こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
僕は昔から美術が好きで、よく美術館に行きますが、一方でその技術だのを語れる専門家ではありません笑。
また、後輩が劇団に所属していることもあり、年に数回、劇を観に行っています。
今回は東京ドームの近くのシアターで観たのですが、演目が「リトル・プリンス」、星の王子さまだったんですよね。
この演目は以前にも観ていましたが、あまり覚えていませんでした。
と思って観に行ったのですが、自分の親父のことを思い出したりしてしまって、ホロッと涙してしまいました。
今日は再び舞台について語るとともに、ちょっと星の王子さまについても触れていきます。
星の王子さまとは?

『星の王子さま』とは日本語のタイトルであり、フランスの「サン=テグジュペリ」という方が書いた本です。
以前にも、僕は少しだけ触れたことがあります。
今回の演劇では、ほぼ原作そのままの内容であって、
- バラ
- キツネ
- 操縦士
など、重要なキャラクターたちが人生の大事なものを伝えてくれるというものでした。
特に一番の教訓とは、
一番大切なものは、目に見えない。
ということ。
僕は資産や投資、スキルや肩書きもある程度は大事だと思っている一方で、
- 経験
- 知識
- 人柄
- 人間関係
など、目に見えない部分のもののほうが、より大切なのだなと思っています。
また、最後に星の王子さまが去ってゆくシーンがあるのですが、
星を見上げる時は、そこに僕が住んでいると思ってごらん。
と、操縦士に伝えます。
僕もたまに父のことを思い出しますが、今回のこの件(くだり)を聞いていた時は、涙してしまいましたね。
人も動物ですし、いつか終わりを迎えます。
その間に築き上げた資産がムダだとか、地位や富、名声なんてあったって仕方ないとは思いません。
しかし、一生残るものとはその人の意志であり、文化や伝統、精神です。
そんなことを改めて教えてくれた星の王子さま。
ちゃんと内容を見たのは久しぶりでしたが、とてもメッセージ性のある作品でしたね。
舞台を見て感じたこととは?

僕は演技のレベルとか、発声方法や歌、舞台の詳細などについてはあまり知識がありません。
ミュージカルとしてなんとなく「こんなものだろう」というイメージしかなくて、
と、いつも恥ずかしく感じながらも、観させていただいています。
演劇や声楽をやられている方は、より舞台を楽しめるのだと思います。
と言われたらどうしましょうか。
僕はたぶん、”そういう時間” も大事だ伝えると思います。
例えば僕はダンスをやっていますが、こうした舞台とはお客さんがいて初めて成り立つものです。
では、そのお客さんがダンス素人だとして、ダンスを観て楽しむことはダメなことでしょうか。
そんなことはありませんよね。
スポーツ観戦も一緒です。
という野球好きな女の子がいたとして、みなさんはその応援を否定するでしょうか。
もちろん、そんなこともありません。
何においても「それについて詳しく知らないこと」は、別にその分野に関わってはいけないという理由にはなりません。
そうなりますと、
という議論になってしまいますからね。
「元プロ以外は見てはいけません」とかでしょうか笑。
要は、
と思うのです。
僕のダンスだって、
と言われて詳しく答えられなくても構いませんし、
程度でも全く問題ありません。
「何かを得よう」と思って観に行くのではなくて、自然と何かを感じられればそれでいいということ。
僕が舞台に行っても、演劇をやっている人ほど何か深いことを感じられるわけではありません。
ただ、素人なりに何かを学べれば十分。
劇に感動したり、内容やストーリーに共感できたら、それで良いのです。
いろんな感性を磨くこと

観劇に限らず、僕はいろんなことを見聞きするようにしています。
最近はもっぱら政治に関心がありますが笑、このように自分の専門外についても、積極的に知ることとはいいことです。
仕事柄、いろんな生徒さんと話すことで、
- 知らない映画
- 知らない本や漫画
- 知らない地域や文化
を学ぶ毎日です。
とその地域を探して「フック」にしておくだけで、他の人との会話は想像以上に広がっていきます。
先日も、
と授業で話をしていたところ、
というリアクションをいただきました。
僕の見識は全然広くはありませんが、少しでもそうした経験をしておきますと、いろんな人と繋がるきっかけになったり、あるいは深く繋がったりすることができます。
僕がたまに美術館に行くのは、美術が純粋に好きだからということもありますが、「ちょっと普段行かないところ」に行くことが、自分の刺激になるからだとも思っています。
だからこそ、
- 本
- 演劇
- スポーツ
- 映画・ドラマ
などは、新しい視点をくれるのでオススメですね。
もちろん、人と話すこともまたとても大事なことです。
僕は人から聞いたことを、「我が物顔」で伝えるのが得意です笑。
とね笑。
でもこれってとても重要なことなんですよ。
その人の「一次体験」を聞くことができるのですからね。
僕が舞台や美術館に直接行けば、それが「一次的な情報」として僕の肌に刻み込まれます。
これは誰にも奪われることのない、言わば「見えないもの」ですね。
見えないものにこそ価値がある。
感性を磨くためにも、いろんなものに触れておくことです。
そう思って、僕はまた新たな扉を開いてゆくのです。
おわりに
僕は別に演劇のことを知っているわけでもありませんし、こうして後輩が誘ってくれない限りは、自ら観に行くこともありません。
あるいは、
- スポーツ観戦
- 伝統芸能の観劇
などもあまりしたことがなく、
と思っています。
それでも、こうした機会は大事にしていきたいところ。
そしてそれをふと他の人にアウトプットしてみることです。
そうすることで、意外な繋がりを感じることができるでしょう。
いつでも、目に見えないものを大切に。
それではまた!
