こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
外はめっきり寒くなってきまして、僕もポロシャツから徐々にワイシャツとスーツに移行し始めてきました。
僕と言えば「ストリート系」、ストリートといえば「ラフでゆるい格好」ですよね。
僕も一昔前はネクタイを締めるのが面倒だったり、カチッとしすぎている服装はそこまで好きではありませんでした。
しかしひとたび秋や冬と言った寒い季節がやってきますと、しっかりとスーツを着る機会を増やすようになりました。
極論、ファッションなんて人それぞれですから、
- スーツを愛でたいわけではありませんし、
- 「スーツを着ていくのが絶対だ」とも思ったことはありません。
むしろ「なんであのすずきが?」と思う人が多いかと思います。
僕なりの、
- どうしてスーツを着るのか?
- ネクタイをピン留めしてカチッと出勤するのか?
の理由を、お伝えしていきたいと思います。
学校の先生の服装とは?
結論から言いますと「自由」です笑。
ジーパンを履いてくる人もいますし、おしゃれに着飾ってくる女性の先生もいらっしゃいます。
体育の先生や工業関係の授業をされる先生方は、いつもジャージや作業服です。
「ゆるい格好でいたい」と思えばそれでよく、私服に近い服装で授業を行なっても、なんら問題はありません。
学校によってはある程度方針がある場合もありますが、基本のベースは「自由」と考えていいと思います。
始業式や卒業式、保護者が見える場ではスーツを着る男性教員は多く、女性の方も気にされてキレイめな服装で出勤されます。
そこで、なぜあえてスーツを着てネクタイをピン留めして、授業を行なうのかと思いますよね。
様々な理由がありますので、お伝えしていきます。
面倒くさくない
学生時代、制服を着ていくことほど楽なことはありませんでしたか?
- いちいち服を選ばずに、
- いつも決まりきった服を着ていくこと
は、僕にとってはストレスがなくて本当に「楽」でした。
社会人でオシャレをして…となってしまうほうが、僕にとってはツライのです笑。
僕は礼服としてのスーツ(普通に着ていきますが)、その他3着を合わせて4着のスーツを持っているのですが、実はそれらを順番に着まわしていくだけです。
なんの高等テクニックも必要ありません。
ちなみにどれもスリーピースで、ジレがついています。
ワイシャツもクローゼットの並び順通りに着ていくだけですので、そこまで色も多色あるわけではなく、自動的に決まっていきます。
「まるで量産型のロボットのような生活で、さぞかし面白みのない人生なのでしょうね」
と言われそうですが、その通りなので全く反論ができません。
それが僕にとっては気持ちが楽であり、スーツを着まわしてしまう理由ですね。
僕は「精神的な楽さ」のほうをとっているんですね。
ナチュラルにかっこいい
やっぱりなんといってもこれでしょう。
スリーピースでカチッとキメていきますと、女性陣からもれなく「今日はお出かけですか?」と聞かれること、間違いありません。
さらに痩せてきたことも合わさって、なかなかクールに着こなせて…いると信じています笑。
どうしても先生という職業柄、楽な格好をしたがる先生が多いですしそれを否定はしません。
ただ、きちっとした格好は目立ちますので、
「すずき先生は意外としっかりとしているんだな」
というギャップの印象を与えることができます。
一方で「大事なときのために」と、普段はあえてスーツを着ない先生もいます。
そういった考え方もありでしょう。
僕の場合は、そうしてしまいますと永遠にスーツを着なくなりそうですので笑、「着られるときに着ておこう」という貧乏性の発想をフル稼働しています。
「毎日かっこよく!」と、かっこよくない人がそれなりに頑張っていますので、陰ながら応援していてくださいね。
気合いが入る
朝からビシッとスーツを着ていくプロセスは、自分の精神をワンランク上へと上げてくれる時間です。
僕はこの作業が面倒で、スーツを着たくなかった時期もありました。
しかしこうして身なりを「ととのえて」街中をあるきますと、ちょっとばかり自分が崇高な存在になったかのような錯覚に見舞われます。
勘違いも甚だしいものですが、こうして自分を「だます」ことによって高揚感が得られるのです笑。
ある程度身なりを整えておきますと、所作にも気を使えるようになってきます。
例えば、
- ゆっくり姿勢良く歩こう。
