こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
先日、友人の紹介でストリートパフォーマンスをしている日本人の方がいるということで、早速夜にストリートに行き、見にいきました。
とてもカッコイイブルースを演奏する方で、すぐに人だかりができていました。
このように、みんなで盛り上がって路上でワイワイやる光景は、日本でもたまに見かけることがあります。
しかし路上でのパフォーマンス自体はあまり受け入れられておらず、特定の場所では許可をもらって大道芸をしている人がいるかなぁというくらいです。
これは文化の違いですので、だから日本がいけないということではありません。
僕はダンスをやっていますので、こうしたパフォーマンスにはとても興味がありました。
今日は「言語を超えて伝わるもの」について書いていきます。
アートは大切
僕は日本にいた時も、
- ダンス
- 美術館
- 音楽(聞く専門)
と、芸術に長けていたわけではありませんでしたが笑、その抽象さに心惹かれていました。
アートはどうしても理解しづらく、具体的な答えがない分、理性的に考える人からすると受け入れ難いものです。
僕も美術作品を見ては、
と思うことばかりですからね笑。
それでも芸術やアートが大切だと思う理由は、
「そこに言語を介さなくてもいい」
という大きなメリットがあるからです。
音楽や美術作品でも言語を使用することはありますが、
大抵の場合は、
「言語がわからなくても伝わる」
という不思議な現象が起こります笑。
言語を教えていた僕としては、これほど意味のわからないことはありません笑。
ただ、僕は同時にダンスや演劇もよく見ていましたので、
と思えてしまうので、これもまた不思議なことです。
特に海外にいますと、それが顕著にわかります。
と言えば、必ずみんな驚いて反応してくれます。
海外の人はみんな踊れる印象がありますが、本気でダンスを練習している人は、当然のことながら多くはありません。
「見せてよ」と言われることもありますので、簡単なステップを見せるだけでも、
と驚いてくれます。
- 英語
- ダンス
- 筋トレ
- ランニング
と、言語だけでなく非言語的な部分(音楽や芸術、特技など)も何か持っていますと、人とのコミュニケーションで出てくる壁をひょいと飛び越えることができるのです。
誰かのためになる
お金を払ってでも芸術の劇場に行く人はいますし、素晴らしいパフォーマンスには多くの人が驚き、賞賛してくれます。
言語を介さない分、ダイレクトに人の心に届くからなのでしょうかね。
芸術やアートの面白いところは、答えがない分、「様々な人の心に届く」ということです。
人の好き嫌いは千差万別であり、この世に答えはありません。
スポーツをするのが好きな人もいれば、見ているだけで盛り上がることのできる人もいます。
絵を描くのが好きでたまらない人もいれば、鑑賞することで何かを感じる人もいます。
つまり、
「何をしても誰かの心には届く」
ということなのです。
だから僕は「芸術」という存在自体が、人類にとって必要なことなのだと思っています。
先日見に行ったパフォーマンスでは、「音楽」を介して多くの人がその場で一体となり、お金には変えられない時間を費やしました。
その場を生み出した彼にお金が集まりましたし、僕も、
と思い、チップを入れました。
そうすれば彼もまた音楽の活動を続けることができます。
結局はみんながハッピーになるということです。
誰しもが、誰かのために何かができるのですね。
彼の努力や才能はもちろんのことですが、適切な場所(芸術を受け入れてくれる場所)に行って人々を楽しませることや幸せにすることができれば、そこに価値があるということなのです。
- 人類にとって必要
- それぞれなりに表現してみる
そうすれば先日のように人が集まり、幸せな空間が生まれますよね。
もちろん、言語の部分でも彼は一所懸命勉強していたのだと思いますし、パフォーマンスそれ自体に対する努力もまた必要なことです。
それでも、芸術やアートが可能性を秘めていることは間違いありません。
それを確信したような、そんな夜となりました。
繋がりとなる
芸術やアート、音楽やスポーツなどでも構いませんが、「何か特技があること」はその人を強く印象づけます。
僕の場合は、
- ダンスがそこそこできる
- ダンスがそこそこマイナーである
からこそ笑、いろんな人に覚えてもらうことができました。
一方で、誰しもが希少性を求める必要はないとも思っています。
それぞれにそれぞれの良さがありますので、各々ができることは違って当然ですからね。
だから、自分なりに何か好きなことを突き詰めていけば、自然とその人のオリジナリティはでき上がっていくのだと思います。
すると覚えてもらうこともできますし、それが強い「繋がり」となります。
「この人といえばこれ」という特徴になるからです。
芸術や音楽などは「言語を超えた繋がり」でもありますし、人の心に訴える分、繋がりがよりいっそう強くて深いものとなります。
だから僕は、芸術やアートなど抽象的で理解のしづらいものであっても、とても大切なものだと思っているのです。
僕は英語がある程度話せても、他の言語は話せません。
そんな時に、ダンスという媒体を通して人と繋がることは、言語以上の価値を生み出すことがあります。
言葉を超えて何かを伝えることは、世界ではとても大切なことです。
人と繋がるためにも、芸術という分野はいつまでも必要なことではないでしょうかね。
僕も今後、人のためになるような何かを、ダンスや非言語的なものを通して伝えていけるようになりたいですね。
おわりに
芸術をしているから偉いだとか、特技があるからいいだとか、そう言うことではありません。
ただ「心に訴える何か」はとても大切なものであり、もしみなさんがお持ちであるならば今後もずっと大切にしていくべきです。
- 言語も
- 非言語も
合わせて強みにしていけば、多くの人の心に届くこと間違いなしです。
それではまた!
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