こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
先日友人に会いに、初めて鹿児島に行くことになりました。
いろんな価値観やお金の話をしましたが、やはり「人との繋がり」についてはみなさんが大切にされていたことでした。
人生において、何が大切かと言われた時、みなさんは何を思い浮かべますか?
- 愛
- お金
- 友人
- 家族
- 名声
など、それぞれ異なると思います。
大切なのは、自分の軸を強く持つことです。
今日は、僕が社会資本(人との繋がり)を大切にする理由についてお話しします。
社会資本が強い人は、強い。
「友達が多い方がいい」
僕はそうは思いません。
それは「数」という、表面上の数字だけを捉えているからに過ぎないからです。
一方で、少なくても深ければいいということでもないと思っています。
要はバランスが大切です。(いつも通り)
冒頭でお伝えした「社会資本」とは、簡単に言えば「人との繋がりがどの程度あるか」を量る資産だと思えばいいかと思います。
本来の意味は分野によって変わってきますが、僕はこの「社会資本」が最も大切なものだと思っています。
それは、人が社会的動物だからです。
というと、
と言われてしまいそうですね笑。
しかし僕は、人生が少しずつ豊かになってきたのは、他でもなく友人や仲間、家族のおかげだと思っています。
先日、福山雅治さんとヒカキンさんの対談を見た時に、福山雅治さんは、
とおっしゃっていて、謙遜とかそういうのじゃないんだなと、すぐにわかりました。
もちろん、あとの1割は努力しなければならないのですが、ある程度(いわゆる)「成功」に繋がるのは、「人との繋がりだ」というのです。
これをserendipityと言います。
最近流行っている言葉であり、簡単にいうと「運の強さ」ですかね笑。
しかしそうなるためには、本人の「運を引き寄せる努力」も必要になってきます。
と思いますよね笑。
福山雅治さんの言葉を借りれば、
「人生が成功するかどうかは9割『運』によるものだが、その運を引き寄せるには1割の努力が必要だ」
ということです。
それは行動だったり、人との繋がりだったりするのでしょう。
それを聞いて僕は、やはり「社会資本」の大切さを感じました。
「成功したいなら大切にしよう」という意味ではありません。
それ以上に、福山雅治さんの言葉は深い意味を帯びていたからです。
社会資本は直接的にお金にならない
「顧客」を社会資本というならば、確かに、
「人との繋がり」=「買い手の多さ」
という式が成り立つこともあります。
しかし僕が伝えたい「社会資本」とは、「その関係性を超えた関係」です。
いわゆる、
- 親友
- 仲間
に当たると思います。
みなさんの人生にも心当たりがあるように、そのような人々は、
- 話を聞いてくれたり
- 一緒に笑い合ったり
- しんどい時に救ってくれたり
と、自分の人生を支えてくれる存在となります。
だからこそ、その価値はお金以上のものがあり、みなさん自身もその友人たちも損得で関わり合っているような関係ではありませんよね。
すると、ここで疑問に思う人が出てきます。
と。
結論から言いますと、
「無理に増やす必要はないが、増えていくことは素晴らしいこと」
だと思っています。
一見「経済的に無価値」な関係であったとしても、人生においては価値のある関係は、あるに越したことはありませんからね。
この「社会資本」が育つような人というのは、人を呼び寄せる力があり、人格者であると思うからです。
確かに。
僕もそう思います。
ただ、自分が何か困った時やツラい時、一緒に笑ったり泣いたりしてくれる仲間がいたほうが、僕は人生においていろんなことができると思っています。
僕にはやりたいことがまだまだあり、それらは一人ではできません。
物理的に手伝ってほしいわけではなく、精神的に支えてもらうのです。
それなら人との繋がりを、
- 広く
- 深く
- 強く
持っておきたい。
それが時に、自分の窮地を救ってくれる。
そう信じています。
また、友人や家族が困っていたら、僕もすぐに飛んでかけつける。
その関係性が人生を豊かにしてくれますし、マイナスの部分をプラスに変えてくれるのです。
自分軸を強く持っておこう
先ほどからお伝えしているように、必ずしも「社会資本が全てだ」ということはありません。
そこに、しっかりとした自分の考えや軸があるかどうかがポイントです。
- 自分にとって友人は必要なのか
- 逆に苦しくなってしまわないだろうか
たまに距離を置いたり、接する人を変えたりすることも大切な行動です。
というスタンスを持つこと自体は、決して悪いことではありませんが、人と関わっていく中で、
と、思い悩んでしまうと言った「逆効果」も見られることがあります。
自分の軸がブレブレだと、人と会う度に自分の「アイデンティティ」が揺らいでしまいます。
また、自分の軸がいかにしっかりしていても(あるいはしっかりしているからこそ?)、繋がりを増やす必要のない時もあります。
その都度の調整が必要ということですね。
僕は「人と会えば会うだけいい」と思っている一方で笑、自分の時間も大切にしたいですし、時に苦しくなることも自分でわかっています。
それは各々のスタンスでよく、何が正しくて何が間違っているということはありません。
ただ自分の軸を持っておくことで、人と会う時にしっかりと立つことができるようになります。
そうすれば、人と会うことも億劫ではなくなります。
実は、僕はそんな状態であったとしても、人と会っていいと思っています。
人と会う中で、自分を見つけられることもあるからです。
自分のことがわからなくなったら、また一旦深呼吸をする。
そして「自分の軸」を見直し、再び人と会ってみる。
確かに人と会うことはツラかったり、面倒臭かったりする作業です。
僕自身もそう感じる時があります。
ただそれ以上に、
- 自分のことが客観的にわかったり
- 人生を豊かなものにしてくれたり
するものだとも思っています。
自分の「あり方」も大切にしながら、ほどよい感覚を見つけて人と出会っていきましょう。
おわりに
「社会資本」を最大化させようとすることは、とても聞こえがいいものです笑。
しかし大切なことは、自分で考えてその距離感や規模感を調整することにあります。
人それぞれに考えや価値観があり、キャパや接し方の好き嫌いもあります。
社会資本が少なくても、その深さがあれば事足りることもありますし、社会資本が広く浅くても、関わり切れずにいい関係が保てない時もあります。
それもまた、その人自身の裁量によって決めていけばいいことなのです。
自分で自分の歩みを確認しながら、人との付き合いを調整していきましょう。
その際は、自分をしっかりと持つことも大切ですし、あるいは自分を再確認する機会にしてもいいですね。
僕は少しずつ、社会資本を増やしていこうかなと思っています。
みなさんも改めてご自身のスタンスを見直してみてはいかがでしょうか。
それではまた!
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