こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
島根〜鳥取といえば、関東圏の人にはなかなか行くことのできない場所です。
しかし、このGWという長期休暇を使って行ってきました。
旅のメインに据えたのは、庭園で有名な足立美術館です。
なかなかいくことのできない山陰地方。
旅の1つのモデルコースとして、参考にしてみてください。
山陰地方の旅の注意点
山陰地方に行くには注意点があります。
- 関東地方からだと遠い。
- 新幹線が走っていない。
- 飛行機だと便が少ない。
とにかく、アクセスが悪いというのがネックです。
神奈川にいると当たり前のように電車が走っていますが、「地方の足は車だ」と相場が決まっています。
そこで飛行機を探しましたが、米子鬼太郎空港や出雲縁結び空港に行くには、
- 便が少なく
- かつ値段が高い
時期にもよるかとは思いますが、かなり本数が少ないので注意です。
また値段も高かったため、今回は行きと帰りの「深夜バス」をとることにしました。
寝台特急サンライズ出雲をとれれば最高だったのですが、もちろんすでに予約で埋まっていました…(予約開始と同時に埋まってしまうのだそうです)
結論から言いますと、僕のような「身体のデカいゴリラ」には深夜バスは辛かったです…
20代の若い頃は「格安の深夜バス」に乗りまくっていましたが、
- 狭い
- 動けない
- 寝心地が悪い
と、もちろんですが「快適な旅」にはなりませんでした。
今回は1万円以上かかったので少し良いグレードなのかなと思ったのですが、東京からだと遠いため、このような値段設定になったのかなと思います。
したがって、
- 値が張ってでも飛行機
- 時間がかかっても、新幹線で岡山→特急
などがいいのかもしれません。
島根県の魅力1:出雲大社/一畑電車/松江城/宍道湖
今回の旅では「足立美術館」をメインにおきましたが、まず深夜バスで目指したのは出雲大社です。
御本殿・拝殿自体はそこまで広くはありませんが、そこに至るまでの参道がとても綺麗でした。
またお店も多く、お腹が空いていた僕にとっては、気持ちいいスタートの朝となりました。
その後は出雲市駅にバスで移動し、らんぷの湯というサウナに。
実はこの温泉には、10年前に来ていました。
大学生時代に青春18切符を買い、山口県まで行って山陰を通って帰ったことがあったのでした。
当時の写真を見てみますと、若いけれど少しイキッていた自分がいました笑。
以下の写真がmixiに残っていた写真です。
こうして「10年以上もずっと続いている温泉」というだけで、
- この施設のすごさ
- いかに愛されているか
がわかります。
10年前に旅をしていた自分と比べてみますと、自分の考え方がいかに変わったかということについて、深く考えることができました。
その後は松江駅を目指し、一畑電車(いちばたでんしゃ)へ乗り込みました。
今でも人気のワンマンカーで、宍道湖の北側を通って「松江しんじ湖温泉駅」に向かいます。
松江しんじ湖温泉駅から歩きますと、すぐ松江城があります。
城下には「ちどり茶屋」があり、有名な「出雲そば」を堪能できます。
3段になっており、「余ったつゆを下のそばにかけていく」という独特の食べ方です。
宍道湖はとても綺麗で、夕焼け(サンセット)が有名だということを事前に聞いていました。
「サンセットクルーズ」は、宍道湖観光遊覧船はくちょうの上で見ることができました。
なんと当日の夕方に電話で予約を入れたところ、快くOKしていただきました。(価格は1,500円でした)
寒い中でのクルーズでしたが、お客さんは多く、みなさん感動していました。
島根県の魅力2:足立美術館
1日目の終わりはドーミーインEXPRESS松江に宿泊しました。
現在は天然温泉だんだんの湯 御宿 野乃 松江が2022年4月にオープンしていますので、サウナ好きはここに泊まるのもオススメでしょう。
さて、足立美術館は「安来駅」というローカルで小さな駅から、
- シャトルバス(無料)
- イエローバス(200円)
の2択で20分程度で向かうことができます。(あるいは車やタクシー)
