こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
2023年の3月に退職を決めた僕は、毎朝駅のホームに立ちますと、どことなく違和感を感じるようになりました。
と。
よくアニメやドラマで出てくるシーンですよね笑。
そこから何かが起こり、生活が激変していく…
はい、そんなことはありません笑。
ただ僕は、その生活が終わろうとしていることでワクワクしている自分がいることに気づきました。
そう、まるで漫画の主人公のように。
今日は「感覚を麻痺させないこと」について書いていきます。
感覚は麻痺してないか?
駅のホームに立っていますと、ふと変に感じることはあるでしょうか。
と。
いえ、何も「今から脱サラして自由な生活を手に入れよう!」と勧誘しているわけではありません笑。
まるで「悪魔のささやき」みたいですよね笑。
今日お伝えしたいことはそういうことではなく、どちらかと言いますと「考え方」のほうです。
僕が駅で感じたことは、
という問いでした。
日本の満員電車は良い例としてあげられますよね笑。
と思わせるような、そんな光景です。
僕は「サラリーマン」という感覚があったわけではありませんが、
「満員電車に乗るたびに、何も感じていなかった」
という状況でした。
- 一生教員だろうし
- 異動しながら働いていく
と、勝手に思い込んでいたのです。
もちろん、頑張って試験を受けましたし「ある程度は続けなさい」という「日本のしきたり笑」もありましたから、続ける気持ちはありました。
幸いなことに、教員という仕事が天職であったことも味方しました。
9年という長い期間勤めることができたのも、ある意味「違和感を感じなかったから」でもあったのだと思います。
そこで僕に訪れたのは、「離婚」と「コロナ」でした。
自分の人生について深く考え始めますと、
と思うようになったのです。
そうです。
今までの僕は、「生き方とはこういうものだ」と勝手に決めつけていたのです。
変えてくれるのは自分しかいない
漫画の主人公みたいに、急に誰かが何かをしてくれるわけではありません。
いつも自分を救ってくれるのは、「自分」しかいません。
- 現在の生活を客観視し
- 自分が望んでいた生活かどうかを考え
- そうでなければ行動に移してゆくこと
とてもシンプルですが、「1」番ができていなかった僕は、社会のレールに乗ることに満足して自分を押し殺していました。
何度も申し上げますが、決して教員やサラリーマンがダメだとかそういうことを言いたいわけではありません。
僕自身も教員生活は楽しかったと感じていますし、生徒たちの青春に涙した時もありました。
初任校では、自宅と職場はとても近かったため、満員電車に苦労することもありませんでした。
しかし、大切な「根本の部分」に気づくことができていなかったのです。
- この生活こそが全てだと思っていたこと
- 自分で何かを生み出そうとしなかったこと
- 苦しいことがあってこそ仕事は成り立つと思い込んでいたこと
など、明らかに視野が狭かったのです。
そんな自分を変えられるのは「自分」しかいないのですが、これがまた皮肉なことに、
- 自分が気づかなければ
- 自分が何かを変えようとしなければ
「自分」はいつまでも変わらないものです。
以前の僕は、人に何を言われようと「この生き方が正しいんだ」と思って生きていました。
もちろん、信念を貫くことは素晴らしいことです。
ただし、それと同時に「柔軟な考え方」も大切です。
凝り固まった考え方を変えるには、自分より「権威性のあるもの」から影響を受ける必要があります。
それが先輩や信頼している人、そして「本」ですね。(最近ならYouTubeなどでもOK)
いろんなものからいろんな考えを吸収することで、自分の形を変えてゆくこと。
そうすることで、
と考え直すことができるようになります。
僕は「何も考えないで生きている人」の日本代表でした笑。
まぁ、その生き方のほうが楽ですからね。
仕事を辞めることは大きな決断でしたが、今では後悔もなく、
とすら思っていますね笑。
常に新しいことに触れておくこと
感覚を常にフレッシュにしておくためには、
と勘違いしないことです。
- 新しい人と出会ったり
- 新しい場所を訪れたり
- 新しいことにチャレンジしたり
自分の人生の中でなら、何でも行動に移していつでも自分の考え方を変えることができます。
僕は日本国内ですら、何度も衝撃を受けましたからね。
- 素晴らしい人たち
- 見たこともない景色
- 嗅いだこともない匂い
- 信じられないほど美味しい食べ物
どれも自分の常識を覆すものばかりで、どんどんと自分の経験が更新されていく感覚がありました。
だから今度は、海外へ行ってさらなるマインドの変化を期待しているのです。
この好奇心と刺激の連続は、毎朝乗っている満員電車とは大きく、本当に大きく、かけ離れた世界でした。
もちろん、
- お金がなければ
- 時間がなければ
できないこともあるかもしれません。
でもそれは考え方次第ですし、自分で「よし、やろう!」と思い立ち、なんとかお金や時間を捻出すれば、意外とできるものです。
そんなエピソードはごまんとありますし、やってみなければわかりません。
自分の価値観をぶっ壊すのは、ある意味シンプルで、新しい環境に飛び込んでしまうことです。
もしかしたら僕は、自分を取り囲む「オリ」や「カゴ」を壊したかったのかもしれません。
新しいことに触れて、新しい感覚を養っている瞬間ほど、
と感じることはありません。
そうやって自分の麻痺している、錆びついた感覚を呼び覚ましていくのです。
それぞれが自分の思うように生きたらいいとは思いますけれど、一度しかない人生であれば、限られた時間を目一杯使って新しい世界をのぞいてみたいですよね。
おわりに
ふと、何かを感じる満員電車の通勤。
果たしてこの生活を当たり前だと思っているのか、それとも仕方ないと思っているのか。
以前の僕はその「どちらも」でした。
しかし、その麻痺した感覚を救ってくれたのもまた、僕の周りの世界でした。
人は、世界は、本当に美しいです。
自分の生活に何か疑問を持ったら、行動してみましょう。
大丈夫。
人生なんとかなって、ここまで30年以上生きて来られたのですから。
もっと新しい、刺激的なものを求めて冒険していきましょう。
それではまた!
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