなことにも挑戦していくことが大事ですね。
僕は僕、人は人。
20代ですでに世界を回っている人、例えばもう一人の若い彼女のように、
- 登山をしたり
- カヤックで川下りをしたり
- リヤカーを押して大陸を横断したり
と、本当にいろんな人がいる世の中なのだと痛感させられました。
- 目立とう
- 抜き出よう
と思うのであれば、それだけリスクを取る必要があります。
それはお金にも繋がってきますし、「何か大きなこと」を果たせれば、それだけ注目が集まってこれからの生活に事欠かなくなります。
一方で、僕がなぜ海外の生活を始めたのかといえば、
といったシンプルな好奇心からでした。
そこには「興味/好奇心」があっただけであり、何かを成し遂げようと思って旅に出たわけではありませんでした。
しかし動画撮影をしていますと、やはりみなさん(いい意味で)いろんなことを言ってくれます。
わかります、わかってはいます笑。
僕が逆の立場なら、そう言うと思いますしね。
それも受け入れつつ、少し行動にも移したことがありました。
でもその時ほど自分がイヤになったことはありませんでしたね笑。
もし自分の方向性が、
といった気持ちからであれば、僕もいろんなことをしていたかもしれません。
しかし僕は僕、人は人。
先に走っている人を羨んでばかりいるのではなくて、ルフィみたいに自由に生きながら、「自分の目指すべきところ」を目指していけばいい。
ルフィにとっては海賊王。
僕は日本での外国語教育。
それぞれの高みを目指して、走り続けることが何よりも大切なことなのです。
おわりに
そう言ってくださることはありがたいのですが、僕自身は別に大したことをやっているわけではないと思っています。
いろんなことを学んでいる旅ではありますが、日本に帰った時にやらなければならないことはたくさんありますからね。
それぞれの生きる道はそれぞれが決めていくこと。
僕も心地良い生き方ができるよう、模索しながら旅を続けたいと思っています。
それではまた!
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