30代ぼっちがひとりでバスツアーに参加した結果【奥入瀬氷瀑ツアー】

幸せ

こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki

「青森の見どころと言えばなんだろう?」と思って検索してみますと、だいたい出てくるのが、

  1. 奥入瀬渓流
  2. 十和田湖

です。

車を持たない男すずきも、「冬の十和田湖…もしかしたら気合いでなんとか行けるんじゃないか?」と期待に胸を膨らませていましたが、なんてことはない。

冬の青森ともなりますと、そう簡単に公共交通機関が機能しているわけがありません。

調べ尽くしたものの「残念だがまたいつか来よう…」と肩を落とし、目に涙を浮かべていました。

しかし最後の最後で、ふと「奥入瀬渓流の氷瀑ツアー」なるものを観光サイトで目にしました。

「こ、これは申し込むしかない!」

と旅行中の半日を潰してでも行こうと思い、宿泊する日を増やし、参加することに決定しました。

今日は大自然に帰ったゴリラの、冬の珍道中をお伝えします。

単独でバスツアーに申し込んでみる

もちろん、またいつか奥入瀬に来ることもできたでしょう。

かの大人気漫画「ワンピース」で主人公のルフィは、

「世界を一度一周してみてつまらないルートであれば、もう一周して別のルートを行く」

と言ったくらいですから、またの機会に奥入瀬に来る選択肢もありました。

しかし、

七戸十和田駅からお昼に出発して、夕方17時くらいにもう一度戻ってくる」

という魅力が止まらないツアーが頭から離れず、「冬の奥入瀬を見るにはこの方法しかない!」と思って申し込みました。

値段は4,000円程度でしたから「バスや電車を駆使して行くのよりも高かろうが、奥入瀬についてのガイドもあるし安いものだろう」と思って申し込みました。

新青森駅から七戸十和田駅までは新幹線を使うしかなく、七戸十和田駅で止まってツアーに参加し、再び夕方に七戸十和田駅を出発して盛岡駅に向かうため、乗り降りが無駄に増えてお金がかさむことが考えられました。

しかしもうなりふり構っていられません。

気がついたらツアーに参加申し込みをしていました。

ひとりでいろいろと挑戦するようになってからというものの、単独で何かに申し込むのにも抵抗がなくなってきました笑。

  • 「カップルがいっぱいいたらどうしよう?」
  • 「おっさんばかりいたらどうしよう?」
  • 「浮かないかな…悲しい目で見られないかな?」

と以前であれば「周りの目」を気にしていたものでした。

今となってはもはや、何も感じないレベルにまで到達することができてしまいました…

こうして仙人であるすずき初の「自然体験ツアー」が幕を開けたのでした。

初めての体験でも、なりふり構わず飛び込んでみる。そうした新鮮な体験は、必ず自分の人生に厚みをもたらしてくれる。

ツアーのメリット

氷瀑といえば、以前は袋田の滝(茨城県)まで、正月休みにひとりで行ったものでした。

あの体験も新鮮で、僕の中では面白かった体験のうちの1つとして、今となっても鮮明に覚えています。

今回はツアーということで、かなり気持ちを楽にして臨むことができました。

実際に参加してみますと、

  • 男の子や女の子の友人2人組
  • 海外の方
  • ご夫婦
  • ひとり

など、参加形態は予想以上に多岐にわたっていました。だいたい10〜20名ほどでした。

バスでの移動ということで、

  1. 七戸十和田駅を出発
  2. → 十和田市内
  3. → 奥入瀬渓流
  4. → 十和田湖

という流れだったのですが、正直これを自分で調べて行くとなると相当しんどかっただろうなと思わされました。(十和田市内に行くまでもかなり遠い)

