こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
先日、福岡空港でサークル時代の後輩と一緒にご飯を食べました。
この歳になりますと、話す内容も以前と変わってきます。
- 仕事
- 自由な生き方
- 何に幸せを感じるか
など、内容は多岐にわたりました。
数ヶ月前に事業を始めた僕でしたが、後輩からもいろんなアドバイスをいただきました。
同時に、
という話もしました。
そんな話をした福岡の最終日。
今日は「仕事や人間関係において何が大事か」ということについて書いていきます。
最悪の性格だった僕
このブログでは何度か書いている通り、僕はなかなかトガッた性格をしていました笑。
触れるもの全てを傷つけるような、そんな「思春期のような性格」だった僕は、
- 批判
- 否定
- 文句
で溢れていました。
それは何より、
- 努力しない自分
- 成長しない自分
を、誰よりもわかっていたからなのだと思います。
だから「人を落とすこと」で、自分をあげようとしてしまっていたのですね。
「仕事のできない人」を否定し、
という自負(=プライド)ばかりが先行し、何も成長しようとしませんでした。
そういう人は、得てして「好かれること」がありません。
と、生徒も友人もビクビクしてしまうからです。
一方で自分自身は成長しないものですから、相手に対して情熱や向上心が伝わりません。(そもそもそんなものがないため)
- 大学院卒だろうが
- 塾講の経験があろうが
最悪の性格だったら、みなさんも近づこうとは思いませんよね。
今の僕も、もしそんな人に出会ったとしたら、
と思うと思います笑。
自分の過去のことを誇張して言っているように聞こえるかもしれませんが、僕は本当にそんな感じの人間でした。
そんな時は当然のことながら、人間関係がうまくいくはずもありません。
人と摩擦を生んでは、イライラして毎日を過ごしていました。
そんな過去の経験があったおかげで、
と考えるようになりました。
たくさん本を読んだことで、ざっくり言えば「とても優しく/柔らかく」なりました。
教育系の大学を出ていて経歴があろうとも、ダメなものはダメなのです。
少しずつ、自分の周りを覆っていたトゲは抜け落ちていきました。
人柄が全て
福岡空港で後輩としゃべっていますと、
- ビジネス
- マーケティング
の話になりますが、僕の個人的な肌感覚を伝えるならば、
と言うと思います。
これまたざっくりな表現ですが、
と思われることが、ビジネスにおいても友人関係においても大切だということです。
それは決して、お笑い的な「面白さ」ではありません。
10代くらいの若い時はそれでいいかもしれませんが、大人になったら、
- 魅力
- 深み
などと言い換えられるような、そんな「楽しさ」が必要でしょう。
特に、
- 優しいこと
- 真剣な話ができること
- 何かに取り組んでいること
などは、とても大事な要素だと思います。
- 批判的でツンツンしている人
- くだらない話しかできない人
- 一向に成長しようとしない人
こんな人だと、どうしても魅力的ではありませんよね。
僕がダンスをやっていた時も、仕事を始めた時も同じでした。
どんなにダンスがうまくても、どんなに仕事ができても、人柄が悪ければそんな先輩も上司も、全く魅力的ではなかったのです。
大学時代からそんな経験をしたものですから、社会人になってからも「それが本質なのだ」と気づくのにも時間はかかりませんでした。
だからまずは、人柄を育てること。
これが何よりも大事なのです。
僕にとっても、この試みが必要でした。
ただ、突然「性格を直せ」と言われても無理な話でしたし、
と思ったものでした。
人生について考え、
と模索したことが、結果的に性格の改善に繋がりました。
要は、
ということ。
性格の改善(=人生についての見直し)ができてからというもの、以前よりいろんな人から好かれるようになりました。
相手のことを否定しなくなりましたし、批判的な意見も出さなくなりました。
今でもそう思っていますし、その考え方は変わっていません。
その上で確かな技術や知識を
ただ、漫画ワンピースで医者になる以前のチョッパーが、ドクター・クレハから言われたように、「優しさ」だけで人が救えるわけではありません。
いいかい 優しさだけじゃ人は救えないんだ!!!
人を救いたきゃそれなりの知識と医術を身につけな!!!
腕がなけりゃ 誰一人救えないんだよ!!!!
散々人柄について書いてきたものの、仮に僕から、
と言われても、誰も「この人から教わりたい」とは思いませんよね笑。
だから、
- 間違いのない知識(技術)や経験に加え
- 確かな知識や経験を身につけた説得力のある人
が求められている像なのです。
「人柄が全て」だとはいいましたが、それは、
- 前提でもあり
- 二の次でもある
ということ。
いずれにせよ、人柄も必要とされていることなのは間違いありませんが、それなりの専門性がなければ、人の役に立つことはできません。
僕は「性格」を抜本的に改善すると同時に、
と思い直し、再び勉強をしました。
結局はこの両方が、「必要とされていること」なのです。
僕はどちらも足りませんでした。
両方とも(=性格、知識や経験)が中途半端でありながらも、それらを直す気がさらさらなかったのです。
そう思い直したことは、僕の人生に大きな変化をもたらしました。
これが大事だったんですよね。
決して無理なことではありませんし、不思議とどこかしら表裏一体であるような、そんな気もしています。
僕のケースにおいては、「何かを変えようとした姿勢」が全てのカギとなりました。
だから、
- 性格も
- 知識も経験も
結局は一緒のことだったんですよね。
優しさに加えて、確かな力を身につけること。
自信に加えて、誰でも受け入れることのできる人でいられるよう、今でも毎日勉強をしています。
おわりに
特に仕事においてはいろんな人と関わるため、僕の「人柄」はとても重視されると思っています。
「元先生」ということもありますから、人の話を聞いたり寄り添ったりすることは得意です。
ただ、他人を見下したり批判したりしていたら、どんな経験の持ち主でもダメなものはダメなんですよね。
- 人としての優しさ
- 確かな知識と経験
を持てるよう、今日も精進していきます。
それではまた!
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