僕は「特急やくも」で「松江駅→安来駅」(所要時間15分)に移動したところ、たまたまイエローバスが来ていたので乗り込むことができました。
シャトルバスの本数は30分に1本程度ですが、地方にしては多いほうだと思います。
足立美術館は、とにかく庭園が見事でした。
写真では伝わらないほどの圧巻の美しさでしたので、ぜひ一度訪問することをオススメします。
庭園もさることながら、美術品も素晴らしく、日本画から現代美術まで全て圧巻の作品でした。
美術館近くには、
- お土産屋さん
- ちょっとしたご飯処
もありますので、帰りのシャトルバス(事前に券を持っておく)まで、ある程度時間も潰せます。
鳥取の魅力:米子城跡/GBG
その後は「安来駅→米子駅」に向かいました。
米子も10年前に一度訪問していましたが、米子城跡は登ったことがなかったため、行ってみることにしました。
景色が圧巻でした。
「米子市〜境港市」まで一望でき、暑い中のぼったかいがありました。
鳥取といえば他にも、
- 名探偵コナン
- 鳥取砂丘
- 水木しげるロード
など、まだまだ見所はありますが、島根をメインに旅をしていましたので、米子のサウナでととのって帰ることにしました笑。
米子駅から歩いて15分程度のGOOD BLESS GARDEN。
- サ室十分広くて3段(温度高め)
- オートロウリュあり
- セルフロウリュ可
- 奇跡的にアウフグースに遭遇
- 外気浴がないものの、暗室で空調が整った部屋あり
と、サウナー向けに書いてしまいましたが笑、とにかく最高でした。
サウナーの方々はぜひ訪問してみてください。
今しかできないことをする
「たかだか山陰地方、されど山陰地方」の旅ではありましたが、実はこのように思い立って旅をすることは、以前の僕では考えられないことでした。
- お金を使うことを嫌い、
- 遠出するくらいなら、自宅付近でまったりする。
この過ごし方が間違っているわけではありませんが、少なくとも「今の僕」にとっては退屈な日々に感じてしまうのです。
「せっかくの休日だし、お金をかけてでもどこかに行きたい」
しかしこれは、全くもって「投資」ではありません。
それでも、「一度しかない人生」を豊かにするためには十分な、時間とお金の使い方だと思うのです。
「まだ見たことのない景色」を求めて冒険することは、
- 具体的に旅をすることでもいいし
- 夢のような人生設計をして、挑戦することでもいい
これらは、自分の人生の中の「0」を「1」にする力があります。
経験をしていないことは、伝えることも教えることもできません。
当たり前のことのように思えますが、以前の僕は「体験に使うお金」よりも、「貯まっていくお金」のほうを重視していました。
「それでは有限な時間がもったいない…」と思い、「すぐに行動に移してみよう!」と思うようになれたのでした。
お金を使っていますと、
と、世界の様子もわずかながらわかるようになります。
「経験」は「自信」となり、人に伝えていくことのできる「価値ある無形の財産」となることに気付きました。
「旅することは、究極の行動である」
と、我ながら感じています。
今しかできないことに全力を投入することは、たとえ「投資ではない浪費」であっても、大切な時間です。
- 行きたい場所をリサーチし
- 行き方を調べ上げ
- 行程を決定し
- かかる費用を考え
- 実際に予約し
- 行動に移す
こんなに多くの体験ができることもまた、旅の魅力です。
浪費の中でも、しっかりと経験を積んでいく。
僕にとっては、ある種の投資のようにも思えています。
おわりに
具体的な一人旅をつづってみましたが、
- 山陰地方の魅力
- 山陰地方の注意点
を書きました。
これから旅を考えている人の、何かのお役に立てれば幸いです。
また、
- 旅をすることで感じられることや、
- その意味について
も考えさせられた2日間となりました。
今しかない時間とお金を、どのように使いたいのか。
常に考え自問自答しながら、浪費する力を養っていきましょう。
それではまた!
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