気軽に話せる先生であるために【生徒の信頼を貯める方法】

人間関係

こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki

先日、

「生徒を対象にした面談をしなさい」

というお達しを受けました。

生徒に聞く項目の中に「気軽に話せる先生はいるか?」という項目がありました。

担任が自分の生徒に聞くのはなかなか緊張することですし、あまり聞きたくないことでもあります笑。

〇〇先生かなぁ〜

と言われてしまえば、

そ、そうだよね💦

と返すしかありませんからね。

しかし驚いたことに、何人かの生徒は、

すずき先生とか…

と言ってくれたので、成績を上げてやろうかと思いました笑。

今日は、先生として生徒から気軽に話しかけてもらえるようにするために、僕が大切にしていることを書いていきます。

友達という関係ではないが、いざという時に頼りにされる。僕はそんな「兄貴的存在」を目指している。

頼られたいと思わない

僕が先生を始めた頃は、

自分を頼ってくれないかな

と、ある意味「承認欲求」がありました。

  • 先生はすごい
  • 先生に頼りたい

こう思われたいがために、「先生」というポジションに就いていたのも、ウソではなかったと思います。

若気の至りってやつですね笑。

しかし面白いことに、そういう「欲」が出ている時ほど内実を伴わないものです。

若さゆえの勢いだけで仕事をしていたために、周りからは「ただの若い先生」(しかもイキってる)としての認識しかありませんでした。

だんだんと仕事内容もわかってきて、生徒との距離感もつかめるようになってきますと、

毅然(きぜん)とした態度

を持てるようになりました。

「毅然」とは意志が強く、物事に動じない様を言います。

実はそのほうが、生徒たちとの距離感が適切なのだなと思い知らされました。

自分は頼られるべき存在なのだ

と思っているということは、信頼が足りていないからこそ感じてしまうことです。

自分が生徒からどう思われているかを常に気にしているようでは、先生としてはまだまだだということですね。

頼りにされることは嬉しいことだ。しかしそれが目的になっていては、本当の信頼関係は築かれない。

話しかけられたら必ず返す

先生という職業は多忙なイメージがありますが…

はい。まったくもってその通りです笑。

事務作業が多いのでそれもどうかと思いますが笑、職員室で優雅な時間を過ごせることはあまりありません。

しかし、そんな忙しい中でも生徒たちと向き合ってあげることは、教師(特に担任)の最優先事項となっております。

無視することなんてあり得ませんが笑、時間がない時なんてことは日常茶飯事です。

そこで生徒から、

せんせ〜

と声をかけられた時ほど、

ごめん今忙しいから

と言って逃げたくなることはありませんね笑。

それでも、この時間を割いてあげることがとても重要なポイントになってきます。

「自分の時間はタダではない」

とはよく言われることですが、ここで生徒へのGIVEができるかどうかが、教師としての真価が問われるところです。

  • 読むことのできない生徒たちの動き
  • 理不尽に話しかけられるランダム性
  • 学校や先生、授業に対するクレーム

など、生徒たちは言いたいことをベラベラとしゃべってきます笑。

以前の僕は、どちらかというと自分から話しかけることが多かったように思えます。

干渉したがるというか、責任感を感じすぎていたのでしょうね。

そうしたプレッシャーは、生徒にも伝染してしまいます。

こうすると逆に息が詰まってしまうのだな

そう感じてから、僕は無理に生徒と関わらないようにしました。

  • 生徒が困っている時
  • 生徒からヘルプが出た時

これくらいを目安にして、適度な距離感で付き合っていくほうが、生徒にとっても心地よいのだと気付いたのです。

生徒から話しかけられたら、必ず返す。しかしそれ以外で無理に話しかけることは、生徒のニーズではないのだ。

常に気にしてあげる

無理に干渉しないと言っても、生徒に気を配ってやるのが先生の仕事です。

僕は以前ほど、あえて生徒と交流をしなくなりましたが、生徒が1人きりでいる時や、欠席した時には、できる限り心配するようにしています。

以前はそれが面倒くさくて、

そんなもん自分で解決してくれ

と思っていました。

つまり、

  1. 自分が関わりたい時は干渉し、
  2. 面倒臭くなったら距離を置く。

という自分勝手な先生だったのかもしれません。

これが逆になると、

  1. 普段はあまり干渉しないが、
  2. いざとなったら全力でサポートする。

という構造になります。

これが本来のあり方であり、生徒から信頼される大きなポイントだと思っています。

君たちに何か変化がないかを、常に見ているからね

このスタンスが伝わるようにするには、「見ているからね」と口で言うだけではダメでして、やはり行動に移さなければなりません。

昨日いなかったけどどうした?
遅刻したけど、なんかあったの?

と、さりげなく聞きます。

家庭の問題や、深刻な問題が原因で話したくない場合は、

無理に話さなくてもいいけど

と伝えています。

こうした細かなところを突いておきますと、

何かあったら先生は助けてくれる

と、僕ら教師を自然と頼りにしてくれるようになります。

ここに行き着くまでに、

  • 干渉の度合い
  • 生徒との距離感

など、ありとあらゆる試行実験を行なってきました笑。

何かあったら、最後は俺に頼れ

と言えるようになれば、生徒たちも「身を預けてもいい柱」として先生を認識してくれるのです。

気にかけることは大変なことですし、特に細かいことだと蔑(ないがし)ろにしがちです。

しかし、そうした部分を息をするようにできるようになってきますと、生徒との関係もどんどんよくなると思っています。

細かいことや小さなことにほど、気を使ってあげるといい。生徒たちはその些細なヘルプに敏感に反応する。

まとめ

生徒とのやりとりを9年も続けていますと、「人との関係を構築していく力」も養われてきます。

今日書いた記事は「教師として」だけではなく、普段の「人と人」の関係でも大いに役立つと思っています。

  1. 頼られたいと思わない。
  2. 話しかけられたら必ず返す。
  3. ある程度は気を使って接するようにする。

学校という閉ざされた空間では、生徒に対して「常に」「必ず」といった点が重要視されますが、日常の「大人と大人」の関係では気を使い過ぎてしまうと疲れてしまいます。

程よく上の3点に気をつかっていますと、これが結構役に立つものです。

信頼とは求めて培っていくものではなく、自分が自然体でいることで少しずつ積み上げられていくものです。

自分勝手にならずに、相手を尊重することを大切にしていれば、自ずと良い関係が築けていくことでしょう。

それではまた!

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