なぜ僕らはお金を稼ぐのか?【お金を貯めて何をしたいかがカギ】

幸せ

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

先日、授業で20代の若い男の子と話す機会がありました。

彼は若いながらにも月100万(だったかな?)を稼いでおり、少しばかり仕事の話をしました。

これからをどうしていきたいか

誰にでも思い浮かぶ悩みですよね。

僕も30代にして、ようやくいろんなことを考えるようになりました。

今日は「お金を稼ぐこと」について話していきます。

自分はお金を稼いでどうしたいのか。ここが定まらないと本質を見誤り、稼ぐことの意味が理解できなくなってしまう。

なぜその仕事なのか?

その男の子と話していた時に、

自分はこれからどういう仕事をしていきたいのかがわからない

と言っていました。

いわゆる外部からの委託で仕事を請け負っている彼からは、

なんか今やっている仕事が、魅力的な仕事には見えないんですよ

という意見をもらいました。

僕はご存知の通り、もともと公務員(教員)であります。

それでもその「安定」を手放したのは、

つまんないから

という「単純な気持ちから」だけではありませんでした。

お金だけに固執するならば、辞める理由なんてありませんからね。

世間には楽(らく)な仕事はないとは思いますが、それでも、

  • 自分の能力が活かせる
  • 教育というフィールドが天職

というのであれば、別に教員を辞める必要なんてなかったわけです。

僕が欲しかったのは、「お金」ではありませんでした。

やりがいもありましたし、

もしかしたら続けていた世界線があったかもしれない

とも思っています。

それでも、いろんなことを考慮して「辞める」という判断をしました。

まるで大きな決断のように見えますが、自分で自分の人生を決めてゆく際、

自分はこうしたい

と思って舵を切ることは、何も不思議なことではありません。

教員を辞めたのも例外ではありませんでした。

みなさんだったら、

  1. 「億」が稼げるが興味のない仕事
  2. 日々生きるのに精一杯だが好きな仕事

であれば、どちらがいいでしょうか。

僕は「圧倒的に後者だ」ということを、彼に伝えました。

お金が欲しいため、どんな仕事でもやればいい

そう思っているわけではないのだということ。

いえ、新しいことに挑戦すること、お金を稼ぐこと自体は悪いことではありません。

ただ、その「第一目標」がお金であるのならば、僕はそういう人生は歩みたくないなと、そう思っているだけなのです。

自分が今やっている仕事に対して、どういう思いでやっているのかを知っておくことだ。するとお金以上の何かを得るために、僕らは仕事をしていることに気が付く。

ライスワークでいい

僕は毎日(ほぼ365日)、英語を教えようとオフラインからオンラインまで駆け回っておりますが笑、そこには明確な「目的」があります。

何よりも自分は、教えている時が幸せなのだ

ということ。

それによって感謝されるだけでなく、その感謝を得て、

  • また自分も学んだり
  • 頑張りたいと思えたり

しているからです。

以前には、

学校を作ってみたい

という夢がありましたし、いまだに「潰えた夢だ」と思っているわけでもありません。

それでも、

今、自分のやりたいように教育することができている

と思えているのであれば、それはそれでいいと思っています。

  • 有名になりたい
  • 会社を大きくしたい

という発想は、見栄を張りたかったり、他人からの要求に従っていたりする場合もあります。

何度も言いますが、それ自体は決して悪いことではありません。

ただ、「自分のやりたいこと」は自分で決める必要があり、

  • 方向転換をしたり
  • あえて辞めてしまったり

することもまた、時には必要です。

僕の場合、今の仕事はとても地味ですし、公務員時代ほど稼げません。

それでも、

お金のためにやっているわけでもないし、自分が本当にやりたいことをやるべきだ

と感じているからこそ、今の仕事に落ち着いているのです。

そういった意味では、僕の仕事は生きるためにやっている「ライスワーク」でありながらも、それと同時に「ライフワーク」でもあります。

最強なのは、

  1. 好きなことであり
  2. かつそれで稼げること

ですよね。

思いっきり稼ぎたい場合は、もしかしたら全く興味のないことに手を染めて、ガッと稼ぐ人もいるかもしれません。

しかし僕は、そういうことで財を成したいわけではないということ。

ここが明確であればあるほど、

自分は何のために働いているのか?

という問いに、すぐに答えることができるようになるのですね。

自分が生きるために働ければよく、かつそれが自分の一番求める仕事であればなお良い。そんな仕事を追求していこう。

その先にあるもの

お金を稼いだ後に何があるのか。

この点については、多くの大富豪が言及していることがあります。

どんなに稼いでも、上には上がいるよ

と。

お金を稼いだ先に「何か人のために役立つこと」をすることができるのであれば、僕はそういう目的があってもいいと思っています。

しかし人間には限界があるように、どんなに財を成しても「救えるもの」とはとても小さな規模です。

「だから稼がなくてもいい」と言いたいわけでもないですし、そりゃあ宝くじが当たれば誰かの何かのために使ってあげたいものです笑。

ただ、

お金を稼ぐプロセスはどう考えてる?
じゃあ、それだけお金を稼いでやりたいこととは?

と、その20代の彼に聞いてみますと、

うーん、考えちゃいますね笑

と言っていました。

ここを定めずに「お金を稼ぐこと」をしても、ぽっかりと穴が空いてしまうのです。

僕は大富豪でも何でもありません。

別に偉いわけでもなく、一教育者でしかありません。

しかし、自分の人生において「答え」を知っているのは自分自身だけだということは、他の人よりも考えてきたほうだと思っています。

ある意味、

豪邸が欲しいんだ!ボートも自家用ジェットもなぁ!そのために稼ぐんだ!プロセスなんかどうでもええわ!

と思い立った人がいるとすれば笑、それはそれでいいのではないかと思っているくらい、答えとは人それぞれまちまちです。

ただ僕は、そういう物欲的な部分に興味がないだけですし、もしそれが「見栄」から来るのであれば、それは他人の人生だと思っています。

そう考えますと、様々な邪念を振り払っていけば、

実はそこまでお金って要らないんじゃね?

と思えてきます。

何かを救うために、何億何兆という財源があればそれはそれで使いたいものですが、僕が思うにそれはもはや国の仕事です。

あるいは、大大大企業くらいじゃないでしょうかね。

でも、そうした「困窮している人々」にお金を配分するのは基本「国」であって、各々の生活でそこまでの大金は必要ありません。

教育費や養育費なども、政府が責任を持って支援するのがいいのかなと。

だから、僕ら個々人(特に僕のような一般人)は、

じゃあ稼いだ先に何があるの?

と考えておくべきです。

僕が仮に稼ぎまくったとしても、それは投資や最低限の生活防衛資金くらいに費やすのかなと。(今の生活に十分満足しているので)

そうやって自分の「仕事に対する認識」を絞っていくことで、その先の人生とどういう繋がりがあるのかがわかってきます。

すると「仕事に何を求めているのか?」ということに集中することができ、自分にとって一番いいと思えるものを選ぶようになるのですね。

稼いだその先に、一体何が自分にとって必要なのかを考えておくと、また自分がしている仕事の見え方も変わってくる。個々人ではお金はそこまで必要ないというのが、僕の見解だ。

おわりに

稼いで何をしたいのか。

副業や投資に興味が出始めた、2020年頃。

しかし、

それもまた、人生の全て(答え)ではなさそうだ

と思えている今日この頃です。

いつでも「その先」を考えて、適切にお金を使っていますと、より人生は豊かになってゆくでしょうね。

それではまた!

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