ボランティア精神で与えすぎてはダメ【TAKERから身を守ろう】

幸せ

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

以前僕は、TAKERについて幾度となく記事を書いてきました。

TAKERとは「人から奪うこと」だけを考えている人のことであり、与えようとせずに「もっとくれ!」と要求してくる人のことを指します。

僕も以前は「TAKER気質」があり、なんでもかんでも、

もらえないかなぁ…

待っている側の人間でした。

でも本来は、そうあってはいけませんよね。

お互いにとって良くないからです。

今日はTAKERについて、改めて考えていきます。

TAKERからは離れよう。あげることとは、全てが正義というわけではないのだ。

本当の優しさではない

僕が2020年からいろんな書籍を読んで思ったことは、

何も、与えるだけが「GIVE」ではない

ということでした。

僕は朝活として英語を教えてはいますが、自分のやりたい範囲でやっているだけであって、

こうしてほしい
ああしてほしい

という言葉には、容易には乗りません。

だったら自分でやってくれ

と思うからです。

特に日本人は優しいこともあって、

この人にこれだけしてあげれば…

と思いがちです。

ただ、そういうTAKERに限って、その人からさらにまた搾取(=TAKE)しようとしてきます。

お?こいつはなんでもくれるぞ!

とね。

それは、

  • GIVERにとっても
  • TAKERにとっても

意味のないことです。

どちらかが消耗してしまうからですよね。

僕が思う「本当の優しさ」とは、必ず自分のことを守った上で相手に与えることだと思っています。

なりふり構わず与えるような「聖人のような人」も中にはいますが、やはり基本としては自分の生活をしっかりと安定させられていることが重要になってきます。

  • 疲弊してしまう
  • ストレスが溜まってしまう

こんな中で与えるものなんて、なんの優しさでもありません。

ただ、

与えている自分、なんていい人なんだろう

自己満足している人がいることも否めません。

僕の朝活も自己満足の範疇ではありますが笑、やはりみんなにも楽しんでほしい気持ちはありますし、与えている自分を俯瞰して「悦に入っている」わけでもありません。

本当の「与える優しさ」とは、ちゃんと自分のことができてから、ですよね。

そんなこともできないのに、ずっと与えていますと、

まず自分のことは大丈夫なの?

と思ってしまうのです。

与えることにおいて本当に大事なこととは、与えている自分に満足することではない。自分を持った上で相手に与えることなのだ。

見極めて離れること

いろいろと書籍や実体験から学んだ僕は、

イヤだと思ったら離れる

ということを前提にしています。

例えば、こちらが誠意を持ってやっている中でも、

  • 平気でいちゃもんをつけてきたり
  • こうしてほしいと指示ばかりをしてきたり

する場合は、

それは違うでしょ

と思って、その人から離れるようにしています。

人間関係を壊したくない

と言う人も中にはいますが、そうした不健全な関係を保ち続けているほうが、結果的にどこかで取り返しのつかない関係性になってしまいかねません。

見極めるのは至難の業(わざ)でもなんでもなくて笑、

あ、こいついつも取ろうとしているだけで、何も与えようとしないな

と思ったら、その時点で離れればいいだけのことです。

優しいみなさんの頭の中には、

いや、でも根はいいやつだからなぁ…

とか、

普通に会うだけなら楽しいやつだしな

と、なんだかんだで「付き合うための言い訳」を探してしまいます。

それは裏を返せば、

  • 好かれていたい
  • 嫌われたくない

という気持ちの表れとも言えます。

そうやって「八方美人」でいようとする人は、いつか足元をすくわれます。

先述した通り、そうした人とは「優しい人」として見られたいだけであって、実際は消耗していっています。

だから無理はせず、ふと気づいたらフェードアウトでも、後述するように「はっきりと言うこと」でも構いません。

必ず関係を断たなければいけないのです。

僕はそうやって、グダグダと関係を続けてゆくことに嫌気がさした人間でした笑。

大切なことはいつでも、自分を守ること。

それゆえに与えられるわけですからね。

そのためには、人から離れることもまた重要なことなのです。

この人はTAKERだと気づいたら、離れることもまた大切な決断だ。自分を押し殺すことなく、はっきりと関係を断つこともまた、人生の幸福度に大きく関わってくるのだ。

ハッキリと言うこと

もう一つの手段としては、強くオススメはしませんが、「ハッキリと言うこと」です。

人はそんな簡単に変わることはありませんが、

ギリギリだけどいい関係を築いていきたい

と思うのであれば、逆にハッキリと言うことも大切です。

僕は「イヤだな」と思ったら(その人が嫌いというわけではない)、

  • 直接言う
  • DMをする

などして、自分がどう感じているかを伝えることもあります。(ケースバイケースですが)

何を偉そうに!

と思われるかもしれませんが、もとはと言えば先にTAKEしてきたのはその人なのですから、こちらから率直な意見を伝えることに、何も悪いことなんてありません。

別に僕も、

  • 相手を傷つけたい
  • 論破して気持ちをへし折りたい
  • 関係を悪化させて、わからせてやりたい

といった気持ちがあるわけではありません笑。(やばいやつ)

あぁ、なんかこの人TAKEしてきてるなぁ

と感じましたら、

こうこうこういう理由で、ちょっとやめてほしいんですよね

と丁寧に言うようにしています。

反応は当然、以下のようなパターンでして、

  1. 謝って行動を直してくれるか
  2. 言い訳をしてまたTAKEしようとするか
  3. 激昂して自分が悪くなかったかのように暴言を吐く

などですかね。

二つ目、三つ目の場合は、もう「離れる」を選択したほうがいいのですが、そういう人に限って、しつこくTAKEしようとし続けてきます。

悩む必要はありません。

さっさと縁を切りましょう。

必ずしもハッキリと言う必要はありませんが、先ほどの「離れられない人」と同じ印象としては、

嫌われたくない

という気持ちが強い人なのではないでしょうか。

特に与えている人は、その行為から感謝されがちです。

とても嬉しいことですし、誇らしいことでもあります。

ただ、それでもTAKEされている人とは、「自分のことをちゃんと保てていない人」なのだと、僕は認識しています。

与える行為とは、感謝されるがゆえに「中毒性」があります。

でもその「蜜」を吸おうとすればするほど、群がってくる人もたくさんいるということを忘れてはいけません。

ダメだよ。これ以上は与えられないよ。自分で頑張ることも大事だよ

と伝えることもまた、一つのGIVEだと思うのです。

優しく伝えた上で、それでも理解ができないようでしたら、もう離れる決意しましょう。

伝えることにはエネルギーを使いますが、とても大事なことなのです。

ずっとTAKEしてくる人にも、ハッキリとNOを伝えるようにしてみよう。それでも改善が見られなければ、そっと離れるまでだ。

おわりに

GIVEをすることは素晴らしいことです。

一方で、その人に対してちゃんと伝えたり、イヤなものから離れたりすることもまた、とても大事な動きだと思っています。

まず最初に大事にしなければならないのは、自分だからです。

その上で人に与えていきましょう。

それではまた!

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