- 言葉使いに気をつけよう。
- 生徒対応を丁寧にしよう。
といった細かな部分です。
「またまた〜。スーツを着ただけでそんなところまで気にならないよ」
と思っているそこのあなた。
ぜひ一度スーツを着て、出勤してみてください。
(そもそもビジネスマンの方々は、僕よりキチッとスーツを着こなしていますよね)
夏が明けて冬に突入してきましたから、タイトルにもある通り、朝から気合いを入れる「仕事の戦闘服」として、スーツを着て行くことにしています。
朝の時間を有意義にしようと思える
昔、スーツを着ていくことに抵抗があったのは、何より「僕が苦手な朝」にわざわざ時間のかかる「スーツを着ていく」という作業にストレスがあったからでした。
しかし、最近の朝へのアプローチの仕方が変わったおかげもあり、冬の寒い朝にこうしてスーツを着る時間を確保しようとも思い始めました。
なんともおかしな話に聞こえてしまいますが、本当に朝が苦手だった僕は、
「1分1秒も無駄にしないような服装」
を着たくて仕方なかったのです笑。
しかし今は生活改善のおかげもあり、朝の時間にスーツを着るという、たった数分を確保することができるようになりました。
僕にとっては「余裕を持ってスーツを着る」という行為には大切な意味があり、朝の時間の改善にもなり得るのです。
気合いを入れることと合わせて、朝にゆったりと準備をして自分に喝を入れるのも、また気持ちのいい朝になるのです。
気をつけていること
僕は「スーツ、スーツ」とスイーツ並みにスーツを推しているように見えますが笑、持っているスーツは8〜10年ほど使っております。
ええ、言いたいことはわかります。
「さっさと買い換えろ」ですよね笑。
しかしこれは、貧乏性が高じて「買い換えたくないのだ」というわけではありません。
注意していることは、
- 消耗品ではあるものの、数年ごとに買い換えるつもりはない。
- 高額なスーツを着て「見栄」を張りたいわけではない。
という点です。
もちろん買い換えても全く問題はなのですが、「スーツを着ていくこと」自体に重きを置いているため、数年ごとに「新しいスーツ」を着ては、
- 「しっかりと自分を見せたい」
- 「ちゃんとしたものを着たい」
という考えには繋がらないのです。
今着ているスーツがどうしてもしわくちゃで、人前では着られないようなものであれば、破棄しますし買い換えもします。
現在は持ち前の「物持ちの良さ」によって、しっかりと着ることができるレベルですので、十分です。
そういう点においては、スーツへのこだわりはないと思います。
僕よりも「もっとこだわりのある人」は、シーズンごとに買い換えていたりもします。
それこそビジネスマンや営業を中心としている方は、むしろそのほうがよいのかと思います。
僕はあくまで教師として「無駄に」スーツを着ていますので笑、その辺の価値観は職業によって違ってくるかもしれませんね。
また、高額な「数十万するスーツを着たい」というわけでもありません。
とにかく自分の精神的な高揚感や、ストレス軽減につなげるための「スーツ出勤」なのです。
これは人それぞれです。
- もっとこだわりのある人もいれば、
- 僕よりもこだわりのない人もいます。
僕は極端を好みませんので、「まぁよし」と思えるくらいでとどめています。
教師にとっても、それくらいの感覚がちょうど良いのではないでしょうか。
おわりに
スイーツ系男子ならぬ、「スーツ系男子」まで取り扱っております。
長く着ている「戦闘服」ですので、確かにくたびれてしまっている部分もあります。
そこらへんは僕の判断で、今後買い換えていくかもしれません。
とはいえ、
「朝にゆったりと時間をとってスーツを着ていく」
というプロセスは、毎朝気合いが入りますし、やはりテンションも上がります。
「今日は何着て行こうかな?」とファッション好きの人が、お出かけ前にテンションを上げるのと一緒なのかな、と。(たぶん違うかもしれません笑)
僕の場合は、スーツを着る作業がある程度「自動化」していますので、それがまた性に合っているのでしょう。
生徒にどう見られているかはわかりませんが、「かっこいいな」と思われていれば嬉しいです。
この寒くなっていく季節の移り変わりの時期から、僕はスーツを着て戦場に向かっていくことにします。
それではまた!
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