また結果論ですが、奥入瀬渓流は国立公園の中でも特別名勝に指定されており、

  • できる限り乗用車で進入をしないこと
  • 草木、枝や石を1つでも持って帰ってはいけないこと

などが取り決められているそうです。

そう言ったかなりシビアな場所だったため、観光バス等で来ることを推奨されていたこともあったので、良い選択だったなと思いました。

また冬の青森は特別寒いことに加えて、今年はまさかの数年に一度の大寒波が到来していました笑。

バスから出て数分もすれば、氷点下の外気ですぐに体が凍えてしまう寒さです。

バスツアーであれば要所要所だけで降りることができるため、暖かい車内から素晴らしい滝をたくさん見ることができたのも、ツアーの良い点でした。

写真は「滝」ではないのですが、森にある「ブナ」の木が蓄えていた水が滴ることでできた、馬門岩の氷瀑です。

ここでみんな降りて、各々写真を撮っていました。

そして僕が一番良かったなと感じたことは、ツアーとしてガイドの年配のお姐さんがたくさん説明してくれたことでした。

  • 馬門岩という名前は、馬で来た人たちがここに馬を繋いで十和田湖までお参りに歩いて行ったことからついた名前である。
  • 奥入瀬渓流にある名瀑は1つを除いて全て森の水が流れ出たもの。
  • 国立公園の中でも特別名勝である。
  • クマやタカもいるが、絶滅危惧種に近い生物は一般人に居場所を教えることはない。
  • 十和田湖には魚がいないが、昔の人が頑張って繁殖させた。

などなど。

ありとあらゆる知識を聞くことができて、本当に勉強になりました。

ツアーのメリットをまとめておきます。

  • 全部企画に乗るだけなので気持ちが楽。
  • 時間も決まっているので予定に組み入れやすい。
  • その土地や気候がわからない人でも、適切な形で自然を楽しむことができる。
  • ガイドさんの説明によってかなり勉強になる。

普段は「車がなきゃ行けないとこでしょ…」と気乗りしない場所でも、こうしたツアーに参加することで「他のツアーも探してみようかな?」と思えるようになりました。

また僕に「新しい手札」が加わることとなりました笑。

ツアーは全ての流れが決まっているために気持ちを楽にして臨むことができる。ひとりでは決してできない多くの学びもあるため、積極的に参加しても面白いかもしれない。

大自然と人々の想い

月並みの表現かもしれませんが、奥入瀬渓流には始終圧倒されっ放しで、「感動」という言葉では言い表すことができないくらい、心を動かされました。

それは自然そのものに対してもそうでしたが、何よりその自然に想いを寄せ「守りたい」「伝えたい」と思う人々がいることに対しても、でした。

大自然や秘境には決して簡単に到達することはできませんし、誰かが先に開拓してその素晴らしさを持って帰って来てくれるからこそ、現代の僕たちもその感動を享受できのです。

渓流の横の道は舗装され、紹介のための地図や動画が作られ、ツアーまで組まれているという徹底ぶりです。

当然「それがお金になるから」という単純な理由で作られたのではありません。

僕が教員をしている理由として、「教育を愛しているから」という他に理由が見当たらないのと一緒ですね。

だからこそ異業種を尊敬しますし、逆に自分の職種にも誇りを持てるようになります。

大自然を前にして奥入瀬渓流の魅力を熱弁してくれるガイドさんを見て、「これにはお金を払う価値があるな」としか思えませんでした。

日本の、世界のどこに行っても「素晴らしいサービスがある」と言うことは、すなわちそこに素晴らしい人々がいるということです。

それを感じることができたことも、奥入瀬渓流のツアーにひとりで参加したかいがあったと思えたことの1つでした。

大自然をひとりで堪能することもまた一興であるが、その場所や歴史を守り、伝えていく人々がいることを知ることで、より大自然と人々との繋がりを感じることができる。

おわりに

大自然や秘境に行けるのは「やっぱり若いうちだな」と再確認もさせられました。

ツアーでは僕よりずっと年齢が上の方も参加されていましたが、「どこでもドア」で現地に行けるわけではありませんから、ツアーが楽だったかと言われればそうでもありませんでした。

僕も「いくつになってもアクティブでありたい」とは思いますが、どこで自分の身体が言うことを聞かなくなるのか分かりませんし、何かの理由でやりたいことができなくなる日が来てもおかしくありません。

自分の夢や希望に対して、

  1. 時間はあるのか?
  2. お金はあるのか?
  3. 体力はあるのか?
  4. 今やらなければならないことなのか?
  5. 優先順位は正しいのか?

など、直感とともに現状も客観的に見ながら、これからも旅を楽しんでいきたいと思っています。

さて、次はどこに行こうかな?

それではまた!

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